ハーゲンダッツが好き!
私はハーゲンダッツのアイスクリームが大好きです。
アイスの中でも最高峰。
ダッツはとっておきのご褒美。
そんなハーゲンダッツは季節ごとに新作が出ます。
期間限定のその季節だけの特別なダッツ。
私はこれが楽しみなのです。
楽しみにしているのは私だけではありません。
うちの子どもたちも大好きなのです。
なので新作が出ると必ずひとつ買って帰ります。
そしてこのひとつのダッツを4人で食べるのが幸せのひとときなのです。
新作抹茶のオペラ
先日、新作「抹茶のオペラ」が発売になりました。
実家の母と買い物に行っていた私はコンビニでそれを見つけると自分のカゴにひとつだけ入れました。
すると母は
「そんな淋しい食べ方させんと、人数分買ってあげなさい」と言って抹茶オペラを3つ、自分のカゴに足しました。
母が買ってくれたので4つのダッツがテーブルに並びました。
ひとり1個ずつ食べるダッツ。
なんて贅沢なんでしょう。
抹茶オペラは通常のダッツよりもさらに高く1つ449円です。
4つで1700円以上します。
私なら絶対買わない金額です。
子どもたちとひとり1個いただきました。
ダッツは間違いありません。
もちろん美味しかったです。
しかもスペシャリテの抹茶オペラです。
でも…なんか違う。
なんだろう?
みんなで食べるひとつのダッツ
新作のダッツ、いつもはみんなで食べます。
晩御飯を終えてお風呂も上がってのんびりリビングで過ごすなんでもない時間です。
その時にみんなで顔を寄せ合ってひとつのダッツを囲むのです。
ひとくちずつ順に食べます。
この時だけは素直に「あ〜ん」で口を開ける息子がかわいい。
私に「あ〜ん」してくれる長女もかわいいのです。
なにかが違うと感じたひとり1個の贅沢ダッツ。
きっと距離感が足りなかったんだと思いました。
ひとり1個ずつ各自で食べるダッツ。
もちろん美味しかった。
だけど、顔を寄せ合って口を開けて次のひとくちを待つツバメのヒナのような距離感はみんなで分け合うからこそのものなのだと思いました。
ひとり1個ずつ食べていると感じられない、なんとも言えない幸せの時間をひとつのダッツはくれていました。
みんなで食べるひとつのダッツ。
ひとり1個ずつ買ってあげられるくらい稼いで食べさせてあげたいけれど、このダッツタイムはこれからも続けたい。
子どもたちは成長します。
いつまでもわけっこで満足はしないでしょう。
自分でアルバイトして好きなだけ買う日が来るのかもしれません。
でも…
それまでは…
よんぶんこして食べるダッツの時間をあと少し大切にしたいです。