2017-12-06

子供のころのわかってもらえない話

小学校低学年くらいの時。雪国に住んでいた。

ある日の帰り道、通学路に高く積もっている雪を遊び場にしている男子に注意をした。

朝の会で注意されていたのだ。通行人邪魔だし、急に雪が崩れて車道に滑り落ちたらあぶない。

すると、頭のキレる口の悪い男の子

「うるせえ、お前の親の首を切るぞ」と反論した。

わたしは、驚いてその場を後にし、家に帰って泣いた。「同じ年齢の子がそんな残虐な言葉遣いをするなんて!どうなってるんだろう。こわい!」と驚いたのだ。小学生なりに、彼らの言葉遣い狂気を感じたのだ。

訳を話すとなぜか母親は、嬉しそうにしていた。「お母さんが死んだら困るものね、そんなことあの子達ができるわけないでしょ。」と。

うそうじゃない。

彼らが本気でそんなこと言ってないのはわかってる。「そうじゃなくて」と説明しても取り合ってくれない。

悲しくて二重に泣いた。小さい頃って、大人の予想と違うことを考えていて、それを理解してもらえなくて悔しいことあると思う。幼くてうまく説明出来ないのもあるが、「子どもから」という親からバイアスもあるはず。

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