独立開業直後!稼げる行政書士の営業の仕方

行政書士 営業方法

独立開業したての行政書士はどのように依頼を獲得していくのか。

別の記事で少しふれたが、もう少し詳しく書いていこうと思う。

私も、コネなし金なしで開業しました。どのようにして仕事が来るのかは経験済みなので分かっている。開業すぐの段階では大きく分けて二通りの方法しかない。

  1. とにかく沢山の人と会う(直接依頼または紹介)
  2. ホームページのからの依頼

私はとにかくこの方法が王道だと考えている。

他にも、チラシを作成してポスティング、DMを発送、Facebookに載せたりなど方法はあるのだが、正直開業したての状況で実践しても上手くいくことはないだろう。一部の人はうまくいくのかもしれないがギャンブルであると考える。少し大げさかもしれないがDMやチラシは仕組みをきちんと考え抜いて始めないと広告費を垂れ流すことになるからだ。

さて、話は戻るが先程の1.2.どちらを主軸で運営していくのかは考えなければならない。結論から言うと結局のところ1.2.二つとも手掛ける必要がある。正直なところ1.の方が成果が出るのが早いだろう。圧倒的な広告費があり、受任するための面談ができるのであれば2.でもいい。

しかし、開業したての行政書士で広告費と面談力が最初からある人はなかなか居ないのが現実である。そこで、まずはいろいろな所に出かけて人と会って営業する方法をしてはどうだろうか。

行政書士の営業はどこに出向いたらいいのか

人が集まるところならどこでも出向いたらいい。例えば一部だが次のような場所でもいいだろう。

  • 行政書士会の勉強会
  • 行政書士会の懇談会
  • 飛び込み営業
  • 異業種交流会
  • 他士業と交流会
  • 気になる業界のセミナー
  • 行政書士会や企業の無料相談会
  • ボランティア活動
  • 商工会議所の交流会
  • 地域の行事や催し物
  • 親戚の集まり
  • 同窓会
  • 気になる業界の勉強会

など正直何でもいいのである。ただし、一人で通信で勉強をするなどはだめだ。人と会って自分を知ってもらい覚えてもらう。そして業務につなげるのが目的だからだ。

人と会って何を営業するのか

とにかく人の集まるところに行って「行政書士である自分」を覚えてもらおう。挨拶して名刺配って一芸して、基本的に不快感を与えない方法なら何をしてもいい。正直なところ世間の方は「行政書士ってなに?」というのが正しい認識だ。「なんか、行政ってつくからお役所の仕事なのかな?実際何してるのか分からないな。」が本当の行政書士の実態だ。

ここから、自分は何ができ何をするときに利用したいのかを知ってもらうひつようがある。弁護士や税理士は何をするかはかなりの人が知っている。しかし行政書士は何ができるかから知ってもらわなければならないので少し大変だ。

まず初めは営業費を使って自分を知ってもらう。何ができるかしってもらう。そして一生懸命に業務やってますということを知ってもらう必要がある。新人だから具体的に何ができるかはないだろう。しかし大丈夫だ。

薄っぺらい業務内容が説明できればいい。完璧にして話をするなんてなかなかできないし非効率だ。一生懸命やらせていただきます。新人の頃は特に業務スピードと誠実性を意識しておく必要がある。コツコツと業務を積み重ねることによって信頼性も出てくるだろう。

「この人は新人だけど一生懸命だ」「この人と話していると誠実なのが分かる」

人は頑張っている人が大好きだ。応援してあげたくなるものだ。

とにかく頑張ってお客様のためになることをアピールして覚えてもらおう。その人自身に行政書士に頼むことがない場合でも知り合いの社長を紹介してくれたりもする。とにかくお客様のために力になるというスタンスで誠実にかつ一生懸命自分をアピールするのだ。

行政書士はサービス業。新人の場合は自分という人柄を売り込もう。

色々な人が集まるところに出向けと書いたが一回行くだけじゃないよ

人が集まるところに行くのは自分を覚えてもらう必要があるからだ。だったら一度会うだけではなく何回も何回も通う必要がある。覚えてもらったらすぐに仕事が入ってくるわけではない。しかし、それでもいろいろな人に会っているとあるとき「〇〇先生、ちょっと相談が」と急に相談されることになるだろう。

