北朝鮮の木造船 無人島での被害額800万円近くに

北朝鮮の木造船 無人島での被害額800万円近くに
北朝鮮から来た木造船が停泊した北海道松前町沖の無人島で、小屋などが荒らされたことを受けて地元の漁協が調査した結果、島からなくなったり、壊されたりした家電製品などの被害額はこれまでに合わせて800万円近くに上ることがわかりました。
北海道松前町沖の無人島「松前小島」では先月28日、北朝鮮から来た木造船が停泊し、10人いる乗組員の一部が上陸していたことが確認されていて、警察のその後の調べで、島の小屋などからテレビや小型バイクなどが持ち出されていたことがわかっています。

島の小屋などを管理する地元の漁協が現地で調査した結果、島からなくなったり、壊されたりした物品は家電製品や船外機など50点以上あり、被害額は復旧にかかる清掃や消毒などの費用も含めて、これまでに合わせて800万円近くに上ることがわかりました。

島では、北海道が設置した発電機や、海上保安部が管理する灯台のソーラーパネルの一部などもなくなっていて、被害額はさらに増える見込みです。松前さくら漁業協同組合の佐藤正美組合長は、8日午後開いた会見で、「小屋の内部がめちゃめちゃに壊されている状況で、非常に憤りを感じる。

今後、専門家に消毒を依頼するとともに、防犯カメラの設置なども検討しなければならない」と話していました。警察は引き続き、乗組員から事情を聴いて窃盗の疑いで調べています。
北朝鮮の木造船 無人島での被害額800万円近くに

北朝鮮の木造船 無人島での被害額800万円近くに

北朝鮮から来た木造船が停泊した北海道松前町沖の無人島で、小屋などが荒らされたことを受けて地元の漁協が調査した結果、島からなくなったり、壊されたりした家電製品などの被害額はこれまでに合わせて800万円近くに上ることがわかりました。

北海道松前町沖の無人島「松前小島」では先月28日、北朝鮮から来た木造船が停泊し、10人いる乗組員の一部が上陸していたことが確認されていて、警察のその後の調べで、島の小屋などからテレビや小型バイクなどが持ち出されていたことがわかっています。

島の小屋などを管理する地元の漁協が現地で調査した結果、島からなくなったり、壊されたりした物品は家電製品や船外機など50点以上あり、被害額は復旧にかかる清掃や消毒などの費用も含めて、これまでに合わせて800万円近くに上ることがわかりました。

島では、北海道が設置した発電機や、海上保安部が管理する灯台のソーラーパネルの一部などもなくなっていて、被害額はさらに増える見込みです。松前さくら漁業協同組合の佐藤正美組合長は、8日午後開いた会見で、「小屋の内部がめちゃめちゃに壊されている状況で、非常に憤りを感じる。

今後、専門家に消毒を依頼するとともに、防犯カメラの設置なども検討しなければならない」と話していました。警察は引き続き、乗組員から事情を聴いて窃盗の疑いで調べています。