PEZY社長の齊藤元章氏

引用:https://mirai.doda.jp/uploads/0365-700x467.jpg
スパコン世界一企業の社長が逮捕
12月5日、PEZY Computing社長の齋藤元章氏が、助成金詐欺の疑いで東京地検特捜部に逮捕された。
事件が注目されているのは、PEZYのスーパーコンピューターが性能試験の世界5位中4代を独占したからでした。
最新のスパコン性能試験「Green500」で、1位2位3位5位がPEZY製作のスパコンであり、世界トップ企業と言っても良い。
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スパコン世界一企業の社長が逮捕
12月5日、PEZY Computing社長の齋藤元章氏が、助成金詐欺の疑いで東京地検特捜部に逮捕された。
事件が注目されているのは、PEZYのスーパーコンピューターが性能試験の世界5位中4代を独占したからでした。
最新のスパコン性能試験「Green500」で、1位2位3位5位がPEZY製作のスパコンであり、世界トップ企業と言っても良い。
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スパコン性能試験にはもう一つ「TOP500」があり、こちらは毎回中国勢が上位を独占しているが、実は「TOP500」はユニット全体の性能を測定していない。
低性能なユニットでも数多く並べれば合計すれば高性能になるので、中国は低性能な旧式のCPUを無数に並べて世界一を取っている。
しかも「TOP500」はスパコンの一部だけを稼動して全体の性能を推測するので、システムが機能しなくても良い。
「TOP500」の上位スパコンは机上の計算では高性能だが、システム全体を稼動させた事が一度も無く、最初から機能しないと考えられている。
実際に稼動するスパコンは「Green500」なのだが、上位10台中7台を日本製が占め、上位はすべてPEZY社のスパコンだった。
そのPEZY社の社長が詐欺容疑で逮捕されたので、スパコンの性能を偽装したのかと思いきや、そういう事ではなかったらしい。
報道によるとPEZY社の社長と開発部長の2人は「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)」に虚偽の書類を提出し、約4億3100万円の助成金を振り込ませた。
NEDOの2012年度事業で、約7億7300万円の費用がかかったと水増しした実績報告書を出したと書かれているが、これでは何のことかさっぱり分からない。
NEDOは2010年度以降、PEZY社に5件の助成金を出し、総額約35億2000万円に達していた。
安倍首相に親しい山口氏が助成金を得られるよう口利きし、同氏に助成金を還流させた疑惑とも言われている

引用:https://mamorenihon.files.wordpress.com/2017/05/noriyukiyamaguchi_ane_abeakie.jpg?w=625&h=307
何が不正だったのか?
報道によると容疑の対象は2013年度に5億円上限の『イノベーション実用化ベンチャー支援事業/超広帯域Ultra WIDE-IO3次元積層メモリデバイスの実用化開発』という長い名前の事業だった。
対象となったメモリー開発は、スパコンには搭載されていないとの事で、スパコンの性能を偽装していた訳でもなかった。
ただPEZY社のスパコンには「Green500」で1位を取る事に特化した、ランキングを取る為のマシンで、実用性に疑問があるという批判がされている。
とはいえ、「TOP500」1位2位の中国製スパコンが一度も稼動した事がないのに比べれば、こちらは少なくもシステムの全てが稼動している。
東京地検特捜部がマスコミに漏らしているのは「助成金で開発したメモリーがスパコンに使われなかった」「外注費を水増しした」事だとされている。
「メモリーがスパコンに使われなかった」というのは結果論であり、研究したが不成功の場合も有り、逮捕には結びつかない。
2番目は提出した報告書や見積書そのものが嘘だった場合で、これは確かに詐欺容疑に該当する。
最初から存在しない経費を水増しして請求に上乗せした、あるいは受け取った助成金を外部に流した可能性がある。
