行政書士で成功するには?

 

行政書士で成功するには

 

 

行政書士として成功できるか不安

 

開業したものの売上が伸びない

 

 

 

こんな悩みや不安を抱えたことはありませんか?

 

私も開業当初は、ずっとそんな状態で悶々とした日々でした。

 

 

 

「自分は成功できるんだろうか」

 

「このまま仕事がなくて廃業してしまうんじゃないか」

 

 

 

こんなことばかり考えていると、気分も落ち込みっぱなしです。

 

たぶん、表情も暗かったと思います。

 

そんな顔の行政書士に依頼なんか来るわけないです。

 

 

 

行政書士として成功したいですよね?

 

 

 

行政書士で成功するには、実際に行政書士で成功している人や成功例から学ぶのが一番です。

 

では行政書士で成功する人はどんなタイプなのか。

 

私の尊敬する先輩や周りの行政書士で成功しているタイプをご紹介します。

 

自分自身も成功している先生から学ぶことで大きな変化を遂げることができました。

 

私が学んだことが皆さんのお役に立てば幸いです。

 

 

 

 

 

 

素直な人

 

行政書士で成功するには、素直さが大切です。

 

よくいるのが、先輩行政書士にどうやったら仕事がとれるのか、どうしたら成功できるのかなどを聞いてくるのに、教えても実践しない人です。

 

 

「その方法は効果がないと聞いた」

 

「自分には無理だ」

 

 

などと、せっかく、先輩の行政書士が自分の経験やノウハウを教えているのに、素直に聞けないのです。

 

そうなってくると、いくら優しい先輩行政書士でも愛想をつかされてしまいます。

 

 

 

聞き上手

 

 

素直な人は聞き上手な人が多いです。

 

反対に頑固な人は人の話を聞かず、自分の話ばかりします。

 

行政書士は依頼人から様々な情報を聞き出す必要があります。

 

でないと、本当に依頼人のための仕事ができないからです。

 

お客様としても色々と聞いてくれる人の方が信頼感も高まりますよね。

 

 

 

素直な人はポジティブ

 

 

ポジティブであることも行政書士で成功するには、必要な要素です。

 

人間ですから仕事でミスすることもあります。

 

売上が伸びず悩むこともあります。

 

しかし、落ち込んでいても事態は変わりません

 

それよりも事態を素直に受け止め、次に活かしていくことが重要です。

 

また、素直になれない人はミスや問題を受け入れないので、より事態を悪化させてしまいます。

 

 

 

既存の業務にこだわらない

 

 

行政書士の業務は多種多様です。

 

時代の流れにより、規制も変化していきます。

 

規制の変化と共に、新しい許認可手続きが生まれたり、反対になくなってしまったりします。

 

これからの行政書士は既存の業務にこだわらず、こういった変化に対応していく必要があります。

 

素直な人は、変化を受け入れるので、対応できるのですが、頑固な人はなかなか受け入れません。

 

既存の業務にしがみつき、結局、時代の流れに取り残されてしまいます

 

 

 

 

 

 

与える人

 

 

 

欲するならば、まず与えよ

 

 

 

行政書士で成功するには、自らすすんで何かを与える人になることです。

 

こういう人の周りには人が集まってきます

 

反対に、欲してばかりで与えない人は、周りから人が去っていきます。

 

行政書士で成功するには人脈が欠かせません。

 

人脈を作ろうとするのはいいのですが、その場合も与えることを忘れてはいけません。

 

 

 

行政書士はサービス業

 

 

行政書士は専門家でもありますが、サービス業でもあります。

 

時には、業務と関係ないことをしてあげたり、報酬額以上の仕事をする必要もあります。

 

サービス精神が旺盛な人ほど、結果がついてきます。

 

お客様としても満足度が高いからです。

 

お客様の満足度が高ければ、報酬額が高額であっても納得してくれます。

 

 

 

だから自分も与えたい

 

 

私も与えることを常に意識しています。

 

クレクレ(欲してばかりいる人)になってしまうと必ず愛想をつかされてしまいます

 

情報や仕事を独り占めしようとしたり、お返しやお礼をしない人は必ずしっぺ返しをくらいます。

 

特に情報は共有することで、様々な恩恵があります。

 

相手から感謝されますし、反対に相手から有益な情報をもらえることもあります。

 

 

 

 

 

 

投資できる人

 

 

行政書士を開業するということは事務所を経営するということです。

 

つまり商売をするということです。

 

事務所を宣伝し依頼をもらい、実務をこなして報酬を得るのです。

 

だまっていては、仕事はきません。

 

お金をかけることを極端に嫌う人がいます。

 

もちろん、節約できることに越したことはありません。

 

しかし、お金もかけず集客も出来て仕事もバンバン来る、などという美味しい話はありません

 

できる経営者は、お金をうまく使います。

 

お金を使い仕事を得て、お金を使い仕事をこなし、利益を出すのです。

 

 

 

どこに投資するのか

 

 

では、具体的にどこに投資するかというと

 

  • 自己投資
  •  

  • 設備投資
  •  

  • 宣伝費

 

この3つです。

 

