エンジェルスはロサンゼルスから南に40キロ余り離れたカリフォルニア州アナハイムに本拠地を置いています。
チーム創設は1961年で、1997年から2001年までは長谷川滋利投手が、2010年には松井秀喜選手が、2011年から2012年には高橋尚成投手がプレーしていました。
2002年にはワールドシリーズ初出場でワールドチャンピオンになっていて、今シーズンは西部地区で2位でした。
日本ハム 大谷翔平 エンジェルスに入団で合意
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プロ野球 日本ハムから大リーグ移籍を目指している大谷翔平選手がエンジェルスに入団することで球団と合意しました。大谷選手は日本時間の10日午前に記者会見をして入団の理由などを説明することにしています。
ポスティングシステムを利用した大リーグ移籍を目指す大谷選手は、5日までに移籍先の候補に選んだエンジェルスやドジャース、それにマリナーズやジャイアンツなどアメリカの西海岸を本拠地とする球団を中心に7つの球団と契約の交渉を行いました。
そして代理人の事務所とエンジェルスは8日、大谷選手がエンジェルスに入団することで合意したとそれぞれ発表しました。
代理人は、大谷選手は交渉の際の面談を通じてエンジェルスと強いつながりを感じたほか、選手としてレベルアップし、大リーグでの目標を達成するためにはエンジェルスが最高の環境であると考え、移籍先に決めたとしています。
一方、エンジェルスも「大谷選手がエンジェルスの一員になることを大変うれしく思う。大谷選手とは契約交渉を通じて特別なつながりがあると感じていたのでエンジェルスに入団することにとても興奮している」というコメントを発表しました。
大谷選手は、日本時間10日の午前8時から本拠地のエンジェルスタジアムで記者会見して、入団の理由などを説明することにしています。
そして代理人の事務所とエンジェルスは8日、大谷選手がエンジェルスに入団することで合意したとそれぞれ発表しました。
代理人は、大谷選手は交渉の際の面談を通じてエンジェルスと強いつながりを感じたほか、選手としてレベルアップし、大リーグでの目標を達成するためにはエンジェルスが最高の環境であると考え、移籍先に決めたとしています。
一方、エンジェルスも「大谷選手がエンジェルスの一員になることを大変うれしく思う。大谷選手とは契約交渉を通じて特別なつながりがあると感じていたのでエンジェルスに入団することにとても興奮している」というコメントを発表しました。
大谷選手は、日本時間10日の午前8時から本拠地のエンジェルスタジアムで記者会見して、入団の理由などを説明することにしています。
エンジェルスとは
エンジェルスはロサンゼルスから南に40キロ余り離れたカリフォルニア州アナハイムに本拠地を置いています。
チーム創設は1961年で、1997年から2001年までは長谷川滋利投手が、2010年には松井秀喜選手が、2011年から2012年には高橋尚成投手がプレーしていました。
2002年にはワールドシリーズ初出場でワールドチャンピオンになっていて、今シーズンは西部地区で2位でした。
チーム創設は1961年で、1997年から2001年までは長谷川滋利投手が、2010年には松井秀喜選手が、2011年から2012年には高橋尚成投手がプレーしていました。
2002年にはワールドシリーズ初出場でワールドチャンピオンになっていて、今シーズンは西部地区で2位でした。
エンジェルスに決めた背景は
大谷選手が移籍先に選んだエンジェルスは大リーグでは中規模の球団です。代理人は「チームの規模や地域は関係なかった」としています。
大谷選手がこだわったのは、投打の二刀流という大リーグでも近年例のないプレースタイルだけに、起用方法をめぐる球団の理解を最も重視してきました。ヤンキースやドジャースといった伝統があり資金力が豊富な球団よりも、エンジェルスでは柔軟な起用が見込めるという判断があったと見られます。エンジェルスにはかつてひざの手術を受けたヤンキースの松井秀喜選手の希望を受け入れ、外野手として復活させた実績もあります。
またエンジェルスは、指名打者制度のあるアメリカン・リーグの球団です。大谷選手が選んだ交渉相手には指名打者制度のないナショナル・リーグの球団も含まれていましたが、エンジェルスでは、日本ハムと同じような形で二刀流を実現することが可能です。
