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ローラが町を破壊!「大草原の小さな家」衝撃の最終回を観た!その悲しい理由とは?

♪広がる空に 雲 白く流れ~
NHKで土曜日の夕方に放送されていた海外ドラマ「大草原の小さな家」。
子供の頃、観ていた方多いんじゃないでしょうか?

とっても素敵な家族愛、隣人愛を描いた
テレビドラマの名作でした。

出典 YouTube

先日、このドラマの最終回を拝見しました。

驚愕!
衝撃!
意外な最後に、びっくりです!

その衝撃のラストを紹介します。

原題:Little House on the Prairie
ローラ・インガルス・ワイルダー(Laura Ingalls Wilder, 1867-1957)著のアメリカ
児童文学の古典で、1930~40年代(一冊のみ死後に出版)にかけて出版された全9冊の「小さな家」シリーズ( The Little House Series)の二冊目。
「小さな家」シリーズは19世紀西部開拓時代のアメリカを舞台に、ウィスコンシンから広く豊かな土地を求めて西部へ向かったインガルス一家の家族愛あふれる物語で、ローラが自身の少女時代を回想しながら書いたものである。
1974年アメリカNBCが「大草原の家」"Little House on the Prairie"をドラマ化、好評によりその後、「小さな家」シリーズをベースにした連続ドラマを第9シーズンまで製作された。
日本でもNHKが初回シーズンをアメリカ放映翌年の1975年から放映、「大草原の小さな家」が広く知られるきっかけとなる。以後NHKはすべてのシリーズを放映し、「大草原の小さな家」は家族ドラマの不朽の名作として多くの人々に愛され、繰り返し再放送が行われている。
現在、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督、アビ・モーガン脚本で映画化されると報道されている。*1

出典 http://d.hatena.ne.jp

「大草原の小さな家」は、何もない西部の土地に、主人公ローラの家族らが家を建て、畑を耕し、町を作っていきます。
ドラマを通して、ローラの家族の暖かくて、様々な困難にも立ち向かう真摯な生き方、
正しく生きるということを学びました。

日本でもシーズン9まで放送されています。
ローラを主人公にしたアニメも放送されました。


では、
なぜ?ローラが町を破壊したのか?

ローラたちとお父さん、お母さんは離れた町に暮らしています。
父さん母さんが久しぶりに
ローラの住んでいる町ウォールナットグローブへやってきます。
さらに悪〜い地上げ屋もやってきます。

協会に町の人々が集まっています。
そこに先ほどの地上げ屋が・・・
みんなが何もない場所を開拓し作りあげたウォルナットグローブは
知らぬ間に地上げ屋に乗っ取られていたのです。
必死に抗議し抵抗しますが、
弁護士の書類も持っている地上げ屋になすすべがありません。
そこで、住民たちは教会に集まって話し合います。
その結果・・・

「私たちの町はぜったいに渡さないわ!」
ローラたちは、建物をダイナマイトで破壊することを決意。
一列に並んで、次々と建物を爆破していくのです。
あの雑貨屋さんも、教会も、全てが木っ端微塵です!

Licensed by gettyimages ®

この写真は、場面写真です。
ハンソンさんの店の看板が瓦礫の中に見えます。

建物がなくなった町。
地上げ屋たちは去っていき、町の人は賛美歌を歌い
エンド。

一体なぜ?
こんな結末になったのか?
それは、あの優しい父さんにありました。

当時、お父さん役のチャールズ・インガルスを演じていたマイケル・ランドンは、
がんにかかっていました。当時はまだまだ治療が難しい病。マイケルは絶望します。

脚本・演出、そしてプロデューサーも務めていたマイケルにとって
「大草原の小さな家」は人生そのものでした。
マイケルは、自分の死を予感しました。
死後、自分の作品が誰かに勝手に作られていくのが嫌だったマイケルは
広大な野外スタジオに作られたセットを破壊することを思いつきます。
ウォルナットグローブのセットは、シリーズをおうごとに大きくなっていったもので
番組開始と比べると、建物も何倍もの大きさと数になっていました。
それを壊すことは、簡単には再現できないことがわかっていたのです。

最終回、セットが破壊され「大草原の小さな家」は終わりました。
その後、1991年には末期の膵臓癌を公表し、
抗がん治療を受けないで自然療法で戦うことを宣言しました。
最終回の放送から7年後、マイケルもこの世を去りました。

セットが残っていれば、また新作が観れたかもしれません。
テーマパークとして訪れることができたかもしれません。

最近、何度か「大草原の小さな家」の再ドラマ化の話が浮上しています。

あの名作はDVDで観ることができます。

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