子育てのケーキひと切れ分。

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知ってる?性教育の大切さ。幼児に伝えるには絵本が最適

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※以前書いた記事のリメイクです。 

 

お子さんに性教育ってしていますか?


私は長女が3歳6ヶ月頃に性教育の絵本を読んであげました。


保育園や幼稚園、学校だけに任せるものではなく、性教育は親子の信頼関係の上に成り立っているんだと気付かされました。


可愛い子どもたちを守るために、まず親が性教育の大切を知っておくべきだと思いました。


幼児や小学校低学年のお子さんがいるご家庭で、まだそういった教育をしていなければ絵本1冊でできるので、ぜひ読んであげて欲しいと思います。

 

なぜ幼児期の頃からの性教育が必要なのか 

実は私自身、性教育の必要性がよく分かっていませんでした。


なんでそんなに早くから?

小学校高学年くらいでいいんじゃないの?


私自身が小学校5年頃に初めて性教育を受けたので、そう感じたのかもしれません。


ですが、ニュースで幼児の性的被害の事件を耳にするのも事実。

 


幼い子どもは怪しい大人が近づいてきても、

「この人おかしい!危険だ!」ってことが分からないんだそうです。


だから、逃げることをしない。

 


知らないことで、逃げることもできない子どもたち。


伝えなかった、教えなかった親の責任は大きいと深く思いました。


子どもに何かがあったとき、被害を予防する知識を伝えてあげたい!と強く思いました。

 

子どもの被害の事実 

小学校6年生になるまでに、むりやり触られたり、見せられたりするといった性犯罪の被害に遭う割合は、

 

女児: 6.4人に1人

男児:17.5人に1人

 

なんだそうです。

絵本「いいタッチわるいタッチ」あとがき「子どもと家族の心と体の健康調査委員会」の調査より


また加害者は顔見知りであるケースが多いのが現状。


子どもへの性犯罪は、一般で考えられているよりも深刻なもの、ということが世界的なテーマとなっているそうです。

 

被害を予防するために。絵本「いいタッチわるいタッチ」を読みました

3歳の子どもに理解してもらうため、色々と調べた結果、次の3つを伝えることにしました。

  1. 何か起こったときに、「おかしい!」「この人危ない!」と危険を気づけるようにすること 。
  2. もし、そういった場面に遭遇したときは、迷わず助けを求めたり、逃げよう!と思えるようにすること。
  3. 子ども自身が不快に感じれば、相手が誰であっても「NO」を、言ってもいいことを、知ってもらうこと。

私が選んだ本はこちら。

 

幼児期に性を伝えるのに最適です。 

もし、だれかが、

むねや、おなかや せいきを さわってきたら

それは わるいタッチなの。

すぐに はなれて にげるのよ。

というページを読んだとき、

娘は「え?逃げるの?? 何で?」と不思議そうに聞いてきました。

 

逃げることの必要性や、詳しい予防の仕方など、この絵本のあとがきに書かれていますので、娘の「何で?」に答えてあげることができました。

 

絵本を読んであげてよかった・・

これで逃げなければならないことが頭に入ってくれた、と感じました。

 

何度も読み聞かせし、危険を覚えてもらうようにしています。

怖がる日もあるので、無理に読み聞かせしたり、話したりしないように心がけています。

 

性教育は親子の信頼関係から成り立つもの

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絵本のタイトルにもある「いいタッチ」と「わるいタッチ」。

これをきちんと区別させるためには、親子の信頼関係が大切だと感じました。

 

絵本のあとがきにも、

日頃から、親は子どもと親密ないいタッチをしておくこと。

とありました。


ほほをなでてあげたり、

抱きしめたり、

頭をなでたり。


安全なタッチをきちんと親が教えてあげることが大切です。

 

子どもとふれあいながら、どれだけ子どもを大切に思い、愛しているのかを伝えてあげたいですね。

 
もし、子どもがわるいタッチを誰かにされたとき、すぐに親に伝えてくれる関係を作ってあげなければならないと強く感じました。

 

まとめ:子どもを守るために、親ができること

 性教育の進んだ国では、子どもが物心つかないうちから、身体にはプライベート・ゾーンがあることを教えていくそうです。

性は生でもあり、その人の中核をつくる大切な部分

日本はそういった教育が遅れている分、親がきちんと教えていかなければならないと思いました。

 

ぜひ「いいタッチわるいタッチ」を手に取ってみてください。

あとがきには親が読んでおくべきことがたくさん書かれています。

 

うちの子に限って・・では、親として無責任ですもんね。