浅間神社で“福矢”作り

初詣に多くの人が訪れる静岡市の静岡浅間神社では来年のえと、「いぬ」の絵馬を開運祈願の「福矢」に取り付ける作業が始まりました。
静岡市葵区の静岡浅間神社には、毎年、正月の三が日に約50万人が初詣に訪れます。
神社では正月を迎える準備が進められていて、8日は朝から10人ほどが集まって来年のえと「いぬ」が描かれた絵馬を開運祈願の「福矢」に取り付ける作業を行っています。
静岡浅間神社では、破魔矢を「福を招く矢」という意味で福矢と呼んでいて、長さ60センチと90センチの矢に加えて、魔除けの効果が強いとされる朱色に塗られた矢のあわせて4種類があります。
作業は今月中旬まで行われ、あわせて約8000本の福矢を用意するということです。
静岡浅間神社の西村里菜さんは「家内安全や商売繁盛など、みなさんの願い事がかなうように丁寧に絵馬を取り付けています」と話していました。
静岡浅間神社では、これから年末にかけて境内のすす払いをしたり、鳥居のしめ縄を取り替えたりして、新年に向けた準備を進めていくことにしています。