主に、この3つに投資していきましょう。

 

開業当初は

 

自己投資:4

 

設備投資:1

 

宣伝費:5

 

くらいの割合が良いと思います。

 

 

 

宣伝と自己投資に比重を置く

 

 

自己投資は、勉強会に参加したり、実務講座を受講したりと、自分のスキルアップに投資することです。

 

設備投資は、業務に必要なソフトや機材を購入することです。

 

宣伝費は、言葉の通り、事務所の宣伝を行うことです。

 

この中で重要なのは、宣伝費自己投資です。

 

仕事は黙っていては絶対に来ません。

 

宣伝するから仕事が来るのです。

 

いくら、設備や業務の体制を整えても、依頼が来なければ宝の持ち腐れです。

 

なので、まずは仕事の依頼が来るように宣伝費に資金を投入するのです。

 

宣伝しても、すぐには効果がないかもしれません。

 

もちろん、やり方によっては、すぐに依頼があるかもしれませんが、通常は宣伝してからタイムラグがあります。

 

待ってる間に、資金が底をついてしまったら、そこで終わりです。

 

そうならないように、早めに宣伝投資しましょう

 

極端に投資を嫌がる人がいますが、先にも述べたように、お金をかけずに利益を上げれるといった、そんな美味しい話は滅多にありません。

 

お金を投資し、仕事を受け、その利益をさらに投資しながら利益を上げていく必要があります。

 

しかし、開業資金にも限りがありますので、どこに投資していくかがポイントとなります。

 

 

 

次に自己投資です。

 

よくいるのは、実務の勉強ばかりする人です。

 

実務力ももちろん大事なのですが、他にも学ばなければならないことは沢山あります。

 

営業の方法やマーケティング、宣伝方法、経営、経理などなど。

 

行政書士を開業することは経営者となることですので、様々なことを学びましょう。

 

宣伝しながら、スキルアップし、必要に応じて設備投資を行っていくのが良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

行動力がある人

 

 

 

行政書士に限らないかもしれませんが、行政書士として成功している人は、間違いなく行動力があります

 

行動力があるとは、言葉通り、行動している人です。

 

よくいるのが、きちんと物事を考えることはできるのに、実際の行動になかなか移さない人です。

 

これでは、成功するのは難しいでしょう。

 

 

 

思考より行動

 

 

思考と行動のどちらが大事かと言えば、行動することです。

 

考えるより行動です。

 

失敗しても良いのです。

 

失敗しても命を取られるわけではありませんし、恐れていては何も変わりません。

 

失敗したとしても、そこから学び、改善していくことが一番大事なことです。

 

極端な話ですが、10人中10人が、そのやり方は駄目だと言っても、自分に当てはまるかはわかりません。

 

自分がうまくいくと思ったら、やってみることです。

 

それで、もし失敗しても、本当に駄目だったということがわかります。

 

 

「それは駄目らしい」

 

「それはやってみたけど駄目だったよ」

 

 

みなさんはどちらの人の意見を聞きますか。

 

大事なのは知っていることより経験です。

 

その経験値こそが、自分の財産となっていきます。

 

行政書士と言えども、開業するということは、起業することと同じです。

 

チャレンジ精神を持って、行動していかなければ、成功することは難しいでしょう。

 

 

 

考えるのをやめてみる

 

 

行動に移すのが苦手だという人は、考えるのをやめましょう。

 

恐らく、考え過ぎです。

 

特にうまくいかない時は、考えれば考えるほど、ネガティブな情報や思考が出てきやすいものです。

 

そこで尻込みしてしまう人が多いです。

 

 

『この方法は駄目らしい』

 

『この方法は効果がない』

 

 

といった、ネガティブな言葉を真に受けてしまう人があまりにも多いです。

 

色々なアドバイスをしても、「いや、その方法は効果がないと聞きました」とか「それは、これこれこうだから意味がないらしい」など、自分でやったわけでもないのに否定する人がいます。

 

もちろん、失敗するリスクもあります。

 

しかし、100%成功する方法なんてありません。

 

やってみなければわからないのです。

 

むしろ、失敗することの方が多いです。

 

私も沢山の失敗をしてきました。

 

けど、それが普通だと思います。

 

10個試したら9個は失敗するかもしれません。

 

しかし、その1個でも成功すれば良いのです。

 

失敗するリスクばかりに目を向けるのではなく、どうすれば成功するのかに目を向けるのです。

 

失敗を分析し改善し続けることで1個しか成功しなかったものが2個3個と増えていきます。

 

そうやってコツコツと成功を増やしていくのです。

 

 

 

質より量

 

 

成功を増やしていくにはどうしたら良いか。

 

沢山、試すしかありません。

 

量です。

 

特に新人の頃は質より量です。

 

とにかく量をこなしていくことです。

 

みなさんは子供の頃、自転車に乗る練習をするとき、事前にあれこれと考えたでしょうか。

 

乗る前に説明書を読んだりしましたか。

 

そんなことはせずに、まずは乗ってみて、乗りながら練習しませんでしたか。

 

転んだり、怪我をしながらも、どうしたら上手く乗れるか試行錯誤しながら練習してきたはずです。

 

