FireHD10レビュー
Amazonの格安タブレットFireシリーズの最大サイズにして最上位モデル『Fire HD10』を購入しました。
FireシリーズはこれまでにFire 7タブレット、Fire HD8をそれぞれ購入してきましたが、どちらともコストパフォーマンスに非常位優れているという印象。特にFire HD8は動画やブラウジングをしていてももたつくことが少なく、且つ携帯性にも優れたモデルです。 さて、今回手に入れたFire HD10は優秀なHD8よりもサイズが大きくスペック的にも優れたモデルとなっています。優秀なFire HD8よりも上を行くというのであれば期待せざるを得ませんよね!
だがしかし!ガジェットとはスペックだけを見て判断できないものです。というわけで実際に使用しみて良かった点、そして気になった点をまとめました!
目次
[表示]
- FireHD10レビュー
Fire HD10のスペックについて
レビューの前に、Fire HD10のスペックを見てみましょう。Fire HD8のスペックは以下の通り。
Fire HD10スペック表 | |
ディスプレイサイズ | 10.1インチ HD |
解像度 | 1920 x 1200 (224ppi) |
プロセッサ | 1.8GHz x 2、1.4GHz x 2 クアッドコア |
メモリ | 2GB RAM |
オーディオ | Dolby Atmos、 デュアルステレオスピーカー マイク |
ストレージ | 32/64GB |
microSDカードスロット | あり 256GBまでのmicroSDカード対応 |
カメラ | VGA フロントカメラ 2メガピクセル HDリアカメラ |
Wi-Fi | デュアルバンド a/b/g/n/ac |
バッテリー | 10時間 |
サイズ | 262 x 159 x 9.8mm |
重量 | 500g |
画面が10インチの大画面というのが特徴ですが、スペック上の数字を見て最も魅力に感じるのがプロセッサとメモリです。プロセッサは1.8GHz x 2、1.4GHz x 2 クアッドコアで、一万円台のタブレットではかなり強力なものを搭載しています。メモリもFireシリーズでは最も強力な2GBのものを搭載。
Fire HD10はFireシリーズ史上最も最強のスペックを誇っています。
Fire HD8でもかなりサクサク動くようチューニングされていましたが、Fire HD10のスペックを見るとそれ以上の操作性を期待できますよね!
大画面が良い!(HD8との比較)
サイズの比較対象が無いと分かりづらいのでFire HD10の隣にHD8を置いてみました。
大画面ならではの迫力と見応え
10インチもあるとかなり大きく感じますね!
Fire HD10を開封して早速動画を見てみましたが、やはり7インチと8インチでは迫力が違いますね。やはり10インチの方が大画面で見応えがあります!
漫画も見開きで読める
8インチのタブレットで漫画を見開きで読む場合どうしても文字が小さくなって読みづらいのですが、10インチもあれば見開きでもかなり読みやすくなります。
重さ故に携帯性は低い
本体重量が500gで、手で持っているとやはりかなり疲れてきます。重さ故に携帯性は低く感じられます。
そんなわけで「外出先で読書を…」と考えている方はKindleをオススメします。携帯性を考慮するとFireよりもKindleの方が絶対に外出先での読書に適しています。
もちろん外出先で読書だけでなく動画も楽しみたいという方はFireという選択肢をオススメしますが、携帯するのであれば大きくて重めなFire HD10よりもコンパクトで軽いHD8の方が良いかなと思います。
処理速度について
動画を見たり漫画を読んだりネットサーフィンしたり…普通にタブレットを楽しむだけなら全く問題ありません。同じ一万円台のタブレットだとスワイプするだけでカクつくなんてことがありますが、Fire HD10はもたつくことなく快適に扱えます。
画質
今回Fire HD10を購入して一番良かったと感じたのが画質です。一万円台でここまで綺麗な画質なら何も文句はありませんし、むしろ「ありがとうございます!」って感じですね!
