観光地での昼食は難しいと思う。
その土地の名物や食べたい物を考慮しつつ、できるだけ並ばずに入店したいからだ。
ただ、大抵の観光地の名店は混雑しているので悩ましい。
箱根、と言うか強羅にある”彫刻の森美術館”は現代彫刻を主体とし、野外を散策しながら彫刻を間近で見る事が出来る。
巨大な彫刻を至近距離で見られるのはあまり無い機会なので、箱根に行った際は押さえておきたい。
そして、美術館と言うスポット自体がちょっとした穴場であり、観光地のランチをするのにも最適な場所だった。
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彫刻の森美術館
彫刻の森美術館は、山の中で巨大彫刻を鑑賞したり、実際に触れて楽しむ事が出来る。
現代彫刻なので、一見しただけでは意味が解らない物もあるが、そこを想像で補うのが楽しいと思う。
子供が実際に入って遊べる作品もあり、長時間滞在しても飽きない工夫が随所に見える。
また、足湯が併設されているカフェも館内にあり、半日と言うか1日滞在していても飽きない。
彫刻の森美術館、と言いつつピカソの作品ばかりを展示したミュージアムもあるので侮れない。
現代彫刻や絵画に興味が無くても、世界の巨匠であるピカソの作品を見る機会はあまりないと思う。
パッと見は上手いんだか下手なんだか良くわからん絵画のイメージがあるピカソだが、以外にも焼き物の展示も多い。
中にはクスッとする焼き物の作品もあったりする。
小さなミュージアムだが、そこだけ見ていても軽く1時間くらいは見られる。
そして、美術館内を歩き回って腹が空けば”彫刻の森ダイニング”でランチにしたい。
目の前は一面ガラス張りで、席の間隔も広めに取られているのが嬉しい。
(やや高台にあるので、彫刻の森を文字通り一望する事ができる)
基本的に美術館に来た人しか利用しない為、ピーク時も比較的待ち時間は少ないと思われる。
昼食の金額自体もめちゃくちゃ高いと言う訳でも無い。
観光地の昼食と言うと手軽な物でパパっと済ませるイメージがあるが、これからの観光に備えて、昼食こそしっかり、ゆっくり食べるようにしたい。
(どれにしようかとっても悩むメニュー。彫刻の森クラブサンドも気になる)
シーフードカレー
店の看板メニューに偽り無し!
やや辛めのルーとシーフードの相性は抜群。
スペアリブ
巨大なスペアリブが3本、合計250gは圧巻。
甘辛ダレと柔らかお肉のコンビネーションは絶妙!
美術館で食べる至福のランチ
ぶっちゃけ空腹時に調子に乗って注文しすぎたか? と思ったが、両方とも美味しく頂けた。
シーフードカレーはやや辛めのルーがシーフードの味を引き立て、ムール貝の旨みをより感じさせてくれる。
シーフードのコクとルーの辛さが相まって、ご飯がどんどん進む。
ルーは具材の分、気持ち少なめなのでペース配分を守って、上手くごはんと食べきれる様にしたい。
スペアリブは個人的には食べづらい、と言うイメージがあったが、そんな事は一切無い。
箸でも”ほろほろ”とほぐれるほど柔らかい肉が、甘辛いタレと相まってどんどん食べられる。
付け合せのポテトをスペアリブのソースに絡めて、最後まで楽しめるのが心憎い。
美術館は基本、歩くので昼食をゆっくりと座って食べれるのは嬉しい。
ダイニングの他にビュッフェも併設されているので子供連れでいく場合はそちらに行くと、安心だ。
いずれにしても大混雑はしにくい場所なので、箱根に行った際はまた訪れたいと思う。
それでは、また。
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彫刻の森美術館
営業時間:10:00~17:00(LO:16:30)
定休日:無休
箱根 彫刻の森美術館 THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM
※WEBから割引ページの印刷を持参すると100円引き。
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