昨日、僕たちは裁判に負けた。
テレビという娯楽装置に、どこからともなく乗っかってきた、巨大な利権団体に、民主主義は敗北した。
僕らは、テレ朝を見たくてテレビを買う。フジを見たくてテレビを買う。日テレを見たくてテレビを買う。TBSを見るためにテレビを買う。民間放送を見るためにテレビを買うんだ。
そして僕らは、テレビを買えば、テレビを自由に視聴することができる。無料のテレビを見る自由もあるし、有料のスカパーを見る自由もある。スカパーは、お金を払えば見れるチャンネルだ。
そんな自由な電波へ、公権力を振りかざして、有料チャンネルを一方的にのせてきたのがNHK。NHKは、見ても見なくても金を巻き上げる電波を作った。
それを裁判所は合憲としてしまった。
許せね。マジで許せねえ。
「NHKは見ません。だからお金は払いません」
どこがおかしい?
「見ないのでウチに電波を送らないでください」
どこが間違っている?
よく考えてみてほしい。
勝手に飛ばした電波で、強制的に受信料を徴収できてしまうなら、それを認めてしまうなら、仮にNHKが「来月から受信料が20万になります」と言われたら「はい、わかりました」と支払わなければならない。
収入が200万の人だったら払えても、20万の人だったら破産してしまう。これを暴力と言わずに、なんと言うのだろう。
電気は、使わなければ払わなくていい。ガスは止めてもらえばいい。水道だって止めてもらうことができる。水道で「いいえ、蛇口があるからダメです」とか、電気で「電線があるからダメです」なんてことになったら大変なことになる。
問題は、拒否する自由がないことなんだ。
水道や電気などは、国民全体のライフラインになるから、本来的には、拒否する自由はないのかもしれない。水がなければ死んでしまうし、電気がなければ凍えて死んでしまうから。
でも、テレビは見なくても死なない。
それを、裁判を起こしてまで、強制的に徴収しようとするNHK。それを認めた裁判所。
僕は、NHKや司法を批判したいんじゃない。
そのなかで、生きた生身の人間がやろうとしていることが許せない。無理やり徴収するために裁判を起こした人。それを認めた裁判官の人。
あなたは、ただの人間だし、そのなかでもクズの部類だと思う。
僕はテレビを叩き潰す。
金属バットでメッタメッタのギッタンギッタンに引き裂いて、狂ったように叩き潰すんだ。アンテナをバッキバッキに折り、画面なんて原型を残さず破壊してやる。ただひたすらに金属バットを振り上げ、振り下ろし、執拗に無心に垂直に愚直に撃ち下ろす。そして巨大なローラーでもって圧縮してペシャンコにして、シュレッダーで切り刻んでやるんだ。
さあ、テレビを窓から投げ捨てよう。
今日言いたいのそれだけです。