鉄道・運輸機構は6日、九州新幹線長崎ルートの佐賀県内のレール敷設工事を管理監督する武雄鉄道軌道建設所を、武雄市武雄町に開設した。
市有地を借地し、プレハブ2階建て、約600平方メートルの事務所を建設した。来年6月には車両に電気を送る電線や照明工事を担う電気建設所、7月には駅舎や変電所などの施設を建設する建築工事事務所も入る予定。
開所式には佐賀県や武雄市の関係者ら約30人が出席。堀口知巳九州新幹線建設局長が「2022年度の完成に向けて懸命に工事を進めるので、理解と協力をお願いする」とあいさつした。