macOS High Sierraの「Month 13 is out of bounds」エラーにより、MacのCPUやメモリ使用率が上がったりバッテリードレインが起こる可能性があるもよう。

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 macOS High Sierraの「Month 13 is out of bounds」エラーにより、MacのCPUやメモリ使用率が上がったりバッテリードレインが起こる可能性があるようです。詳細は以下から。


 macOS High Sierraへアップグレードした一部のユーザから、ローカルタイムの2017年12月以降になるとCore Foundationを利用した各プロセスがMonth 13 is out of bounds (13月は範囲外です)」というエラーを出す不具合が確認されていましたが、このエラーに伴いMacのリソースが著しく利用される問題が発生している方がいるようです。

Month 13 is out of bounds Bug on macOS High Sierra

From @tgray: “I started getting the high CPU usage today because of UserEventAgent. It also uses a huge amount of RAM (30+ GB if I let it run long enough). Force quitting and rebooting changed nothing. I did a sample of the process and saw a ton of lines dealing with dates. When I changed the date to November my CPU usage went back to normal.

high sierra – Month 13 is out of bounds? – Ask Different

 この問題はApple Support CommunitiesやAsk Different, Radar, Twitterなどで議論され、主にMacのCPUが100%近くになりメモリ(Swap)の使用率が数十がGBに上ったり、MacBookのバッテリー駆動時間が下がる(バッテリードレイン)と報告されています。

CPU/メモリ問題

バッテリードレイン問題

 これらの問題はエラーメッセージが直接作用しているのではなく、このエラーにトリガーされUserEventAgentがMacのリソースを著しく消費しているようで、「Month 13 is out of bounds」エラー同様、システム設定アプリからMacのシステム時間を2017年11月まで戻すと収束するようで、システム時間を戻すのが出来ない場合は定期的にUserEventAgentをkillするスクリプトが提案されているので、ここ数日の間にMacのリソースがUserEventAgentに取られている方はコンソールやアクティビティモニターをチェックしてみて下さい。

コンソールアプリで”USerEventAgent”と”Month 13″でフィルタリングした結果。
:)