でもこれを最後に…。
はい。
どうぞお幸せにね。
今日お菓子まで作ってきてくだすってありがとうございました。
お幸せに。
ありがとうございました。
失礼します。
また会えましたね。
今日は２つ買えましたよ。
昨日は車の中でこれを食べました。
今日はあなたと一緒に食べる事が出来てとても嬉しいです。
私もです。
あっ…でもなぜ私がここに来るとおわかりになったんですか？それはインスピレーションです。
インスピレーション？あなたは昨日と同じ時刻ここに来ると思いました。
（せき込み）おお…。
大丈夫ですか？すみません…。
よかった。
なんだか…昨日からの事を思うと胸がいっぱいで…。
頭が混乱して…のどもなんか変みたいです。
それは僕も同じです。
今晩プライベートコンサートをやります。
もしよかったら来ませんか？伺いたいです。
あなたにまた演奏を聞いてもらえたら僕も嬉しい。
では今夜７時サニーズストリートのワイズビルの中にあるピアノバーＨＡＲＲＹＭＥＴＳＡＬＬＹで。
サニーズストリート…ワイズビルの中にあるピアノバー…。
ハリーメットサリー。
ハリーメットサリー。
そう。
オーケー。
オーケー。
では今夜。

（祐介の声）サニーズストリートのワイズビルの中にあるピアノバーハリーメットサリーで。
（ドアの開く音）ようこそ。
お待ちしていました。
今夜はあなたのためだけのコンサートです。
あなたのためだけに演奏します歌います。
歌う…？スペシャル・プログラムテツコのために。
どうぞ。
はい。

（ピアノ）
ドビュッシーの『アラベスク』でした

（ピアノ）私の演奏を聞いてくれていたのですか？はい。
全部素晴らしかったですけど今夜のドビュッシーの『アラベスク第１番』に一番感動しました。

（ピアノ）
（祐介）「Ｒａｉｎｄｒｏｐｓｏｎｒｏｓｅｓａｎｄｗｈｉｓｋｅｒｓｏｎｋｉｔｔｅｎｓ」「Ｂｒｉｇｈｔｃｏｐｐｅｒｋｅｔｔｌｅｓａｎｄｗａｒｍｗｏｏｌｅｎｍｉｔｔｅｎｓ」「Ｂｒｏｗｎｐａｐｅｒｐａｃｋａｇｅｓｔｉｅｄｕｐｗｉｔｈｓｔｒｉｎｇｓ」「Ｔｈｅｓｅａｒｅａｆｅｗｏｆｍｙｆａｖｏｒｉｔｅｔｈｉｎｇｓ」「Ｃｒｅａｍｃｏｌｏｒｅｄｐｏｎｉｅｓａｎｄｃｒｉｓｐａｐｐｌｅｓｔｒｕｄｅｌｓ」「Ｄｏｏｒｂｅｌｌｓａｎｄｓｌｅｉｇｈｂｅｌｌｓａｎｄｓｃｈｎｉｔｚｅｌｗｉｔｈｎｏｏｄｌｅｓ」「Ｗｉｌｄｇｅｅｓｅｔｈａｔｆｌｙｗｉｔｈｔｈｅｍｏｏｎｏｎｔｈｅｉｒｗｉｎｇｓ」「Ｔｈｅｓｅａｒｅａｆｅｗｏｆｍｙｆａｖｏｒｉｔｅｔｈｉｎｇｓ」「Ｗｈｅｎｔｈｅｄｏｇｂｉｔｅｓ」「Ｗｈｅｎｔｈｅｂｅｅｓｔｉｎｇｓ」「ＷｈｅｎＩ’ｍｆｅｅｌｉｎｇｓａｄ」「Ｉｓｉｍｐｌｙｒｅｍｅｍｂｅｒｍｙｆａｖｏｒｉｔｅｔｈｉｎｇｓ」「ＡｎｄｔｈｅｎＩｄｏｎ’ｔｆｅｅｌｓｏｂａｄ」これからパリに帰る。
一緒に来てくれないか？僕の家はパリなんだ。
僕と一緒にパリに行こう。
テツコと一緒に生きていきたい。
あの…ケルナーさん。
ケルナーさん…？ユウスケ。
あっ…あの…祐介さん…。
一緒に生きていくって事は…結婚するって事ですか？そうだよ。
結婚…。
そうか…。
パリには行けないか…。
行きたいわ。
行きたいけど…。
楽しかったよ今夜は。
もう飛行機の時間なの？祐介さんこそパリに帰る日を１日延ばして。
まだいてください。
私と一緒にここにいて。
いつかまたどこかで会おう。