そして、うまく乗れるようになるために、沢山、練習したはずです。

 

業界のことや経営のことをよく知らない新人が効率よくやろうとするのには限界があります。

 

とにかく色々やってみて失敗しながら成長していくしかありません。

 

その失敗から学び成長していくことで質が高まるのです。

 

 

 

 

 

 

 

決断が早い人

 

 

行政書士で成功するには、決断が早い人、決断力がある人になることです。

 

これは行動力ともリンクしますが、成功する行政書士はとにかく決断が早いです。

 

良さそうだと思えば、即座に決断し、行動に移します。

 

逆に決断が遅い人は、結局、行動に移しません。

 

あれこれと悩んで悩んで、結局はやりません。

 

なので、決断力=行動力とも言えるでしょう。

 

 

 

決断するかしないか

 

 

行政書士を開業したばかりの頃は、経営面においても、営業方法や宣伝方法なども限られています

 

なので、後は、それをやるかどうかしかありません。

 

つまり、その限られた方法をやると決断するかどうかなのです。

 

決断は自分でするものです。

 

だから、「決断できるかどうか」ではなく「決断するかどうか」です。

 

事業が拡大し、仕事もコンスタントに入ってくるようになってくると、選択肢の幅も広がってきます。

 

多くの選択肢が存在し、そこで色々悩むのはわかります。

 

しかし開業当時は悩むほどの選択肢はありません。

 

その限られた選択肢を1つ1つこなしていくだけなのですが、あれこれ理由をつけてやらない人が多いです。

 

 

 

ノリも大事

 

 

私は、ノリも大事だと思います。

 

その場の雰囲気で、決断することがあっても良いと思ってます。

 

そこから人生が大きく変わることもあるからです。

 

よく、「とりあえず考えてみます」という人がいますが、そういう人は目の前のチャンスを逃すことが多いです。

 

できる経営者は、その場その場で、どんどん決断していきます。

 

チャンスと思えば、飛び込んでいきます。

 

慎重かつ大胆に行動しています。

 

それが成功する秘訣です。

 

決断力を上げるには経験値が必要です。

 

経験値とは成功も失敗も両方含めてです。

 

決断し行動し、成功したり失敗したりと経験することによって、的確な決断をできるようになりスピードも上がっていきます。

 

失敗を恐れて経験しないのは、失敗することより悪いことです。

 

だったら失敗した方が何倍も得るものがあります。

 

従って、色々なことにチャレンジし、多くの経験を積むことが大事なのです。

 

 

 

勘で決めてみる

 

 

なかなか決断できないという人は、勘に頼ってみてもいいでしょう。

 

考えてもまだ迷うということは、どちらを選んでも、それほど変わらないと思います。

 

例えばAとBという選択肢があって、どちらを選ぶか決断できないとしましょう。

 

色々考えても結論が出ないということは、AとBは甲乙つけ難いということです。

 

なら、どちらを選んでも、失敗することはまずないでしょう。

 

そこで悩む人の多くは、ベストを選ぼうとして悩むことが多いと思います。

 

例えばAを選んだとします。

 

それによって目的も達成しました。

 

ところが、Bの方がベストな選択だったとなるとBを選べば良かった、という気持ちになるものです。

 

この気持ちが強い人ほど、悩む時間が多くなり、決断が遅くなります。

 

Aを選んだとしても目的は達成されているのに、よりベストを求めるのです。

 

ベストな決断も、もちろん大切ですが、そこに時間をかけていても、あまり意味はありません。

 

大事なのは目的を達成することです。

 

例えば行政書士試験に合格するのに30万円かかった人と20万円の費用で合格した人がいたとしても、どちらも目的は達成しているので、それでいいんです。

 

10万円の差など、行政書士の仕事1件ですぐに回収できます。

 

なので、色々迷ってしまうという人は、勘で決めてしまうのです。

 

勘というのは馬鹿にできません。

 

勘はその人の経験値などをもとにされた判断だからです。

 

1つのことを決めるのに時間がかかり過ぎるのは経営者として致命的です。

 

ベストではなく、ベターで判断していきましょう。

 

 

 

 

 

 

最後に

 

 

 

現在、成功している行政書士でも、初めは上記のタイプでなかった人もいます。

 

しかし、成功している人は、努力して自分を変えています

 

自信がない、という人でも大丈夫です。

 

これから、自分を変えていけば良いのです。

 

大事なのは変わりたいと思い、変わろうと努力することです。

 

他人を変えるのは難しいことですが、自分を変えることは、それほど難しいものではありません。

 

自分は、自分の意思で変えることができます。

 

初めは苦労するかもしれません。

 

元の自分に戻ろうとするからです。

 

しかし、何事も一番エネルギーを使うのは最初です。

 

続けているうちに、習慣化し、特に意識しないでもできるようになります。

 

行政書士として成功する自信がないという人でも大丈夫です。

 

絶対に変われます!

 

そのかわり、明日からなどと言わないでください。

 

後回しにするのはやめましょう。

 

今日から、自分を変えていくのです!

 

 

 

 

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