行政書士開業の携帯電話

 

 

行政書士事務所開業にあたっては、携帯電話は必要となります。

 

外出先でも連絡がとれるよう、必ず携帯電話も用意しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スマートフォン

携帯電話はガラケーではなく、スマホ(スマートフォン)にしたほうが良いです。

 

高性能なスマホの方が業務において何かと便利だからです。

 

スマホの場合、外出先でもお客様からメールで送られてきた書類を確認することができます。

 

ExcelやWordといったビジネス文書もアプリをダウンロードすれば確認することができますし、ネットからPDFの文書も閲覧できます。

 

また、ネット検索することも多いので、その場合もスマホが活躍してくれます。

 

役所の情報や地図情報、乗換案内などスマホ1台で全て情報を得ることができます。

 

その他にも、スマホは高画質な写真を撮影することができます。

 

資料として参考にしたり、申請書に添付する写真を撮影することができます。

 

最近のスマホのカメラは高性能なので、デジカメを別に用意する必要もありません。

 

 

 

 

かけ放題プラン

携帯電話(スマホ)のプランは「かけ放題プラン」にしましょう。

 

行政書士は意外と外出することが多く、出先から携帯電話を使うことも多いです。

 

また、お得意様などには携帯電話から掛けることも多いので「かけ放題プラン」にしたほうがお得です。

 

 

 

 

データ量は少量でOK

スマホの場合、「データ量」というものがあります。

 

バイトという単位を聞いたことがあると思いますが、ネットを使ったり、メールを送ったりするとデータ通信量として数値化され加算されていきます。

 

その1か月あたりの使用量をあらかじめ設定することになり、その設定した使用量によって料金も変動します。

 

設定した通信量を超えてしまうと、制限がかかり一気に通信速度が遅くなります。

 

その場合、追加料金を支払うことで制限を解除することができます。

 

しかし、業務で使う場合は、それほど気にしなくても良いと思いますので、データ通信量が少ない安い料金の設定で大丈夫です。

 

最も通信量が多いのは動画ですが、業務で動画を見ることはまずないでしょう。

 

取りあえずは最小に設定して、使ってみてから足りないようであれば、設定を変更しましょう。

 

 

 

 

安定した通信状況

業務で使用する以上、安定した通信状況の確保が必要です。

 

お客様と通話している時に、会話が途切れてしまったり、雑音が入ってしまうようではお客様にストレスを与えてしまいます。

 

従って、現時点では通信状況が安定している3大キャリアの通信会社を選択することをおすすめします。

 

docomo、au、SoftBankの3つです。

 

格安スマホが最近、話題となっていますが、業務として使用するのはおすすめできません。

 

格安スマホは電波の安定性が悪いからです。

 

私の家族が格安スマホを使っているのですが、まずそもそも、電話が繋がりません。

 

電波状況を確認しても電波は入っているのですが、掛けてみても繋がらないのです。

 

何度かかけてみて、やっと繋がるというレベルです。

 

最近では、初めからLINEで掛けてしまいます。

 

これでは、お客様からすると、いつも掛からないな、と余計な誤解を与えてしまうことになりますので、通信状況が安定している大手の通信会社を選びましょう。

 

 

 

 

格安スマホにするならガラケーの組み合わせ

格安スマホは料金も安いので、最近注目を集めています。

 

しかし、上記で述べたように電波の安定性が悪いのがデメリットです。

 

プライベート用に持つには良いのですが、業務用としては使えません。

 

従って、格安スマホとガラケーの2つを用意するという方法もあります。

 

ガラケーは事務所の通話専用携帯電話として用意し、格安スマホはプライベート用として使います。

 

プライベート用の格安スマホでも、通話状況以外は通常のスマホと変わりありませんのでネットの閲覧やアプリ、カメラなど、問題なく使うことができます。

 

そこでスマホでしかできないものは業務においてもプライベート用の格安スマホを使用すれば良いのです。

 

 

 

 

 

プライベート用と事務所専用と分けて持つべきか

プライベート用と事務所用の携帯電話(スマホ)を分けるべきかという悩みを持つ人は多いと思います。

 