（黒柳朝）まだ間に合うでしょ。
空港に追いかけたら？ママはパパと迷わず一緒に暮らしたわよ。
うまくいかなかったらやり直せばいいんだもの。
行きなさいよ。

（向田邦子）ピリッと辛いラーメンでも食べよっか。

（渥美清）お嬢さんは本当に馬鹿ですね。

（井川咲子）あなたは私を蹴落として女優になったのよ。
男のために簡単にやめたりしたら許さないから。
マザー。
マザー…アーユークライング？マイディアカインドグッドマザー。
マイビューティフルマザーアイラブユー…。
（手をたたく音）イエス。

なぜ自分は祐介と一緒に行かなかったのだろうか
祐介は今頃私をどう思っているだろうか
もう忘れてしまっただろうか…
月日は過ぎても徹子は同じ事を考え続けていました
トットちゃん？トットちゃんだろ？あっ！ダニーさん？ニューヨークにいたの。
トットちゃんは旅行？ううん。
去年の秋からお芝居のお勉強に来てるの。
芝居？うん。
テレビジョンが出来てＮＨＫが開局した時女優になったの私。
テレビの女優。
そう。
小さい時からかわいかったし目立ってたもんな。
乃木坂上倶楽部でもよく踊ってた。
（３人の笑い声）日本を発つ前に乃木坂上倶楽部でエミーさんに会った時心配してたわよ。
ダニー元気にしてるかしらって。
エミーはまだ踊ってるの？ううん。
でもまだ乃木坂上倶楽部にいるんだろ？うん。
何してるの？みんなのお手伝い。
家政婦やってんの？ううん。
でもでもとっても幸せそうだしとっても元気。
そっか…それならいいや。
日本に帰ったらよろしく言ってね。
はい！ＮＨＫに入ってずっと言われるままにやってきたからどうしても違う自分に出会いたかったの。
だからお仕事全部お休みしてニューヨークに来たの。
お休み出来るのは自信があるからだな。
自信なんてないわ。
戻れば必ず受け入れてくれるところがある…そう思えるから冒険も出来るんだろ？それは言い換えれば自信だよ。
そうかしら…。
で？違う自分には出会えたの？う〜ん…。
わからない。
ニューヨークはプレッツェルみたいな味がする。
ハハッ…プレッツェルか…。
うん…甘くてしょっぱいね。
フフッ…そんな感じ。
ダニーさんは？社交ダンス踊ってるでしょ？今はミュージカルに出てる。
ミュージカル？バックで踊ってる。
生きるためにはなんでもやらなきゃ。
でもこの街はいいよ。
俺みたいな者でも受け入れてくれるから…。
どこの劇場でやってるの？私見に行く。
あっ…明日からツアーだから。
じゃあね。
もう行かないと…。
ダニーさんツアーいってらっしゃい！じゃあね…。
エミーさんがシイナさんと結婚した事をこの日徹子はダニーさんに言えませんでした
『徹子の部屋』！タマネギ頭をトレードマークにしようと思うの。
シイナさんとエミーさんがいなくなっちゃうなんて。
どうしたの？2017/12/08(金) 12:30〜12:50
ＡＢＣテレビ１
トットちゃん！　＃５０[解][字]

辛く困難な時代を明るく前だけを向いて駆け抜けた、黒柳徹子とその家族の激動の昭和史を笑いと涙で描く！「窓ぎわのトットちゃん」の時代から国境を越えた恋まで初映像化！

詳細情報
◇番組内容
これまで一切語られることのなかった、黒柳徹子の“国境を越えた恋”の相手がついに明らかに！
人気女優となっていた徹子（清野菜名）は、親交が深かった脚本家・向田邦子（山田真歩）とカレーのシイナを訪れた際、カール・祐介・ケルナー（城田優）と出会う。祐介がパリへ帰る前に再び羽田で会う約束をするが、会えずじまい…。そして１９７１年・秋。徹子は一人ニューヨークで暮らしていたが、そこでまさかの人物との再会をし…
◇出演者
清野菜名、松下奈緒、山本耕史
城田優、新納慎也、趣里、山田真歩、山崎樹範
◇原案
黒柳徹子
◇脚本
大石静
◇演出
遠藤光貴
◇主題歌
福山雅治『トモエ学園』（アミューズ／ユニバーサルJ）
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎（テレビ朝日）
【プロデューサー】服部宣之（テレビ朝日）、角田正子（クリエーターズマネジメント）、菊地裕幸（クリエーターズマネジメント）
【協力プロデューサー】田原敦子（テレビ朝日）
◇おしらせ
☆番組ＨＰ
　http://www.tv-asahi.co.jp/totto/

☆Ｔｗｉｔｔｅｒ
　https://twitter.com/totto_tvasahi

☆Ｉｎｓｔａｇｒａｍ
　https://www.instagram.com/totto_tvasahi/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字（字幕）

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード（ステレオ）
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード（ステレオ）
日本語（解説）
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