東京五輪・パラ 大会のマスコット3候補を発表

東京五輪・パラ 大会のマスコット3候補を発表
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東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会は、全国の小学生の投票で選ばれる大会のマスコットの最終候補3つの作品を発表しました。
東京大会の顔となるマスコットは、全国の小学生の投票で選ばれることになっていて、7日は、東京 渋谷区にある小学校の児童たちの前で2042件の応募の中から絞り込まれた最終候補3つの作品が発表されました。

マスコットは、オリンピックとパラリンピックのそれぞれで、1つの作品になっています。
このうち「ア」の作品は、大会のエンブレムにあしらわれている市松模様を身につけた人型のキャラクターで、パラリンピックでは桜も表現されています。
「イ」の作品は、オリンピックが招き猫やキツネ、パラリンピックがこま犬をモデルに、瞳に赤や青、緑といった大会のシンボルカラーがちりばめられています。
「ウ」の作品は、オリンピックがキツネ、パラリンピックがタヌキをモデルに紅白の色をしたキャラクターで、金色の水引を背負っています。

組織委員会によりますと、これまでに海外の日本人学校を含め4150校が投票に参加する手続きを終えているということで、投票はクラスで1票を入れる方法で行われます。

投票は今月11日から来年2月22日まで行われ、選ばれたマスコットは来年2月28日に発表される予定です。

「ア」案の特徴

3つの候補のうち「ア」の作品は、東京大会のエンブレムにあしらわれている伝統の市松模様が表現されています。

オリンピックのマスコットは、藍色の市松模様を仮面のようにつけて青い瞳をのぞかせ、体にも市松模様が描かれており、「伝統と近未来が1つになった温故知新なキャラクター」としています。

パラリンピックのマスコットは、赤い瞳の周りのほか、耳やほおの辺りには桜の花びらがデザインされ、ピンクの市松模様をマントのようにつけていて、「桜の触角と超能力を持つクールなキャラクター」としています。

組織委員会は「性格は正反対ですが、お互いを認め合い、大の仲よし。おもてなしの精神で、みんなを応援するためにベストを尽くします」と紹介しています。

イ案の特徴

3つの候補のうち「イ」の作品は、瞳に、赤、青、緑といったオリンピックとパラリンピックのそれぞれのシンボルカラーがちりばめられています。

オリンピックのマスコットは、福を呼ぶ招き猫や神社のキツネをモデルに、「日本を暖める炎と大地から生まれたキャラクター」ということで、赤いしめ縄のようなものを首に巻き、尻尾が炎になっています。

パラリンピックのマスコットは、神社の守り神であるこま犬をモデルに、「日本に四季を呼ぶ風と空から生まれたキャラクター」で、たてがみは雲だということです。

組織委員会は「生まれや見た目、性格は違うけど、ふたりは大親友であり、良きライバル。日本の大地や大空を舞台に競い合い、お互いを高めあっています」と紹介しています。

「ウ」案の特徴

3つの候補のうち「ウ」の作品は、紅白の色合いをベースに金色を取り入れていて、めでたさを表現しています。

オリンピックのマスコットは、「日本の昔話の世界から飛び出してきたキツネのキャラクター」で、おでこと、ほおの辺りに赤茶色のまが玉の模様があります。

パラリンピックのマスコットは、日本古来の化けるタヌキをモチーフにした「頭の上の葉っぱを使い、自由に変身するタヌキのキャラクター」で、ほおには白のまが玉の模様が描かれています。

組織委員会は「おめでたい紅白カラーに金の水引を背負ったキツネとタヌキ。仲がよく、お互いの得意分野を理解し、いつも励まし合っています」と紹介しています。

「力くれるマスコットを」

大会の組織委員会のマスコット審査会のメンバーで、タレントの中川翔子さんは、報道陣に対し「たくさんの応募の中でも本当にクオリティーが高く、『かわいい』、『かっこいい』、『個性的』、『力強い』、『日本らしい』などあらゆるポジティブな言葉が詰まった作品だ。最後に選ばれたマスコットは教科書にも載り、永遠に残るマスコットになると思うので、とてもわくわくしている」と話し、投票への参加を呼びかけました。

最終候補の作品を見た4年生の男子児童は「どれもいろいろな個性があふれていて、よいマスコットがいっぱいあり感動しました」と話しました。

また4年生の女子児童は「応援してくれたらうれしくなったり、力をくれたりするようなマスコットを選びたい」と話しました。

東京五輪・パラ 大会のマスコット3候補を発表

東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会は、全国の小学生の投票で選ばれる大会のマスコットの最終候補3つの作品を発表しました。

