女性宮司ら3人死亡事件 凶器準備し待ち伏せか

女性宮司ら3人死亡事件 凶器準備し待ち伏せか
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東京・江東区の富岡八幡宮の近くで女性の宮司が殺害され、切りつけたと見られる宮司の弟が自殺するなどして合わせて3人が死亡した事件で、周辺の防犯カメラに宮司が車を降りた直後に弟らと見られる2人に襲われる様子が写っていたことが警視庁への取材でわかりました。警視庁は、凶器を準備したうえで待ち伏せしていた疑いがあると見て調べています。
7日午後8時半ごろ、東京・江東区富岡の路上で近くの富岡八幡宮の宮司の富岡長子さん(58)と運転手の33歳の男性が男女に刃物で切りつけられ、長子さんが死亡し、男性も大けがをしました。

また長子さんの弟の富岡茂永容疑者(56)と妻と見られる女もすぐ近くで倒れているのが見つかり、まもなく死亡しました。

これまでの調べで、茂永容疑者が女と一緒に長子さんと運転手に切りつけ、さらに女を殺害して自殺したと見られていますが、警視庁が周辺の防犯カメラの映像を確認したところ、長子さんが帰宅して車を降りた直後、建物の陰から飛び出してきた茂永容疑者らと見られる2人に襲われる様子が写っていたことが警視庁への取材でわかりました。

現場には血のついた日本刀やサバイバルナイフが複数落ちていたということです。警視庁は凶器を準備したうえで待ち伏せしていた疑いがあると見て調べています。

被害者と弟 長年にわたりトラブル

関係者によりますと、富岡長子さんと弟の茂永容疑者は富岡八幡宮の宮司の職をめぐって対立し、長年にわたってトラブルになっていたということです。

11年前の平成18年1月には茂永容疑者が「ことし中に決着をつける。積年の恨み。地獄へ送る」などと書いたはがきを長子さんに送り脅迫したとして逮捕されていたことも警視庁への取材でわかりました。

関係者によりますと、茂永容疑者は平成13年まで宮司を務めていましたが、父親に1度替わったあと長子さんが宮司になったということです。
警視庁は、こうしたトラブルが事件の背景にあった疑いがあると見てさらに詳しいいきさつを調べています。

近所の人「トラブル聞いていた」

現場近くに住む70代の女性は富岡茂永容疑者について「以前から神社側とトラブルになっていると聞いていた。私が結婚式を挙げた神社なのにこんなことになってしまって残念だ」と話していました。

女性宮司ら3人死亡事件 凶器準備し待ち伏せか

東京・江東区の富岡八幡宮の近くで女性の宮司が殺害され、切りつけたと見られる宮司の弟が自殺するなどして合わせて3人が死亡した事件で、周辺の防犯カメラに宮司が車を降りた直後に弟らと見られる2人に襲われる様子が写っていたことが警視庁への取材でわかりました。警視庁は、凶器を準備したうえで待ち伏せしていた疑いがあると見て調べています。

7日午後8時半ごろ、東京・江東区富岡の路上で近くの富岡八幡宮の宮司の富岡長子さん(58)と運転手の33歳の男性が男女に刃物で切りつけられ、長子さんが死亡し、男性も大けがをしました。

また長子さんの弟の富岡茂永容疑者(56)と妻と見られる女もすぐ近くで倒れているのが見つかり、まもなく死亡しました。

これまでの調べで、茂永容疑者が女と一緒に長子さんと運転手に切りつけ、さらに女を殺害して自殺したと見られていますが、警視庁が周辺の防犯カメラの映像を確認したところ、長子さんが帰宅して車を降りた直後、建物の陰から飛び出してきた茂永容疑者らと見られる2人に襲われる様子が写っていたことが警視庁への取材でわかりました。

現場には血のついた日本刀やサバイバルナイフが複数落ちていたということです。警視庁は凶器を準備したうえで待ち伏せしていた疑いがあると見て調べています。

被害者と弟 長年にわたりトラブル

関係者によりますと、富岡長子さんと弟の茂永容疑者は富岡八幡宮の宮司の職をめぐって対立し、長年にわたってトラブルになっていたということです。

11年前の平成18年1月には茂永容疑者が「ことし中に決着をつける。積年の恨み。地獄へ送る」などと書いたはがきを長子さんに送り脅迫したとして逮捕されていたことも警視庁への取材でわかりました。

関係者によりますと、茂永容疑者は平成13年まで宮司を務めていましたが、父親に1度替わったあと長子さんが宮司になったということです。
警視庁は、こうしたトラブルが事件の背景にあった疑いがあると見てさらに詳しいいきさつを調べています。

近所の人「トラブル聞いていた」

現場近くに住む70代の女性は富岡茂永容疑者について「以前から神社側とトラブルになっていると聞いていた。私が結婚式を挙げた神社なのにこんなことになってしまって残念だ」と話していました。