チケット売買サービス「チケットキャンプ」を運営するフンザ(ミクシィ傘下)が商標法違反・不正競争防止法違反の疑いで当局の捜査を受けたことに関連し、同社が運営するまとめサイト「ジャニーズ通信」も休止していたことが分かった。ジャニーズ所属グループのコンサート情報などを掲載し、Twitter、LINEに更新情報を流していたが、それぞれ12月7日までに休止している。
同社は、EXILE関連情報をまとめた「EXILE通信」、宝塚歌劇団情報をまとめた「宝塚歌劇倶楽部」なども運営していたが、同時期に運営を休止した。
「ジャニーズ通信」は、嵐やHey! Say! JUMP、V6、Sexy Zoneなどジャニーズ所属グループ・タレントのコンサート日程やチケット販売情報、本人の目撃情報、グッズ情報などを、公式情報やTwitterの投稿などを基にまとめ、記事として掲載していたまとめサイト。1日に複数本の記事を出していたようだ。
サイトのURLは「https://ticketcamp.net/johnnys-blog/」とチケットキャンプのドメイン内で、記事にはチケットキャンプのチケット情報へのリンク張られており、チケットキャンプへの集客を目的にしていたとみられる。また、公式TwitterやLINEでも情報を配信。Twitterは8万3000人のフォロワーが、LINEには52万人のフレンドがいたようだ。
12月5日以降、「ジャニーズ通信のLINE通知が来なくなった」と一部のユーザーがネットに報告していた。ミクシィによると、6日にサイトを休止したという。
ミクシィはジャニーズ通信の休止について「7日に発表した捜査協力・調査に関連し、関連するサイトも停止した」とコメントしている。
同社は、EXILE関連情報をまとめた「EXILE通信」、宝塚歌劇団情報をまとめた「宝塚歌劇倶楽部」なども運営していたが、同時期に同じ理由で運営を休止した。
チケットキャンプとジャニーズをめぐっては、2016年11月、チケットキャンプが始めた「嵐」のツアーチケットの取引手数料を無料にするキャンペーンについて、ジャニーズ事務所が「ジャニーズの名称が無断で使われている」と抗議。チケットキャンプはサイトからジャニーズのロゴなどを削除したが、キャンペーン自体は継続していた。
「ジャニーズ」の商標はジャニーズ事務所が保有。音楽の演奏や興業、放送番組の制作のほか、「興行場の座席の手配」などの分野をカバーしている。
【更新:2017年12月8日午後1時:「EXILE通信」「宝塚歌劇倶楽部」などについて追記しました】
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