たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

生活防衛資金はいくら必要なのか?

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生活防衛資金は3か月分の生活費という定説

生活防衛資金はいくら必要

 生活防衛資金というのは、自分がリストラされたり、あるいは病気などで働けなくなった時に生活が破たんしないための資金です。

 

 2009年のリーマンショック時に限らず、いきなりの解雇というのが珍しくない昨今、私たちはいくら生活防衛資金を持っておけば良いのでしょうか。

 

 よく言われる定説としてはこのようなものがあります。

生活防衛資金=3か月の生活費

  もし1か月の生活の支出が30万円ならば90万、40万円ならば120万円、このようになります。ちなみに私の場合は、生活用の銀行口座は100万円を切らないようにしています。

 

 例えば150万ぐらいになれば、余剰は引き出して住宅ローン口座に入れたり、投資に回したりしています。ただ、なかなか生活用の口座から投資用口座に移すというのは私レベルの収入だと難しいですね。一家4人の生活で精一杯です。

生活防衛資金は500万という定説

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 もう一つよく言われるのが、この考え方です。

生活防衛資金=1年分の生活費=500万

  こちらは1年間の生活費+αを想定しています。たしかに500万あれば、一般的な家族が1年生活していくことができるでしょう。

 

 これらの想定というのは全くインカムが無い状態が3か月、あるいは1年間続いたとしても生活が破たんしないための防衛資金ということです。ですから、「生活防衛資金」という言い方をしますね。

 

 これらのことを踏まえて、ご質問を紹介します。

生活防衛資金は、いくらぐらいキャッシュで置いておくべきか

こんにちは。お久しぶりです。


ところで、たぱぞうさんはいくらぐらいをキャッシュで手元においてますか?
よく3ヶ月分の生活費だとかなんとか、色々な説がありますが…


家族構成などで金額は変わってくると思いますが、具体的にいくらくらいを手元においてあれば良しとお考えでしょうか。


僕も今どうすべきかを悩んでいます。もし足りなくなれば色々売却すればいいという事にはなりますが。是非お聞かせいただけたらと思います。


では、また記事楽しみにしております!

生活防衛資金は100万を目安にしています。

 私の場合は生活防衛資金は100万円としています。急な出費に備えるためです。人生にはイベントがつきもので、例えば車が壊れたり、冠婚葬祭があったり、様々な出費があります。

 

 これらに即時対応するにはざっくり100万円ぐらいが安心ということで100万円を切らないように生活用の銀行口座を維持しています。ちなみに独身のころは50万円程度でした。

 

 これは少ないほうだと思います。ここまでお読みいただいて分かるように、私の場合は「生活防衛資金」と言いつつ急な出費への備えが主だからです。これで生活をしていくということは想定していません。

真の意味での生活防衛とは

 私の場合、株式などで収入の複線化を図った結果、それぞれの収入は多くは無いものの安定したものになっています。この安定した複数の収入口というのが生活防衛、つまり人生のリスクヘッジには欠かせません。

 

 そういう意味では勤め先からのみの収入に頼るというのは、投資で言うところの集中投資に近いです。今の企業の多くに存在する副業規定というのは、時代にそぐわない古い規定です。

 

 一企業が労働者の人生を完全に担保できるならば別ですが、困難な時代にあってそれは過去のものです。そうであるならば、労働者が自立した経済活動を営めるような、そういう法整備が喫緊であると感じています。

 

 実際には法整備を待っていられませんので、私は株式の収入などを始めとする、もろもろの収入を育ててきました。そのため、「すべてがいきなり収入ゼロになることは無い」という想定の下に生活防衛資金を組めるようになりました。

 

 そうすると、生活防衛のために大きな額を用意する必要は無くなります。株式投資や不動産投資、太陽光投資、最近ではビットコインなどいろいろあります。共通して言えることは、複数の収入口を持つこと、そのこと自体が生活防衛であるということです。

 

 そういう意味では、真の生活防衛というのは、複数の収入を持つこと。そしてそれを育てること。こう言えるでしょう。

 

 株式投資が単なるギャンブルではなく、人生そのものも変える、あるいは豊かにする可能性があるといえるのは、こういう側面があるからです。

 

真の生活防衛資金とは=豊かな複数のキャッシュフローを持つこと

 

 とも言えますね。ご質問ありがとうございました。私も複数の収入を育てているところです。共にがんばりましょう。

 

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