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「iOS 11.2」に「HomeKit」に不正アクセスできる脆弱性、アップルが修正

 現行バージョンである「iOS 11.2」の「HomeKit」に脆弱性が確認されたと9to5Macが報じている。この脆弱性が悪用されると、スマートロックやガレージドアオープナーなどのアクセサリが不正に操作される恐れがあるという。Appleはすでにサーバ側のフィックスによって対処しており、そのためHomeKitの一部の機能が制限されている。

 米国時間12月7日の9to5Macの報道によると、この脆弱性は、個々のスマートホーム製品ではなく、HomeKitのフレームワーク自体の問題だった。この脆弱性により、スマート照明やスマートサーモスタット、スマートプラグなど、HomeKitに接続されたさまざまなアクセサリを不正に操作することが可能になっていたという。9to5Macはスマートロックの不正遠隔操作を実証したと報じている。

 Appleは9to5Macに対し、「iOS 11.2のHomeKitユーザーに影響する問題は修正されている。この修正により、一時的に共有ユーザーへのリモートアクセス機能が制限されているが、来週早々にソフトウェアをアップデートし、機能を回復する」と述べた。

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