“北朝鮮の木造船” 9人は船にとどまる 窃盗の疑いで捜査
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先月28日に北海道松前町沖で見つかった北朝鮮から来たと見られる木造船は現在、函館港の沖合に停泊し、10人の乗組員のうち体調を崩した1人を除く9人は現在も船内にとどまっています。乗組員が上陸した無人島の建物からは家電製品などが無くなっていることから、警察は窃盗の疑いで捜査するとともに、海上保安本部は引き続き、日本の領海に入ったいきさつを調べています。
北朝鮮から来たと見られる木造船は先月28日、北海道松前町で「松前小島」の港に停泊しているのが見つかり、10人の乗組員の一部は、一時島に上陸していたことが確認されています。
警察によりますと、島にある小屋は玄関のドアが壊され、内部が荒らされた状態で、中にあった家電製品などが無くなっているということで、警察は木造船の乗組員が持ち出した可能性があるとみて窃盗の疑いで捜査しています。
また、第1管区海上保安本部も連日、木造船に立ち入り検査を行っていますが、船の内部は衛生状態が悪く数人が数日前から腹痛を訴え、このうち1人は4日夜、函館市内の病院に搬送されたということです。
海上保安部の職員は、乗組員に巡視船に移れば休養をとれることを伝えていますが、搬送された1人を除く9人は現在も木造船の中にとどまっているということです。
海上保安本部は、乗組員の健康状態についても慎重に観察を続けながら、引き続き、日本の領海に入ったいきさつや、積み荷の中身などを調べることにしています。
警察によりますと、島にある小屋は玄関のドアが壊され、内部が荒らされた状態で、中にあった家電製品などが無くなっているということで、警察は木造船の乗組員が持ち出した可能性があるとみて窃盗の疑いで捜査しています。
また、第1管区海上保安本部も連日、木造船に立ち入り検査を行っていますが、船の内部は衛生状態が悪く数人が数日前から腹痛を訴え、このうち1人は4日夜、函館市内の病院に搬送されたということです。
海上保安部の職員は、乗組員に巡視船に移れば休養をとれることを伝えていますが、搬送された1人を除く9人は現在も木造船の中にとどまっているということです。
海上保安本部は、乗組員の健康状態についても慎重に観察を続けながら、引き続き、日本の領海に入ったいきさつや、積み荷の中身などを調べることにしています。
“北朝鮮の木造船” 9人は船にとどまる 窃盗の疑いで捜査
先月28日に北海道松前町沖で見つかった北朝鮮から来たと見られる木造船は現在、函館港の沖合に停泊し、10人の乗組員のうち体調を崩した1人を除く9人は現在も船内にとどまっています。乗組員が上陸した無人島の建物からは家電製品などが無くなっていることから、警察は窃盗の疑いで捜査するとともに、海上保安本部は引き続き、日本の領海に入ったいきさつを調べています。
北朝鮮から来たと見られる木造船は先月28日、北海道松前町で「松前小島」の港に停泊しているのが見つかり、10人の乗組員の一部は、一時島に上陸していたことが確認されています。
警察によりますと、島にある小屋は玄関のドアが壊され、内部が荒らされた状態で、中にあった家電製品などが無くなっているということで、警察は木造船の乗組員が持ち出した可能性があるとみて窃盗の疑いで捜査しています。
また、第1管区海上保安本部も連日、木造船に立ち入り検査を行っていますが、船の内部は衛生状態が悪く数人が数日前から腹痛を訴え、このうち1人は4日夜、函館市内の病院に搬送されたということです。
海上保安部の職員は、乗組員に巡視船に移れば休養をとれることを伝えていますが、搬送された1人を除く9人は現在も木造船の中にとどまっているということです。
海上保安本部は、乗組員の健康状態についても慎重に観察を続けながら、引き続き、日本の領海に入ったいきさつや、積み荷の中身などを調べることにしています。