「もんじゅ」の廃炉協定 地元ときょうにも締結へ

「もんじゅ」の廃炉協定 地元ときょうにも締結へ
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高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉をめぐって運営主体の日本原子力研究開発機構と地元・福井県などは、廃炉作業の進捗(しんちょく)状況を地元に説明することや放射性廃棄物の量をできるだけ減らすことなどを盛り込んだ協定を5日にも結ぶ方針であることがわかりました。
福井県敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」について政府は去年、およそ30年かけて廃炉にすることを決定しました。
これについて福井県と敦賀市は、運営主体の日本原子力研究開発機構と廃炉を安全に進めるための協定を、5日にも結ぶ方針であることが関係者への取材でわかりました。

「もんじゅ」は水や空気と触れると激しく燃焼する液体ナトリウムを原子炉の冷却に使っていることなどから、通常の原発に比べて廃炉作業が困難になることが予想され、協定では作業の進捗状況について原子力機構が工程の節目ごとに説明することが盛り込まれます。
また、解体に伴って出る放射性廃棄物をできるかぎり減らすことなども盛り込まれる見通しです。

協定が結ばれれば、原子力機構は詳細な工程などを示した計画を近く原子力規制委員会に提出する方針で、計画が認可されれば「もんじゅ」の本格的な廃炉作業が始まります。

「もんじゅ」の廃炉協定 地元ときょうにも締結へ

高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉をめぐって運営主体の日本原子力研究開発機構と地元・福井県などは、廃炉作業の進捗(しんちょく)状況を地元に説明することや放射性廃棄物の量をできるだけ減らすことなどを盛り込んだ協定を5日にも結ぶ方針であることがわかりました。

福井県敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」について政府は去年、およそ30年かけて廃炉にすることを決定しました。
これについて福井県と敦賀市は、運営主体の日本原子力研究開発機構と廃炉を安全に進めるための協定を、5日にも結ぶ方針であることが関係者への取材でわかりました。

「もんじゅ」は水や空気と触れると激しく燃焼する液体ナトリウムを原子炉の冷却に使っていることなどから、通常の原発に比べて廃炉作業が困難になることが予想され、協定では作業の進捗状況について原子力機構が工程の節目ごとに説明することが盛り込まれます。
また、解体に伴って出る放射性廃棄物をできるかぎり減らすことなども盛り込まれる見通しです。

協定が結ばれれば、原子力機構は詳細な工程などを示した計画を近く原子力規制委員会に提出する方針で、計画が認可されれば「もんじゅ」の本格的な廃炉作業が始まります。