都市再生機構(UR)は4日、大阪市のグランフロント大阪と梅田スカイビルを結ぶ「梅北地下道」の大部分を19日午前10時に閉鎖すると発表した。再開発エリア「うめきた2期地区」の約200メートルのうち東側の約150メートルを閉鎖後に撤去。2024年ごろに西側の約50メートルも閉鎖され、1世紀近い歴史に幕が下りる。
梅北地下道はかつて貨物駅があって通れなかった東西の往来を確保するため1928年に開通。約500メートルあったが、貨物駅跡を再開発するうめきた1期地区内の300メートルが06年に撤去された。
残る50メートルは西側を通るJR東海道線支線の地下を通るのに必要なため当面残す。代わりに地上に歩道を新設する。