一部報道では、PEZY社から資金提供を受けていたのは与党自民党の有力者だったと、まことしやかに言われている。
PEZY社の顧問は安倍首相と親しい山口敬之氏で、同氏は家賃だけで推定200万円の事務所を構え、その金をPEZY社から受け取っていたとされている。
また安倍首相の政務秘書官、今井尚哉氏は経済産業省出身で、NEDOの監督官庁として大きな権限を持っていたとされている。
野党やマスコミは再び安倍首相の「忖度」を追及する構えで、事実であってもなくても、安倍首相はつくづく脇が甘く人を見る目がない。
スパコン性能試験にはもう一つ「TOP500」があり、こちらは毎回中国勢が上位を独占しているが、実は「TOP500」はユニット全体の性能を測定していない。
低性能なユニットでも数多く並べれば合計すれば高性能になるので、中国は低性能な旧式のCPUを無数に並べて世界一を取っている。
しかも「TOP500」はスパコンの一部だけを稼動して全体の性能を推測するので、システムが機能しなくても良い。
「TOP500」の上位スパコンは机上の計算では高性能だが、システム全体を稼動させた事が一度も無く、最初から機能しないと考えられている。
実際に稼動するスパコンは「Green500」なのだが、上位10台中7台を日本製が占め、上位はすべてPEZY社のスパコンだった。
そのPEZY社の社長が詐欺容疑で逮捕されたので、スパコンの性能を偽装したのかと思いきや、そういう事ではなかったらしい。
報道によるとPEZY社の社長と開発部長の2人は「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)」に虚偽の書類を提出し、約4億3100万円の助成金を振り込ませた。
NEDOの2012年度事業で、約7億7300万円の費用がかかったと水増しした実績報告書を出したと書かれているが、これでは何のことかさっぱり分からない。
NEDOは2010年度以降、PEZY社に5件の助成金を出し、総額約35億2000万円に達していた。
安倍首相に親しい山口氏が助成金を得られるよう口利きし、同氏に助成金を還流させた疑惑とも言われている
引用:https://mamorenihon.files.wordpress.com/2017/05/noriyukiyamaguchi_ane_abeakie.jpg?w=625&h=307
何が不正だったのか?
報道によると容疑の対象は2013年度に5億円上限の『イノベーション実用化ベンチャー支援事業/超広帯域Ultra WIDE-IO3次元積層メモリデバイスの実用化開発』という長い名前の事業だった。
対象となったメモリー開発は、スパコンには搭載されていないとの事で、スパコンの性能を偽装していた訳でもなかった。
ただPEZY社のスパコンには「Green500」で1位を取る事に特化した、ランキングを取る為のマシンで、実用性に疑問があるという批判がされている。
とはいえ、「TOP500」1位2位の中国製スパコンが一度も稼動した事がないのに比べれば、こちらは少なくもシステムの全てが稼動している。
東京地検特捜部がマスコミに漏らしているのは「助成金で開発したメモリーがスパコンに使われなかった」「外注費を水増しした」事だとされている。
「メモリーがスパコンに使われなかった」というのは結果論であり、研究したが不成功の場合も有り、逮捕には結びつかない。
2番目は提出した報告書や見積書そのものが嘘だった場合で、これは確かに詐欺容疑に該当する。
最初から存在しない経費を水増しして請求に上乗せした、あるいは受け取った助成金を外部に流した可能性がある。
一部報道では、PEZY社から資金提供を受けていたのは与党自民党の有力者だったと、まことしやかに言われている。
PEZY社の顧問は安倍首相と親しい山口敬之氏で、同氏は家賃だけで推定200万円の事務所を構え、その金をPEZY社から受け取っていたとされている。
また安倍首相の政務秘書官、今井尚哉氏は経済産業省出身で、NEDOの監督官庁として大きな権限を持っていたとされている。
野党やマスコミは再び安倍首相の「忖度」を追及する構えで、事実であってもなくても、安倍首相はつくづく脇が甘く人を見る目がない。
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