東京大会の顔となるマスコットは、全国の小学生の投票で選ばれることになっていて、7日は、東京 渋谷区にある小学校の児童たちの前で2042件の応募の中から絞り込まれた最終候補3つの作品が発表されました。

マスコットは、オリンピックとパラリンピックのそれぞれで、1つの作品になっています。
このうち「ア」の作品は、大会のエンブレムにあしらわれている市松模様を身につけた人型のキャラクターで、パラリンピックでは桜も表現されています。
「イ」の作品は、オリンピックが招き猫やキツネ、パラリンピックがこま犬をモデルに、瞳に赤や青、緑といった大会のシンボルカラーがちりばめられています。
「ウ」の作品は、オリンピックがキツネ、パラリンピックがタヌキをモデルに紅白の色をしたキャラクターで、金色の水引を背負っています。

組織委員会によりますと、これまでに海外の日本人学校を含め4150校が投票に参加する手続きを終えているということで、投票はクラスで1票を入れる方法で行われます。

投票は今月11日から来年2月22日まで行われ、選ばれたマスコットは来年2月28日に発表される予定です。

「ア」案の特徴

3つの候補のうち「ア」の作品は、東京大会のエンブレムにあしらわれている伝統の市松模様が表現されています。

オリンピックのマスコットは、藍色の市松模様を仮面のようにつけて青い瞳をのぞかせ、体にも市松模様が描かれており、「伝統と近未来が1つになった温故知新なキャラクター」としています。

パラリンピックのマスコットは、赤い瞳の周りのほか、耳やほおの辺りには桜の花びらがデザインされ、ピンクの市松模様をマントのようにつけていて、「桜の触角と超能力を持つクールなキャラクター」としています。

組織委員会は「性格は正反対ですが、お互いを認め合い、大の仲よし。おもてなしの精神で、みんなを応援するためにベストを尽くします」と紹介しています。

イ案の特徴

3つの候補のうち「イ」の作品は、瞳に、赤、青、緑といったオリンピックとパラリンピックのそれぞれのシンボルカラーがちりばめられています。

オリンピックのマスコットは、福を呼ぶ招き猫や神社のキツネをモデルに、「日本を暖める炎と大地から生まれたキャラクター」ということで、赤いしめ縄のようなものを首に巻き、尻尾が炎になっています。

パラリンピックのマスコットは、神社の守り神であるこま犬をモデルに、「日本に四季を呼ぶ風と空から生まれたキャラクター」で、たてがみは雲だということです。

組織委員会は「生まれや見た目、性格は違うけど、ふたりは大親友であり、良きライバル。日本の大地や大空を舞台に競い合い、お互いを高めあっています」と紹介しています。

「ウ」案の特徴

3つの候補のうち「ウ」の作品は、紅白の色合いをベースに金色を取り入れていて、めでたさを表現しています。

オリンピックのマスコットは、「日本の昔話の世界から飛び出してきたキツネのキャラクター」で、おでこと、ほおの辺りに赤茶色のまが玉の模様があります。

パラリンピックのマスコットは、日本古来の化けるタヌキをモチーフにした「頭の上の葉っぱを使い、自由に変身するタヌキのキャラクター」で、ほおには白のまが玉の模様が描かれています。

組織委員会は「おめでたい紅白カラーに金の水引を背負ったキツネとタヌキ。仲がよく、お互いの得意分野を理解し、いつも励まし合っています」と紹介しています。

「力くれるマスコットを」

大会の組織委員会のマスコット審査会のメンバーで、タレントの中川翔子さんは、報道陣に対し「たくさんの応募の中でも本当にクオリティーが高く、『かわいい』、『かっこいい』、『個性的』、『力強い』、『日本らしい』などあらゆるポジティブな言葉が詰まった作品だ。最後に選ばれたマスコットは教科書にも載り、永遠に残るマスコットになると思うので、とてもわくわくしている」と話し、投票への参加を呼びかけました。

最終候補の作品を見た4年生の男子児童は「どれもいろいろな個性があふれていて、よいマスコットがいっぱいあり感動しました」と話しました。

また4年生の女子児童は「応援してくれたらうれしくなったり、力をくれたりするようなマスコットを選びたい」と話しました。