西東京バス(東京都八王子市)は9、16、23日の未明に、JR中央線で高尾駅まで寝過ごした乗客を自宅近くのバス停に送る深夜バス便「寝過ごし救済バス」を運行する。12月の金曜夜に忘年会が集中することを勘案し、土曜未明に実施する。2014年に始めた同バスはニーズが大きいため、17年も運行を決めた。
東京駅午前0時発・高尾駅同0時55分着の中央線特別快速の最終列車の寝過ごし客が対象。バスは同1時5分に高尾駅北口を出発し、都道46号や国道20号などのバス停24カ所を経て、同1時32分に八王子駅北口に到着する。運賃は通常の2倍の880円。
16年は3日間の運行で計75人が利用した。