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【格闘技】

<ドラゴンゲート通信>YAMATO、東北で初防衛

2017年11月29日 紙面から

初防衛に成功した(左から)ハルク、YAMATO、神田=仙台市のサンフェスタで

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 ドラゴンゲートとしては東北地区初のビッグマッチとなる仙台市・サンフェスタ大会が26日あり、メインのオープン・ザ・トライアングルゲート選手権で王者のYAMATO&B×Bハルク&Kzyのトライブ・ヴァンガード組がヒールのヴェルセルク組を破り、初防衛に成功した。

 トライブ・ヴァンガードのリーダー、YAMATOにとっては、絶対につまずくことが許されない試合だった。ドラゴンゲートにとって、東北地区でのビッグマッチ開催は悲願。岩手県一関市生まれのYAMATOは、最大の目玉になる。メインを任された責任は大きい。しかも、相手のヴェルセルクのリーダーは、宿敵の鷹木信悟だ。

 そんなYAMATOに恥をかかせようと、ヴェルセルクは試合開始からラフ攻撃を仕掛けた。鷹木はパートナーのEitaと神田裕之を使い、場外の机の上でパイルドライバーを放ったり、合体式のブレーンバスターでたたきつけるなど、徹底的に追い込んだ。

 だが、王者組は20分すぎから神田に狙いをしぼって攻勢に。ハルクの顔面げり、そして最後にYAMATOがギャラリア(オリジナルのパイルドライバー)で3カウントを奪った。

 試合後、YAMATOは来年9月9日に、より観客収容数の大きい仙台サンプラザ進出を発表。「ぼくが9月にシングルのドリームゲートのベルトを落としてしまったので、そのタイトル戦ができず、やはりもの足りなかった。来年はドリームゲート戦をやりたい。ぼくは必ずメインイベントの座を奪い取ります」と約束した。 (大西洋和)

 

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