大谷選手がこだわったのは、投打の二刀流という大リーグでも近年例のないプレースタイルだけに、起用方法をめぐる球団の理解を最も重視してきました。ヤンキースやドジャースといった伝統があり資金力が豊富な球団よりも、エンジェルスでは柔軟な起用が見込めるという判断があったと見られます。エンジェルスにはかつてひざの手術を受けたヤンキースの松井秀喜選手の希望を受け入れ、外野手として復活させた実績もあります。
またエンジェルスは、指名打者制度のあるアメリカン・リーグの球団です。大谷選手が選んだ交渉相手には指名打者制度のないナショナル・リーグの球団も含まれていましたが、エンジェルスでは、日本ハムと同じような形で二刀流を実現することが可能です。
発効から1週間で決定
大谷選手の移籍先は、大リーグへの移籍に必要な制度、ポスティングシステムの発効から1週間という早い展開で決まりました。
大谷選手が所属する日本ハムは、ポスティングシステムが発効されたアメリカ時間の今月1日に制度を利用する申請を行いました。これを受けて20を超える球団が獲得を希望しましたが、大谷選手はヤンキースなど複数の球団に対して契約する意思がないことを伝え、交渉相手としてアメリカの西海岸を本拠地とする球団を中心に7つの球団を選び、5日までに交渉を進めました。
交渉を行う期限は今月22日までと定められていましたが、それより大幅に早く8日、エンジェルスが移籍先に決まりました。
交渉が早い展開で進んだのは、大リーグのルールで、大谷選手が25歳未満のドラフト対象外の外国人選手として契約金などが低く抑えられることになっているため、金銭面での交渉に時間がかからなかったことも背景にあると見られます。
大谷選手が所属する日本ハムは、ポスティングシステムが発効されたアメリカ時間の今月1日に制度を利用する申請を行いました。これを受けて20を超える球団が獲得を希望しましたが、大谷選手はヤンキースなど複数の球団に対して契約する意思がないことを伝え、交渉相手としてアメリカの西海岸を本拠地とする球団を中心に7つの球団を選び、5日までに交渉を進めました。
交渉を行う期限は今月22日までと定められていましたが、それより大幅に早く8日、エンジェルスが移籍先に決まりました。
交渉が早い展開で進んだのは、大リーグのルールで、大谷選手が25歳未満のドラフト対象外の外国人選手として契約金などが低く抑えられることになっているため、金銭面での交渉に時間がかからなかったことも背景にあると見られます。
契約金や年俸は低くなる見通し
大谷翔平選手はエンジェルスと契約することで合意しましたが、大リーグ機構と大リーグ選手会の労使協定によって、契約金や年俸が低く抑えられる見通しです。
去年11月に大リーグと大リーグ選手会が合意した新しい労使協定では、アメリカ、カナダそれにプエルトリコを除く国や地域の25歳未満の選手や、プロのリーグでの所属が6年未満の選手が大リーグ球団と契約する際には、ドラフト対象外の外国人選手とみなされ、球団と選手との契約金に制約があります。
プロ5年目で23歳の大谷選手が大リーグの球団と契約する場合もこの規定が適用されます。
この条件でエンジェルスが使える金額はおよそ231万5000ドル(およそ2億6000万円)とアメリカのメディアでは報じています。
また、ドラフト対象外の外国人選手が球団と契約する場合はマイナー契約を結ぶことが定められています。マイナー契約から大リーグに昇格することができますが、年俸は大リーグ契約で最低限として保障されている金額になる見込みです。
2018年のシーズンでは大リーグの年俸の最低保障金額は54万5000ドル(6100万円余り)と決まっています。
去年11月に大リーグと大リーグ選手会が合意した新しい労使協定では、アメリカ、カナダそれにプエルトリコを除く国や地域の25歳未満の選手や、プロのリーグでの所属が6年未満の選手が大リーグ球団と契約する際には、ドラフト対象外の外国人選手とみなされ、球団と選手との契約金に制約があります。
プロ5年目で23歳の大谷選手が大リーグの球団と契約する場合もこの規定が適用されます。
この条件でエンジェルスが使える金額はおよそ231万5000ドル(およそ2億6000万円)とアメリカのメディアでは報じています。
また、ドラフト対象外の外国人選手が球団と契約する場合はマイナー契約を結ぶことが定められています。マイナー契約から大リーグに昇格することができますが、年俸は大リーグ契約で最低限として保障されている金額になる見込みです。