もちろん他のFireシリーズと比較してもFire HD10の画質は美しく滑らか。高精細で非常に綺麗に表示してくれます。
iPad等と比較するともちろん見劣りはしますが、この金額でこの画質は素晴らしいの一言です。高画質に加えて大画面なので、映画にアニメ、漫画も見応えがあります。
音質
特に不満はありませんが、特筆音質が良いというわけでもありません。
音質をFireシリーズで比較するならば、Fire 7タブレットよりは音質が良いですが、Fire HD8と比べると何ら変わりません。音質もパワーアップしていればなあと思うところがあります。
クリアな音質で楽しみたい方は素直にイヤホンやヘッドホンを使ったほうがいいかと思います。
電池持ち
Fire HD10で30分アニメを一話見るとだいたい5%ほど消費されます。
試しに充電100%の状態からけものフレンズを全話見てみましたが、35%はまだ充電が残っていました。動画視聴や読書、漫画を一日楽しめるくらいには電池が持ちますよ!
ストレージ容量
実際に使用できる容量は26.56GBですが、micro SDが使えるので
fire HD10は『32GBモデル』と『64GBモデル』の2種類があります。
私は32GBモデルを購入しましたが 特に不満はありません。FireはmicroSDカードを挿入してダウンロードしたKindle本や動画を移動することができるため、microSDを使っていると本体ストレージがいっぱいになるということがなかなか無いんですよね。128GB以上のmicroSDをセットしていると「Kindle本をDLしすぎて容量が全然ない!!」といった事態はそう起こりません。
Kindle本も動画もmicroSDカードにたっぷり保存できるので、fire HD10を買うならSDカードも合わせて購入しておきたいですね!
Antutuでベンチマークテストをしてみた
Antutuのベンチマークスコアは60000以上という結果が。Fire HD8のベンチマークスコアが32000程度だったので、スコアだけを見れば2倍近くも差をつけていることになります。
これはアイドルが歌って踊るあのゲームもできるのでは…!?プレイしてみた感想は下の方に記載しましたよー!
カバーを買うならAmazon純正のものがオススメ!
カバーは特殊な理由でもない限りAmazon純正のものを購入するのがベストかなと思います。
純正品なだけあってFire HD10にジャストフィットして、取り付けも取り外しも簡単です。カバーを閉じれば自動でスリープになり、開ければ自動でスリープが解除されるようになっています。
またAmazon純正のFire HD8カバーはスタンド(縦置き、横置き両方対応)としても使用できるので、テーブルや床に置いて動画視聴を楽しむこともできます。
価格的にはやや高めですが機能性が高く、質感も非常によくついつい触れたくなる質感ですので、Fire HD10につけるカバーはAmazon純正のもの一択でしょう!
アームスタンドで動画視聴が捗る!
家がFire HD10を使って動画を見るときは、アームスタンドに装着して寝転がりながら楽しんでいます。寝転がった状態で映画やアニメを見ることができるので超快適…というか超楽です!もちろん手で持ちながらでも見ることはできるのですが、ずっと手に持っていると疲れてくるので…。アームが長いものを選ぶとそれだけ位置や角度の調整幅が大きくなり、より自然な角度で見ることができますので、選ぶ際のポイントとして念頭に置いて頂ければと思います。本当に快適なのでFire HD10とアームスタンドの同時購入をオススメしますよ!
保護フィルムについて
動画を見ているとやはり反射防止のフィルムがベストだと感じるんですよね。
というわけで反射防止フィルムを使っています。二枚入りで失敗しても再挑戦できるやつがオススメ!
他にも保護ガラスが販売されていますが、カバーを付けない人はこちらがオススメ。より傷が入りづらいガラスのほうが良いかなと思います。
アプリについて
基本的にはAmazon内のAndroidアプリストアからアプリをダウンロード
Fireシリーズは基本的にAmazon内にあるAndroidアプリストアからダウンロードできます。
ただし、AmazonのAndroidアプリストアはGoogle Playほどたくさんのアプリが配信されていません。Google Playではメジャーなアプリも配信されていないなんてこともあります。
「それじゃあ楽しめる範囲が狭くなるのでは?」と思うかもしれませんが、ちょっと手を加えることでGoogle Playをインストールすることができるのです!
Google Playをインストールさせることもできる
Fire HD10に少し手を加えるだけでGoogle Playをインストールすることができます。Fire HD10のOSはAndroidをベースに作られているので、なんとGoogle PlayストアでリリースされているAndroidアプリも利用できるのです!