ベストなのは分けて持つことです。

 

プライベートと事務所の携帯電話(スマホ)を一緒にすると、電話がかかってきたときにプライベートの電話なのか、仕事の電話なのか区別がつきにくいといったデメリットがあります。

 

また経費を帳簿につける際も分けていた方が便利です。

 

しかし開業当初はなるべくコストを抑えたいものです。

 

そこでおすすめなのは上記にもありますが、格安スマホとガラケーの組み合わせです。

 

格安スマホをプライベート用の携帯電話として使い、ガラケーを事務所用の携帯電話として使います。

 

通話対応はガラケーを使い、ネットやアプリなどは格安スマホを使えば、お互いの弱点を補い合ってくれます。

 

どちらもコストが安いので、2つ合わせても通常のスマホを1台持つのと変わらない料金です。

 

 

 

 

 

 

行政書士事務所開業に必要な携帯電話

スマートフォン

 

かけ放題プラン

 

データ量は少量でOK

 

安定した通信状況

 

格安スマートフォンとガラケーの組み合わせがおすすめ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

格安スマホ

 

 

格安スマホでおすすめなのは、【UQモバイル】です。

 

UQモバイルは格安スマホの中でも通信速度が最速だからです。

 

料金も、最も安いプランで1,980円とかなり安いです。

 

 

 

料金プラン

プランS
データ容量 2GB
月額 1,980円

 

 

プランM
データ容量 6GB
月額 2,980円

 

 

プランL
データ容量 14GB
月額 4,980円

 

 

初めてスマホを使うという人はプランSをおすすめします。

 

これはデータ容量が2GBのプランです。

 

通常は2GBあれば十分でしょう。

 

もし、2GBで足りないようでしたら、他のプランを検討してみてください。

 

 

 

 

 

通話プラン

おしゃべりプラン
5分以内の国内通話がかけ放題

 

ぴったりプラン
プランS  60分無料
プランM 120分無料
プランL 180分無料

 

 

個人的にはおしゃべりプランをおすすめします。

 

おしゃべりプランの使い方は、メールを打つのが面倒なときや、緊急の時は通常通り電話をかけます。

 

これは大抵5分以内に済みます。

 

長時間、話したいときはLINEなどのアプリを使って通話すれば通話料金はかかりません。

 

通話プランは毎月変更することができますので、ご自身の状況に合わせて変更してみるのも良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

それではUQモバイルの申し込み方法を解説します。

 

 

申込みの前に必要な以下のものを用意しましょう。

・本人名義のクレジットカード
・本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)

 

 

 

まずは【UQモバイル】のホームページにアクセスします。

画面右上の「お申込み」をクリックします。

 

申込情報入力画面になりますので、必要事項を記入します。

 

とあるものは必ず記入してください。

 

※全国一律500円の送料がかかりますがWEBから申し込んだ場合は、配送料が無料となりますのでWEBから申し込みましょう。

 

 

 

 

本人確認書類の提出

本人確認書類の提出方法は、メールとFAXの2つの方法があります。

 

メールの場合は、Webフォームの申込み完了ページに表示されるメールアドレスか、申込み後に送られてくるメール宛に返信します。

 

本人確認書類を撮影した画像データか、スキャンした画像データを添付して返信してください。

 

 

 

 

申込み審査

申込内容・本人確認書類に不備がないことの確認と審査が行われます。

 

審査受付後、受付完了メールが送られてきます。

 

審査開始から完了まで5分~30分程度です。

 

審査完了後、登録完了メールが送られてきます。

 

 

 

 

 

商品の発送

審査完了後、2~3日で登録した住所に端末(スマホ)が発送されます。

 

通常、端末到着時に代金引換で配送料を支払うことになりますが、WEBから申し込んだ場合は、配送料が無料となります。

 

 

 

 

利用開始

商品到着後、端末にSIMを挿入し、電源を入れ、「111」 と番号を押して発信テストします。

 

「接続試験は終了です。ありがとうございました。」とアナウンスが流れたら終了。

 

利用開始となります。

 

 

