ここでは行政書士事務所を開業するのに必要なインターネット回線について解説していきます。
インターネット回線の会社を選ぶポイントやおすすめ、注意点などを紹介します。
是非、ご自身の開業の際には参考にしてみてください。
それでは、具体的に見ていきましょう。
まず何よりも最初に用意しなければならないのがインターネット回線です。
これさえあれば、行政書士業務に必要なインターネット、電話、FAX、すべてに対応できます。
おすすめポイントはインターネットを光回線にすることです。
光回線は通信速度が圧倒的に速いです。
行政書士業務はスピードが大事です。
ネットで手引きを確認したり、書類等をダウンロードすることも多いです。
作業効率やお客様のことを考えると、無駄な時間はかけないよう光回線にするのが望ましいでしょう。
また後述しますが、光回線のインターネットは固定電話に光ファイバーを使用したひかり電話というものが使えます。
こちらは料金も安く、業務に必要なオプションサービスもあるので、必ず光回線のインターネットにしましょう。
インターネットは光回線にして、行政書士業務のスピードを上げる
では、次にどこの光インターネット回線を選んだ方がいいのかという問題になります。
現在は、様々な光インターネット回線の通信会社があり、そのサービスも多様化し、さらに複雑になっています。
色々と資料を見たり、話を聞いてもイマイチよくわからないという方も多いと思います。
多くのサービスを見比べてみたけど、結局、どこがいいのかわからなくなってしまった
という経験はないでしょうか。
実はそうなるのは当たり前なのです。
実際のところは、料金や通信速度などは、どの光回線会社でも、さほど変わらないからです。
安く見えても、どこかでその分の差額を調整しています。
ですので、色んなインターネットサービスを比較検討しても、実はあまり変わらないのです。
しかし、他の光回線会社と決定的に違うところが1つあります。
それはNTTの「フレッツ光」です。
こちらに記事に詳しく書いていますが、行政書士事務所を開業する際には固定電話も用意しておくことが必要です。
固定電話は光ファイバーを使った「ひかり電話」が安いのでおすすめです。
そして、そのひかり電話には、行政書士業務を行っていく為に必要不可欠なオプションサービスを付けなければなりません。
その行政書士業務を行っていく為に必要不可欠なオプションサービスの全てが揃っているのがNTTの「フレッツ光」なのです。
ひかり電話と光インターネット回線はセットなので、ひかり電話をNTTにするということは光インターネットもフレッツ光にするということになります。
インターネット回線は固定電話のオプションが全て揃っているNTTの「フレッツ光」
それでは「フレッツ光」の申込方法を解説していきます。
申し込みはインターネットからすることができます。
まずは「NTTフレッツ光・ひかり電話」のホームページへアクセスしましょう。
「スピード見積り お問い合わせ」のメールフォームをクリック
トラブルを避ける為にも、必ずメールフォームから見積書をもらいましょう。
こちらのようなバナーです
スマートフォンの場合はこちらのバナーです
必要事項を記入
とあるものは必ず記入しましょう。
質問や要望がある場合は、備考欄がありますので、そちらに記入してください。
※ひかり電話にする場合は、備考欄にその旨を記入しておきましょう。
専門の担当スタッフから連絡
その後、専門の担当スタッフから連絡があります。(メールアドレスでの対応も可能です)
※ひかり電話にする場合は、念のため、この時点でも担当者へ伝えておきましょう。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
↓
「ひかり電話」
開通工事日を決定
見積額や問合せ事項を確認してインターネット開通工事日を決めます。
インターネット開通までは早くて2週間~1ヶ月程度かかります。
開通工事
当日の開通工事はおよそ30~1時間程度で作業は完了します。
申し込みの注意点
このように手続き自体は簡単ですが、注意点としてはインターネット開通まで意外と時間がかかることです。
早くて2週間~1ヶ月程度ですが、利用する建物や混雑状況によっては遅れる場合もあります。
通常は1ヶ月ほど、かかると思った方が良いでしょう。
インターネット回線が開通しないと開業に必要な他の作業も進めれないので、早めに手続きを行うことをおすすめします。
もうひとつの注意点は電話ではなくホームページのお問い合わせフォームから申し込むということです。
電話した場合、オペレーターに繋がりますが専門スタッフではないので、サービス内容にあまり詳しくありません。
お問い合わせフォームから申し込んだ場合は、専門の担当スタッフから連絡があります。
そちらの方と直接やり取りした方が手続きも早いです。
またオペレーターとは口頭でのやり取りなので誤解や聞き間違いなどもあります。
私はこんな経験をしたことがあります。
あるインターネット回線会社に電話でオプションの見積りを依頼したところ、オペレーターから「それはオプションサービスに入っていない」、と言われたことがありました。
向こうがそういうのなら間違いないと思い、その場は引きましたが後日調べてみると、やはり私の方が正しかったということがありました。
その旨を伝えると、やはりオペレーターの認識不足だったことがわかりました。
そのせいで、手続きをやり直すことになり、さらに時間がかかってしまったのです。
従って、電話での申し込みはおすすめできません。
また見積書も必ずもらってください。
サービス内容などについてお互いに勘違いしているという場合もあります。
余計なトラブルを避ける為にも、必ずメールフォームから見積書をもらいましょう。
既にフレッツ光の回線を引いている方
既にフレッツ光の回線を引いている方でまだひかり電話に加入していないという方はこちらの記事を参考にしてください。
↓
「ひかり電話」
建物や地域によっては「フレッツ光」を申し込めないという人もいると思います。
そんな方におすすめなのは、KDDIのauひかりです。
auひかりにも、ひかり電話があります。
フレッツ光のひかり電話同様、オプションサービスもつけることができます。
しかし、auひかりの場合、フレッツ光のひかり電話よりオプションサービスが少なく、業務に必要なオプションを全てつけるということはできませんので、ご了承ください。
それでは「auひかり」の申し込み方法について解説していきます。
申し込みはインターネットからすることができます。
まずはauひかりのホームページにアクセスしましょう。
「カンタンお申込み」のバナーをクリック
ページの右側に「カンタンお申込み」というバナーをクリックします。
このようなバナーです
(スマホの場合はぺージの下部にあります。)
必要事項を記入
申し込み画面になりますので、必要事項を記入してしてください。
と書かれているものは必ず記入しましょう。
専門スタッフから連絡
受付後、専門スタッフから連絡があります。
※ひかり電話にする場合は、この時点で担当者へ伝えておきましょう。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
↓
「ひかり電話」
その後の流れは以下の通りです。
申し込み登録
↓
工事日の連絡
↓
利用開始の案内と在内機器が届く
↓
回線工事(工事の際は立会いが必要です。)
↓
在内機器の接続
↓
利用開始
申し込みの注意点
注意点としてはインターネット開通まで時間がかかることです。
特に一戸建ての場合は3~6週間かかります。
利用する建物や混雑状況によってはもう少しかかる場合もあります。
インターネット回線が開通しないと開業に必要な他の作業も進めれないので、早めに手続きを行うことをおすすめします。
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