FireにGoogle Playをインストールする方法は以下のサイトに詳しく記載されているので参考にどうぞ。
→root取得不要で簡単にFireタブレットでGoogle Playを動かす方法
デレステで遊んでみたが…
Google Playをインストールしたので、通常ならFireでは遊ぶことのできないアプリ『アイドルマスターシンデレラ ガールズスターライトステージ(通称:デレステ)』で遊べるか確かめてみました。
インストールは問題なくできました。
で、実際にプレイしてみたのですが…
プレイ中に急にノーツが止まり、気づいたらライフが0になっているという問題が続発!
MV等は(背面が熱くなってくるものの)見ることができるので、これはどうやらノーツが出てくるとダメっぽい…。
ちなみにFire HD8では2D軽量ならば普通に遊べただけに、それよりもスペックが高いFire HD10でこのような結果になったのはかなり残念です。まあ本来遊べないゲームなので、Amazonもこんなところを考慮して作っていませんよね…。
ミリシタは?
「ノーツが降りてくるゲームが無理」という仮設を実証すべく、同じくアイドルが歌って踊るゲーム『アイドルマスターミリオンライブ シアターデイズ(通称:ミリシタ)』を プレイしてみましたが…
こちらもやはりプレイ中に急にノーツが止まり、気づいたらライフが0に…!
他のリズムゲームは正直試していませんが、とりあえずデレステとミリシタは両方Fire HD10で遊べません!
まとめ
全体的に満足
気になる点もありましたが、トータルでは満足しております!
理由としてはやはり、
- 大画面
- 画質が綺麗
この2点が非常に大きいですね!
FireはAmazonのコンテンツを楽しむためのツールですが、Fire HD10はプライムビデオもKindleも存分に楽しむことができます。処理速度も良くて操作中にカクつくこともなく、動画や読書に行き着くまでの操作でも不満がありません。
持ち運びたいなら…
一方で大きさや重たさ故に携帯には不向きだと感じました。電車の中で10インチタブレットを使って読書を楽しむとか正直きついっすわ!
なので、出先で読書を楽しみたいのであればKindleがベストだと思います。
→はじめてKindleを買ったのでレビュー
また「外出先でも動画と読書を楽しめるタブレットが欲しい!」というのであればFire HD10よりも小さくて軽いFire HD8の方がいいですね!
→Fire HD8購入レビュー!コスパ重視のタブレットならこれ一択です!
Fire HD10は家で楽しむのがベスト!
以上を踏まえて個人的に思ったのが、
Fire HD10は家で楽しむのがベストだということです。
携帯性を重視するならば正直不向きなタブレットだと思いますが、家で動画・読書・ネットサーフィンを楽しむためのタブレットであれば非常にコスパが良いです!
特にアームスタンドを使って寝転がりながらFire HD10で見る動画は最高ですね!漫画も見開きで見ても文字の大きさで悩むことがなく、家でグダグダしながら動画や読書を楽しむには非常に優れた格安タブレットだと思います!
Amazonプライム会員ならクーポンで4000円引きで購入可能!
Amazonプライムについて
購入するならAmazonプライムに入会してから購入することをオススメします。
プライム会員ならFire HD8が安く購入できることはもちろん、年会費3900円でAmazonのサービスがフルで受けられます。3900円という数字だけを見るとやや高く見えるかもしれませんが、しかし月額で考えれば月々325円程度。この金額でAmazonのサービスをフルに受けられると考えたら滅茶苦茶お得じゃありませんか?
30日間の無料体験も可能なので、まだAmazonプライムに入会していない方には是非このお得なサービスを体験してみましょう!
クーポンでFire HD8が4000円引き
Amazonプライム会員の方はFire HD10が4000円引きで購入できます!Amazonプライムの年会費以上の値引きですので、このクーポンを使うだけでAmazonプライムの年会費の元が取れてしまいます笑
クーポンを使うことで、
- Fire HD8(16GBモデル)→14980円
- Fire HD8(32GBモデル)→18980円
で購入できます。これだけ使えるタブレットでこの価格は非常に安いですね!
4000円引きで購入するためにはクーポンコード『PRIMEFIREHD10』を入力しなければいけないので要注意。購入時にコード記入欄が表示されるので忘れず『PRIMEFIREHD10』と入力して4000円安くFire HD10を手に入れましょう!
※ただし無料体験期間中はクーポンはご利用できないので要注意。本会員に移行後、Fire HD10のクーポンをご利用できます。