行政書士の名刺は複数の種類作成する必要がある!

行政書士 名刺

事務所の電話番号、FAX番号、メールアドレス、ホームページのURL、事務所の住所が決まったら名刺を作る必要がある。名刺は集客や営業に必要なものなので、できる限り工夫し成果の出やすい名刺を作る必要がある。

汗水たらして多くの人に自分をアピールしたとしても、渡した名刺が普通のものなら、相手の記憶には残らないだろう。渡した相手にインパクトを与えて仕事に結びつくような名刺を作ろう。

では、名刺の記事に入る前に一点確認し事前に決めておいてほしいことがある。事前に決めておいた方がいい事とは集客方法をどうするかという事だ。具体的には次の2つになるだろう。「ネット集客主体」か「足で稼ぐ営業主体」か。

なぜそれを決めておく必要があるかというと、開業準備中の段階に取るべき戦略によっては「開業前の名刺を作らなくていい」からだ。

※私の場合、開業前から事業を軌道に乗せるまでネット集客を主でやると決めていた。(そもそもネット集客が得意であり足で稼ぐ必要がなかったので)もしも、ネット集客が得意でなければ足で稼ぎつつホームページをコツコツと作っていたことだろう。

行政書士が作成する名刺の種類

まず、行政書士の名刺だが次の種類の名刺を作ることを考えることになる。

  1. 開業前(準備中)の名刺
  2. 事務所紹介の名刺
  3. 業務特化の名刺

各名刺は、利用目的が異なるのは分かると思う。簡単に解説すると次のような分類ができる。

1.開業前(準備中)の名刺

目的

行政書士事務所を開業することを知ってもらう。

配る人

  • 先輩の行政書士
  • 他士業
  • 事務所付近の人
  • 前職の人脈
  • 親戚
  • 友人

2.事務所紹介の名刺

目的

行政書士事務所を運営し事業をしていることを知ってもらう。また、取扱業務を知ってもらう。

配る人

  • 先輩の行政書士
  • 開業後の同期
  • 他士業
  • 事務所付近の人
  • 事務所付近の会社
  • 前職の人脈
  • 親戚
  • 友人

3.業務特化の名刺

目的

各業務を専門としている事とし業務を受任するために配る。

配る人

  • ズバリその業務のお客様となる人

このように分かれるのだが「足で稼ぐ営業主体」の人は1.の名刺も大量に作って徹底的に人に会うという事をする必要がある。逆に、「ネット集客主体」でいく場合は開業前からホームページを作りこんでいく必要がある。ホームページは作成してから検索順位が上がってくるまでに時間がかかるからだ。(ネット集客主体の場合は広告費を多めに用意しておいた方がよい)

ネット集客主体の人は、名刺を配ってる暇があったら、ホームページをせっせと作っていった方がいい。

足で稼ぐ営業主体の人は事務所紹介用のホームページを作ったらさっさと営業周りをした方がいい。

1.2.の名刺は基本的には配る対象は同じだ。この名刺はすぐに仕事につなげるための名刺ではなく、「行政書士をしてますよ」「こんな業務やりますよ」「私こんな人ですよ」という事を知ってもらうための名刺だ。主に、人脈を広げるために配る名刺という事だ。この名刺には取り扱う業務すべてを記載しておけばいい。

3.の名刺についてだがこの名刺は業務を受任するために使う。名刺を渡した相手から直接業務を依頼してもらうことを目的にしている。配る相手も特定の人になり、名刺に記載されている業務を必要としている人のみに配ることになる。もちろん、取扱業務が3つあれば、3種類の名刺を作ることになる。

建設業関係の人には建設業に特化した名刺を

起業を考えている人には会社設立の名刺を

外国人には在留許可や帰化申請の名刺を

高齢者には相続や遺言の名刺を

という具合に相手を見て配る名刺を選択することになるのだ。

数多くの業務が記載されている名刺より「その人が困っていることを解決できる」という事が書いている名刺の方が確実に食いつきが違う。

取扱業務が列挙されている名刺を渡してもお客様は読んではくれない。だって関心がないからね。仮に読んでくれても記憶に残らないでしょうし。

あなたが今までもらった名刺を見返してみたら分かると思う。必ず専門業者の方が思い出す確率が高いはずだ。

まとめ

行政書士の名刺は目的別に作成する必要がある

種類は次の通り

  1. 開業前(準備中)の名刺
  2. 事務所紹介の名刺
  3. 業務特化の名刺

ネット集客主体の場合は1.の名刺は作成しなくてよい。

足で稼ぐ営業主体の場合は、1.の名刺も作成し多くの人に名刺を配ろう。

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