地道に営業を続けていると、人脈が1人2人……10人………100人と広がっていくとになる。すると業務を紹介してくれる人や業務を依頼してくれる人が増えていき経営が安定してくる。

そして依頼を受けた仕事をきちんと完了してお客様に満足してもらうと、さらにそのお客様から別のお客様を紹介してもらえたりもする。行政書士という専門家として紹介してもらえるのである。ここまでくると行政書士事務所の経営も軌道に乗ってくるので行政書士で食っていくことは可能だ。

いきなり年収数千万円は無理だよ

ほとんどの人はすぐに年収数千万円は無理だ。現実的な数値ではない。しかし、私の知り合いで3年目で1千数百万円の年収に到達した先生もいる。また、数カ月で月100万円を突破し安定的に稼いでいる先生もいる。

要はやり方次第だがみんなに共通したことは地味な作業をコツコツと続けていける、そしてどちらかというと人と話すのが得意(すごい営業マンという訳ではなくそこそこ話せる普通レベル)ということだ。

営業メインでするならホームページは要らないのでは?いるに決まってるだろ

営業が得意で営業メインにするにしろ、ホームページ集客に力を入れるにしろホームページは必ずいる。もう絶対と言っていいぐらい必須のものだ。

開業当初は足でコツコツ稼ぎながら集客出来る仕組みを構築する必要がある

開業当初すぐに仕事がいっぱいになることは少ないだろう。今成功して稼いでいる行政書士はやっていることだがまずはとにかく人と会って仕事を獲得すること。その仕事をこなしながら別のルートで仕事が入ってくる仕組みを作るんだ。何か分かるな。そうホームページを作るんだ。

ホームページを作るのは正直自分でやっても、作成業者に任せてもどちらでもいい。出来ればWebの専門知識を持ってる人に頼んだ方がいいだろう。

集客が出来るホームページを作成する必要があるからだ。ちなみに、私の知り合いの行政書士は自分でホームページを作成しているが、あまりお問い合わせは来ていない。

私はというと、幾つかホームページを持っている。参考にどれ位売上があるかというと一つのホームページだが年500~600万位である。少ないものだと年60万円位だ。なお、500~600万売上るホームページは作成後1年数か月程経過しているものである。

ホームページ作成は専門の業者に任した方がいいが「お金が無い」「どの専門家に任したらいいか分からない」などの理由で自分で作成する人もいるだろう。そんな人のために、また別ページでホームページ集客の事について書こうと思う。

※私はプログラムや集客、マーケティングの事を猛烈に勉強し実践してきたから集客できるホームページを作るのは得意だ。今では弁護士事務所や税理士事務所の集客も担っている。

ホームページはいくつ作るか

ホームページは業務の種類の数作るんだ。なぜだか分かるか。別記事で書いたが専門性を出すために作るのである。しかし、しょうもないホームページを大量生産するぐらいならしっかりしたのを1つ作ろう。要は中途半端なものを沢山作るのではなくしっかりしたものが出来たら次を作成するということだ。

ホームページを作るからと言って足で稼ぐ営業をしなくていいわけではない

行政書士業務をするにあたって足で稼ぐということは大切だ。これはホームページを作っても一緒である。士業の世界は本当に紹介で仕事が来ることが多い。正直、私は全く紹介を期待していないのだが、ありがたいことに業務の依頼が来るのである。

余談だが、紹介を受けたら紹介をする。いいことしてもらったら感謝の言葉を言う。このようなビジネスとしては普通のことがきちんとできていない行政書士はたまにいるのが現実だ。

まとめ

  • 独立開業したての行政書士はとにかく人がいるところに出向け。
  • 営業するときは顔を覚えてもらえ。そして複数回同じ人に会え。
  • 営業しながら業務しながら集客の仕組みを作れ。
  • ホームページはできればwebの専門家にお願いしろ。(お金がないなら自分で作れ)

 

集客できるホームページを自分で作りたい方!

ホームページを作る理由。それは、ホームページを作成し「集客し売上を増やすことができるか」の一点だ。きれいなデザインのホームページを作ることではない。ホームページを初めて作る人やホームページを作りかけたが中途半端に作成し成果が出ない人必読。


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