2018年のシーズンでは大リーグの年俸の最低保障金額は54万5000ドル(6100万円余り)と決まっています。
二刀流 ベーブ・ルースは94勝 ホームラン714本
大リーグでも投打の「二刀流」に挑戦した選手は複数いますが、代表されるのはベーブ・ルースです。
ピッチャーとして通算94勝。バッターとして通算714本のホームランを打ち「野球の神様」と呼ばれたスター選手です。
レッドソックスに所属した1918年にはともにふた桁となる、13勝を挙げ、ホームラン11本を打ちました。
アメリカのメディアでは「二刀流」の大谷翔平選手を「日本のベーブ・ルース」と紹介するケースも見られます。
ピッチャーとして通算94勝。バッターとして通算714本のホームランを打ち「野球の神様」と呼ばれたスター選手です。
レッドソックスに所属した1918年にはともにふた桁となる、13勝を挙げ、ホームラン11本を打ちました。
アメリカのメディアでは「二刀流」の大谷翔平選手を「日本のベーブ・ルース」と紹介するケースも見られます。
日本ハム 大谷翔平 エンジェルスに入団で合意
プロ野球 日本ハムから大リーグ移籍を目指している大谷翔平選手がエンジェルスに入団することで球団と合意しました。大谷選手は日本時間の10日午前に記者会見をして入団の理由などを説明することにしています。
ポスティングシステムを利用した大リーグ移籍を目指す大谷選手は、5日までに移籍先の候補に選んだエンジェルスやドジャース、それにマリナーズやジャイアンツなどアメリカの西海岸を本拠地とする球団を中心に7つの球団と契約の交渉を行いました。
そして代理人の事務所とエンジェルスは8日、大谷選手がエンジェルスに入団することで合意したとそれぞれ発表しました。
代理人は、大谷選手は交渉の際の面談を通じてエンジェルスと強いつながりを感じたほか、選手としてレベルアップし、大リーグでの目標を達成するためにはエンジェルスが最高の環境であると考え、移籍先に決めたとしています。
一方、エンジェルスも「大谷選手がエンジェルスの一員になることを大変うれしく思う。大谷選手とは契約交渉を通じて特別なつながりがあると感じていたのでエンジェルスに入団することにとても興奮している」というコメントを発表しました。
大谷選手は、日本時間10日の午前8時から本拠地のエンジェルスタジアムで記者会見して、入団の理由などを説明することにしています。
エンジェルスとは
エンジェルスに決めた背景は
大谷選手が移籍先に選んだエンジェルスは大リーグでは中規模の球団です。代理人は「チームの規模や地域は関係なかった」としています。
大谷選手がこだわったのは、投打の二刀流という大リーグでも近年例のないプレースタイルだけに、起用方法をめぐる球団の理解を最も重視してきました。ヤンキースやドジャースといった伝統があり資金力が豊富な球団よりも、エンジェルスでは柔軟な起用が見込めるという判断があったと見られます。エンジェルスにはかつてひざの手術を受けたヤンキースの松井秀喜選手の希望を受け入れ、外野手として復活させた実績もあります。
またエンジェルスは、指名打者制度のあるアメリカン・リーグの球団です。大谷選手が選んだ交渉相手には指名打者制度のないナショナル・リーグの球団も含まれていましたが、エンジェルスでは、日本ハムと同じような形で二刀流を実現することが可能です。
大谷選手がこだわったのは、投打の二刀流という大リーグでも近年例のないプレースタイルだけに、起用方法をめぐる球団の理解を最も重視してきました。ヤンキースやドジャースといった伝統があり資金力が豊富な球団よりも、エンジェルスでは柔軟な起用が見込めるという判断があったと見られます。エンジェルスにはかつてひざの手術を受けたヤンキースの松井秀喜選手の希望を受け入れ、外野手として復活させた実績もあります。
またエンジェルスは、指名打者制度のあるアメリカン・リーグの球団です。大谷選手が選んだ交渉相手には指名打者制度のないナショナル・リーグの球団も含まれていましたが、エンジェルスでは、日本ハムと同じような形で二刀流を実現することが可能です。
発効から1週間で決定
大谷選手の移籍先は、大リーグへの移籍に必要な制度、ポスティングシステムの発効から1週間という早い展開で決まりました。
