はるかのひとりごと > サイエンス > 初夏の紫外線は美容の大敵です
さて、女子ならば気にしなければならない美容についてです。

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紫外線というと体に悪いといいますね。
実はそんなレベルでは無く、生命が存在出来ないほどの毒性のある光線なのです。

地球が生まれたばかりの大気は、水素やヘリウムなどの軽い気体で覆われていました。
太陽から放射される紫外線は、直接地表に降り注いでいたのです。
毒性の強い紫外線が地上に降り注ぐので、地上には生命は誕生しませんでした。
それが、海が出来て紫外線をカットするバリアが出来たので
「海に生命が誕生」したのです。
ということは、紫外線は生命が存在できないほど、恐い光線なのです。

地球は、海に生命が誕生した事により酸素を得ます。
そして海から徐々に蒸発して気体化した酸素がどんどん蓄積し酸素の層ができました。
酸素は、徐々に上空に昇り地球全体を覆いました。
そこで変化が発生します。酸素分子O2と酸素原子Oが化合しO3が誕生するのです。
これがオゾン層というものです。
オゾン層は、紫外線を吸収して地上に殆ど紫外線を届けません。
オゾン層ができたので、地上に生命が誕生したといっても過言ではありません。
まさに、オゾン層様様なのです。

そのオゾンなのですが、以上の説明で
酸素が濃いと沢山できて地表に到達する紫外線も少ないというのが分かると思います。
酸素が多いのは赤道上の熱帯雨林とかですね。
植物が多く、温暖な気温なので、酸素が豊富です。
ですから、赤道上が一番オゾンが濃いと言っても良いでしょう。

ですが、オゾン層ができる条件は、酸素の濃さだけではなくもう一つ重要な要素があります。
それは温度です。
温度が高い方が酸素からオゾンを作りやすいのです。

ここまでの説明で、極(北極と南極)の冬が一番オゾン少ない事になります。
また、我々の住んでいる北半球は、比較的植物が多いので酸素が多いですよね。
ですから、南極より北極の方がオゾンが濃いのです。

オゾンホールという言葉を聞いたことがあると思います。
文字通りオゾン層に穴が空くとんでも無い現象です。
そのとき決まって「南極の」という言葉でます。
今回の説明で、なぜ南極なのかが分かったと思います。

話がそれましたが、まとめます。
・オゾン層は、上空でオゾンの層を作り紫外線をカットするバリアである。
・オゾン層は、酸素が濃ければ濃いほど、厚い層を形成する。
・オゾン層は、温度が高ければ高いほど、厚い層を形成する。
これだけ、理解できればオゾン博士ですね^^

では、我々の住んで居る日本についてです。
私の説明で、「日本の夏」が一番オゾン層が濃く、冬がオゾン層が薄いのが分かります。
真夏のサンサンと照る太陽光線は、スゴイ紫外線に思いますが
同時に我々を守るオゾン層も強くなっているのです。
ですが、ここに落とし穴があります。
それは「初夏」です。
まだオゾン層が薄い状態で、強い紫外線が地表に降りてくるのです。
時期的には5月~7月あたりでしょうか。
非常に危険です。
紫外線は、雲にはあまり吸収されないので、「曇りの日」もヤバイです。

ということで、この時期に外出する場合、たとえ短期でも
日傘を持って行ったり、SPFの高い化粧品で、お肌を守りましょう(o^^o)

肌は、ビタミンC、B、Eを沢山摂る(食後すぐのサプリが効果的)のと
紫外線を当てない肌を維持すれば確実に年齢を誤魔化す事が可能です。
私は20代で通ると思っていますwwwwオモウダケナラネ・・・

ではでは。

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鈴木はるかのプロフィール画像
(Haruka Suzuki)
仕事:金融システムのSE
好きな物:スイーツ、絶景
趣味:お菓子/アニメ/多趣味

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