クアルコムがUSB-C接続ハイレゾDACを発表。サードパーティ向け、2018年発売の各社製品に搭載へ
384kHz/32bit、DSD 2.8MHzに対応
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クアルコムが、USB-C接続のハイレゾDACチップ、AQT1000を発表しました。これはサードパーティが自社製品に組み込んで製品化するためのもので、クアルコムとしては初のUSB-C HiFi DACです。
このDACはオーディオメーカー向けに出荷され、2018年に発売される新製品に組み込まれることになるとのこと。既存のUSB-CハイレゾDACを部品よりもかなり小型化されているのが特長です。
再生可能なオーディオ仕様は最大384 kHz/32bitのPCMまたはDSD 2.8MHz。ダイナミックレンジ123dB、THD+N(高調波歪み)-105 dB。と申しぶんのない仕様。
スマートフォンにも浸透しつつあるUSB-C接続のハイレゾDACが供給されることで、ヘッドホンジャックがなくなりつつあるUSB-Cコネクタ採用スマートフォンなどでも、ハイレゾ音源を手軽に楽しめるようになります。
スマートフォンは近年、ストレージの大容量化も進み、以前より多くのハイレゾ音源を保存できるようになりました。しかし、HTCのスマートフォンU11のように、独自にUSB-C対応のハイレゾイヤホンを付属するモデルもあるものの、現状ではまだまだUSB-C接続でハイレゾ再生に対応するイヤホンやヘッドホンはあまり見かけません。AQT1000の納入開始によって、バラエティ豊かなUSB-C接続のハイレゾ製品が登場するのに期待したいところです。