大谷選手が所属する日本ハムは、ポスティングシステムが発効されたアメリカ時間の今月1日に制度を利用する申請を行いました。これを受けて20を超える球団が獲得を希望しましたが、大谷選手はヤンキースなど複数の球団に対して契約する意思がないことを伝え、交渉相手としてアメリカの西海岸を本拠地とする球団を中心に7つの球団を選び、5日までに交渉を進めました。
交渉を行う期限は今月22日までと定められていましたが、それより大幅に早く8日、エンジェルスが移籍先に決まりました。
交渉が早い展開で進んだのは、大リーグのルールで、大谷選手が25歳未満のドラフト対象外の外国人選手として契約金などが低く抑えられることになっているため、金銭面での交渉に時間がかからなかったことも背景にあると見られます。
大谷選手が所属する日本ハムは、ポスティングシステムが発効されたアメリカ時間の今月1日に制度を利用する申請を行いました。これを受けて20を超える球団が獲得を希望しましたが、大谷選手はヤンキースなど複数の球団に対して契約する意思がないことを伝え、交渉相手としてアメリカの西海岸を本拠地とする球団を中心に7つの球団を選び、5日までに交渉を進めました。
交渉を行う期限は今月22日までと定められていましたが、それより大幅に早く8日、エンジェルスが移籍先に決まりました。
交渉が早い展開で進んだのは、大リーグのルールで、大谷選手が25歳未満のドラフト対象外の外国人選手として契約金などが低く抑えられることになっているため、金銭面での交渉に時間がかからなかったことも背景にあると見られます。
契約金や年俸は低くなる見通し
大谷翔平選手はエンジェルスと契約することで合意しましたが、大リーグ機構と大リーグ選手会の労使協定によって、契約金や年俸が低く抑えられる見通しです。
去年11月に大リーグと大リーグ選手会が合意した新しい労使協定では、アメリカ、カナダそれにプエルトリコを除く国や地域の25歳未満の選手や、プロのリーグでの所属が6年未満の選手が大リーグ球団と契約する際には、ドラフト対象外の外国人選手とみなされ、球団と選手との契約金に制約があります。
プロ5年目で23歳の大谷選手が大リーグの球団と契約する場合もこの規定が適用されます。
この条件でエンジェルスが使える金額はおよそ231万5000ドル(およそ2億6000万円)とアメリカのメディアでは報じています。
また、ドラフト対象外の外国人選手が球団と契約する場合はマイナー契約を結ぶことが定められています。マイナー契約から大リーグに昇格することができますが、年俸は大リーグ契約で最低限として保障されている金額になる見込みです。
2018年のシーズンでは大リーグの年俸の最低保障金額は54万5000ドル(6100万円余り)と決まっています。
去年11月に大リーグと大リーグ選手会が合意した新しい労使協定では、アメリカ、カナダそれにプエルトリコを除く国や地域の25歳未満の選手や、プロのリーグでの所属が6年未満の選手が大リーグ球団と契約する際には、ドラフト対象外の外国人選手とみなされ、球団と選手との契約金に制約があります。
プロ5年目で23歳の大谷選手が大リーグの球団と契約する場合もこの規定が適用されます。
この条件でエンジェルスが使える金額はおよそ231万5000ドル(およそ2億6000万円)とアメリカのメディアでは報じています。
また、ドラフト対象外の外国人選手が球団と契約する場合はマイナー契約を結ぶことが定められています。マイナー契約から大リーグに昇格することができますが、年俸は大リーグ契約で最低限として保障されている金額になる見込みです。
2018年のシーズンでは大リーグの年俸の最低保障金額は54万5000ドル(6100万円余り)と決まっています。
二刀流 ベーブ・ルースは94勝 ホームラン714本
大リーグでも投打の「二刀流」に挑戦した選手は複数いますが、代表されるのはベーブ・ルースです。
ピッチャーとして通算94勝。バッターとして通算714本のホームランを打ち「野球の神様」と呼ばれたスター選手です。
レッドソックスに所属した1918年にはともにふた桁となる、13勝を挙げ、ホームラン11本を打ちました。
アメリカのメディアでは「二刀流」の大谷翔平選手を「日本のベーブ・ルース」と紹介するケースも見られます。
ピッチャーとして通算94勝。バッターとして通算714本のホームランを打ち「野球の神様」と呼ばれたスター選手です。
レッドソックスに所属した1918年にはともにふた桁となる、13勝を挙げ、ホームラン11本を打ちました。
アメリカのメディアでは「二刀流」の大谷翔平選手を「日本のベーブ・ルース」と紹介するケースも見られます。