美容医療集団訴訟 クリニック側が解決金支払いで和解へ
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東京などにある大手美容クリニックで顔のたるみを取る手術を受けた70人余りが、事前の説明には無かった強い痛みや顔の腫れが出たなどとして賠償を求めていた裁判で、クリニック側が解決金を支払うことを確認することなどを条件に、6日にも和解する見通しとなったことが関係者への取材でわかりました。
この裁判は、東京などにある「品川美容外科」や「品川スキンクリニック」で、平成26年までの3年間に顔のたるみを取る手術を受けた20代から70代の男女75人が起こしたものです。
治療費は40万円から400万円ほど請求されましたが、事前に説明されたほどの効果が無かったり、説明には無かった強い痛みや顔の腫れ、それに内出血が出たなどとして、クリニックを運営する医療法人「翔友会」に対し、合わせておよそ1億6000万円の賠償を求めていました。
原告の弁護団によりますと、医療法人側は当初、裁判で「患者に誤解を与える説明は行っていない」などと主張していましたが、その後、和解協議が行われ、医療法人が被害の訴えを重く受け止めて遺憾の意を示したうえで、解決金を支払うことを確認することなどを条件に、6日にも和解する見通しになったということです。
原告の弁護団は「和解案は評価できる内容で、同じことが繰り返されないよう、行政による監視の強化を求めたい」と話しています。
一方、被告の医療法人「翔友会」の代理人を務める弁護士は「和解の内容についてコメントはしない」と話しています。
治療費は40万円から400万円ほど請求されましたが、事前に説明されたほどの効果が無かったり、説明には無かった強い痛みや顔の腫れ、それに内出血が出たなどとして、クリニックを運営する医療法人「翔友会」に対し、合わせておよそ1億6000万円の賠償を求めていました。
原告の弁護団によりますと、医療法人側は当初、裁判で「患者に誤解を与える説明は行っていない」などと主張していましたが、その後、和解協議が行われ、医療法人が被害の訴えを重く受け止めて遺憾の意を示したうえで、解決金を支払うことを確認することなどを条件に、6日にも和解する見通しになったということです。
原告の弁護団は「和解案は評価できる内容で、同じことが繰り返されないよう、行政による監視の強化を求めたい」と話しています。
一方、被告の医療法人「翔友会」の代理人を務める弁護士は「和解の内容についてコメントはしない」と話しています。
美容医療集団訴訟 クリニック側が解決金支払いで和解へ
東京などにある大手美容クリニックで顔のたるみを取る手術を受けた70人余りが、事前の説明には無かった強い痛みや顔の腫れが出たなどとして賠償を求めていた裁判で、クリニック側が解決金を支払うことを確認することなどを条件に、6日にも和解する見通しとなったことが関係者への取材でわかりました。
この裁判は、東京などにある「品川美容外科」や「品川スキンクリニック」で、平成26年までの3年間に顔のたるみを取る手術を受けた20代から70代の男女75人が起こしたものです。
治療費は40万円から400万円ほど請求されましたが、事前に説明されたほどの効果が無かったり、説明には無かった強い痛みや顔の腫れ、それに内出血が出たなどとして、クリニックを運営する医療法人「翔友会」に対し、合わせておよそ1億6000万円の賠償を求めていました。
原告の弁護団によりますと、医療法人側は当初、裁判で「患者に誤解を与える説明は行っていない」などと主張していましたが、その後、和解協議が行われ、医療法人が被害の訴えを重く受け止めて遺憾の意を示したうえで、解決金を支払うことを確認することなどを条件に、6日にも和解する見通しになったということです。
原告の弁護団は「和解案は評価できる内容で、同じことが繰り返されないよう、行政による監視の強化を求めたい」と話しています。
一方、被告の医療法人「翔友会」の代理人を務める弁護士は「和解の内容についてコメントはしない」と話しています。