 

 

 

スマホの注意点

データ通信量が設定値を超えないよう、自宅や事務所では必ずWi-Fi接続で利用してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

携帯電話(ガラケー)は事務所の通話専用として使用しますので、通信状況が安定している3大キャリアを選択します。

 

3大キャリアとは、docomo、au、SoftBankの3つです。

 

この3つであれば、どの通信会社を選択しても問題ありません。

 

 

 

24時間かけ放題

通話専用として使用するので、24時間かけ放題のプランにしましょう。

 

どの通信会社でも実施しています。

 

docomo
「カケホーダイプラン(ケータイ)」 2,200円
※「カケホーダイライトプラン」は何時間でも通話料が無料となるプランではなく1回5分以内の通話が無料となるプランです。

 

au
カケホ(ケータイ) 2,200円
※「スーパーカケホ」は何時間でも通話料が無料となるプランではなく1回5分以内の通話が無料となるプランです。

 

SoftBank
スマ放題(ケータイ) 2,200円
※「スマ放題ライト」は何時間でも通話料が無料となるプランではなく1回5分以内の通話が無料となるプランです。

 

 

 

 

 

データ容量プランは最小のもの

事務所用の携帯電話(ガラケー)は通話専用として使用するので、データ容量は最小で構いません。

 

その代わり、事務所用の携帯電話(ガラケー)ではネット通信やメールはしないようにしましょう。

 

docomo
ケータイパック(2GB) 300~4,200円
docomoのデータ容量プランは「ケータイパック(2GB)」を選択しましょう。
300円から開始し、4,200円が上限額となるプランです。
docomoは0円からスタートするものがなく、300円からとなります。

 

au
ダブル定額Z(ケータイ) 0円~4,200円
auのデータ容量プランは「ダブル定額Z(ケータイ)」を選択しましょう。
0円から開始し、4,200円が上限額となるプランです。

 

SoftBank
データ定額S(4G ケータイ)  0円~4,200円
SoftBankのデータ容量プランは「データ定額S(4G ケータイ) 」を選択しましょう。
0円から開始し、4,200円が上限額となるプランです。

 

 

 

 

 

 

3大キャリアの料金

 

 

端末代金により月々の料金も変わってきますが、各社の料金は概ね以下の通りになります。

 

 

docomo

カケホーダイプラン(ケータイ) 2,200円(税込2,376円)

 

spモード 300円(税込324円)

 

ケータイパック(2GB) 300円(税込324円)

 

合計 2,800円(税込3,024円)

 

 

 

 

au

カケホ(ケータイ) 2,200円(税込2,376円)

 

LTE NET 300円(税込324円)

 

ダブル定額Z(ケータイ) 0円

 

合計 2,500円(税込2,700円)

 

 

 

 

SoftBank

スマ放題(ケータイ) 2,200円(税込2,376円)

 

ウェブ使用料 300円(税込324円)

 

データ定額S 0円

 

合計 2,500円(税込2,700円)

 

 

 

 

spモード、LTE NET、ウェブ使用料について

各キャリアの料金には月額300円支払うspモード、LTE NET、ウェブ使用料といったものがあります。

 

これは、WEBやメールを使う場合には必ず入らなければならないサービスです。

 

インターネット接続の基本料金として各社月額300円かかります。

 

そしてインターネット接続の際にデータの使用量をあらかじめ設定しておくのがデータ容量プランです。

 

事務所用の携帯電話(ガラケー)は通話専用で使うので、これらはいらないのでは?と思われる人もいるでしょう。

 

しかし、これに加入していないと端末代金を支払う可能性が出てきます。

 

どの通信会社でも端末代金を月々の支払いから割引し、実質0円になるサービスを行っています。

 

この適用条件となっているのが、インターネット接続基本料やデータ容量プランの加入なのです。

 

原則、spモード、LTE NET、ウェブ使用料といったインターネット接続基本料を解除すると、インターネット接続ができなくなる為、データ容量プランも解除となります。

 

すると割引されていた端末代金を支払わなければならない可能性が出てきますので、十分注意してください。

 

 

 

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