こんにちは。ヒッサンです。
野菜っていうのは本当に奥が深い。接し方によっていろんな表情を見せてくれるのが野菜のおもしろさ。それを知っていると、料理がぐーんと楽しくなると思うんです!
さて今回は、僕がおススメする、いやホントーにものすごくおススメする本「内田悟のやさい塾 旬野菜の調理技のすべて」について紹介したいと思います!
この本は「春夏」と「秋冬」の2冊に分かれていて、それぞれ季節の野菜について載っているんですが、これがまーものすんごく良書なんですよ!!
野菜の原産や旬といった基本的な情報から、野菜の特徴を活かしきる調理技やレシピなど、さらには保存方法まで!
野菜のことならまずこの本!といえるほどに、ギューッと大切な情報がまとまっていて、読んだらすぐに書かれていることを実践したくなること間違いなしっ!
この本はどんな本なのか?どんなことが載っているのか?など、詳しく解説していきますよー。それではいきます!
目次
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内田悟のやさい塾 旬野菜の調理技のすべて 概要
あなたは知っているだろうか—―トマトの旬は春である、ピーマンは種も食べられる、菜の花もたけのこもソースにできる、なすはガクまで食べられる、レタスの味は内側と外側では大違い。
これは、「内田悟のやさい塾 旬野菜の調理技のすべて」の春夏版の帯に載っている文章なんですが、これだけでもう、僕は興味をグググっと惹かれましたよ!
この本は、旬野菜をおいしく味わうための「目利き・調理技・おいしいレシピ」をとっても丁寧にわかりやすく紹介している本です。
春夏版では、春夏に旬を迎える野菜全27種。
秋冬版では、秋冬の野菜を全22種が紹介されています。
ページ数はどちらも224ページで、紹介レシピ数はどちらも100品を超えています!
さらにうれしいことに、オールカラーでたくさんの写真を使って、ものすごく丁寧に紹介されているので、とってもわかりやすい!!
どこに目を向けて、どんな手順で、どうすればいいのか。この2冊を読めば、野菜の調理技のすべてがマスターできるはず!
本の大きさとしては、どちらも25.8×18.2×1.8㎝となっています。
ちょっと大きめの教科書といったサイズ感でしょうか。
お値段は税抜き1900円。
ホント―に内容が濃すぎるくらいによくまとまっているので、むしろ安いくらいではないでしょうか?
ココがすごい!内田悟のやさい塾
さてこの本ですが、他と違って何がすごいって、それは「野菜の活かし方」!
この本を読んでいると、驚かされることばかりです。ちょっと3つに分けて「ココがすごいぞ!」ってところをまとめてみましたよ。
とにかく丁寧!目からウロコの調理技
この本はレシピ本ではありません。単純にレシピを並べるだけでなく、色んな細かな知識が載っています。
まず野菜のページをめくれば、最初は解体の仕方から!
野菜を部位ごとにわけ、それぞれどんな特徴があるのか?どんな料理に向いているのか?
知ってました? —― かぼちゃは上下で味が違うんです!キャベツは外側の葉と内側の葉で適した調理法が違うんです!
さらにページをめくれば(めくる必要があるほどの情報量にもビックリ!)、お次は野菜の切り方や下ごしらえ、火入れの方法など。
野菜を切るときには、繊維や葉脈を意識するだけで、全然味が変わってくる。意外と知らなかった野菜ごとの、正しい下ごしらえや火入れの方法など!
とにかく丁寧に一つ一つの野菜に何ページも使って解説されていて、目からウロコの知識ばかり!
見たことあります?白菜についての解説だけで9ページも使っている本なんて!
野菜ってココまで奥が深いのか、と感心しきりです。
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野菜を丸ごと使い切るということ
「内田悟のやさい塾 旬野菜の調理技のすべて」で紹介されているのは、野菜を使った調理技というだけでなく、「野菜を丸ごと使い切る調理技」なんです!
普段は捨ててしまうような、皮やヘタや芯まで使い切る。
そういった部分をどうやって活かして、野菜のうま味や甘味、香りを存分に引き出すのか。とことん追求されていて、無駄がない!
ページをめくるごとに、「そうだったのか!」、「そんな使い方があったのか!」と驚くこと間違いなしです!
野菜には、無駄になるところなんてない。ものすごく勉強になります!
野菜のみを使ったレシピの数々
この2冊では、合計200品を超えるレシピが掲載されていますが、なんとそのすべてが「野菜のみ」!!
肉も魚も使わずに野菜だけ!
野菜だけ、と聞くとなんとも素朴だったり、まるでサラダのようなレシピばかりが載っているんじゃないかと思うかもしれませんが、とんでもない!!
作ってみるとわかりますが、びっくりするほどおいしいレシピの数々。
野菜だけで香りを出し、うま味を出し、甘味を出す。
野菜には、お肉やお魚にも負けない、野菜ならではの「おいしさ」があるんだということ分かるはず!
そして、野菜のおいしさを活かす「本質」が分かれば、あとは足し算をしていくだけ!
お肉を足したり、お魚を足したり。この本はそんな、一番根幹にある大事なことを教えてくれます!
いや、もう本当に新しい発見ばかりで、読んでいてとっても楽しいです!
僕自身、あまり野菜が好きではなかったですが、この本を読んで、野菜の活かし方を知り、野菜の魅力にハマってしまっていました笑
みなさんもぜひこの本を読んで、野菜の新・常識を体験してみては?
内田悟さんってどんな人?
内田悟さんは、1955年、北海道生まれ。現在は東京都中央区にあるレストラン専門青果店「築地御厨(みくりや)」の店主をされています。
なんと、素材にこだわるレストランからお任せで注文を受けるほど、信頼できる青果店として評判を呼んでいるそうです。
「野菜は旬が第一」を信条に、野菜の選び方や扱い方を独自の視点でわかりやすく伝え、幅広い支持を得ているそう。さらには、「野菜の達人」として、テレビや雑誌、講演会、イベントなど、様々なところで活躍中です!
もうね、写真からも分かる通り、すごく柔和で優しそーなおじさんですよ。
「内田悟のやさい塾 旬野菜の調理技のすべて」の本の中でも、たびたび内田さんの写真が登場するんですが、野菜に真摯に向き合っていて、さらに野菜料理を本当に楽しんでいるんだなー、ということがわかる写真ばかり。
この本を読んだ僕も、楽しそうなオーラにあてられて、野菜のことがどんどん好きになっていくんですね~。不思議です。
今回紹介している2冊の他にも、いくつかの本を書かれているので、ぜひ探してみてはいかがでしょうか?
まとめ
さて、今回紹介した「内田悟のやさい塾 旬野菜の調理技のすべて」に興味を持っていただけたでしょうか?
何度も言いますが、この本、ホントーにホントーにおすすめです!
野菜が好きな人にも、苦手な人にも!
野菜ってここまで奥が深いのか!野菜を活かすってこういうことなのか!
読めば読むほど驚くことばかりで、ページをめくるごとに新しい発見があり、楽しみながら読むことができます。
ぜひ「春夏版」、「秋冬版」合わせて買ってみてください!
この2冊があれば、一年を通して、旬な野菜の魅力を堪能することができますよ。
それでは、今回はこの辺で!また次回です!