MMDLabo(MMD研究所)は12月8日、「2017年11月 中高生の通信利用実態調査」の結果を発表した。この調査は10月26日から11月2日までの間に12歳~18歳の男女(中高生)1147人を対象に実施。テスティーが提供するアンケートアプリ「TesTee(テスティー)」を使った共同調査となっている。
利用しているデバイスについて聞いたところ、学生区分別で見るとiPhoneの所有率が最も高かったのは「女子高校生」(69.0%)、Android搭載端末の所有率が最も高かったのは「男子高校生」(51.3%)となった。
Wi-Fiでスマートフォンを利用している合計時間は、中学生・高校生どちらも「6時間以上」が最も多く、次いで「2時間以上3時間未満」となる。データ通信を利用している合計時間は、中学生は「1時間未満」が64.4%、「1時間以上2時間未満」が17.4%となり、高校生では「1時間未満」が35.5%、「1時間以上2時間未満」が24.2%となった。
契約プランのデータ通信容量は、中学生の最多は「1~3GB」で19.2%、次いで「4~6GB」が16.1%、「7~9GB」が7.7%。高校生の最多は「1~3GB」で20.3%、次いで「4~6GB」が17.5%、「10~20GB」が15.0%となった。なお、中学生の37.3%、高校生の26.7%が自分の契約しているプランについて「わからない」と答えている。
1年間のうちデータ通信容量を使い切り、速度制限にかかる頻度を聞いたところ、中学生の59.2%、高校生の52.0%が「使い切ることはない/速度制限にはほとんどかからない」と回答。速度制限にかかった頻度で最も多かった回答は、中高生ともに「2~3か月に1回」となった。
契約しているプランは家族とシェアできるかという質問をしたところ、中学生の27.1%、高校生の36.3%が「シェアしている」と回答。誰と一緒にシェアできるプランに入っているかを聞くと中学生・高校生どちらも「母」「父」「兄弟姉妹」の順に続いた。
速度制限中にデータ通信容量を追加購入したことがあるか聞いたところ、高校生の最も多い回答は「購入できることは知っているが、購入したいとは思わない」(41.2%)。中学生は「購入できることは知らなかったが、購入したいとは思わない」が48.4%で最多となり、次いで「購入できることは知っているが、購入したいとは思わない」が32.0%となった。
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