フリーランスとしてはじめる前に、ある程度必要な知識というものが有ります。例えば税務処理だったり、あるいは法人営業のやり方だったり。ここでご紹介する本は、私が独立してから様々な形で読み、勉強させて頂いた本の数々です。
皆さんには、ぜひ独立する前に読んで頂いて、失敗しないフリーランス生活を送ってください!
スキル・体験談の話
耳に痛い話ばかりですが ー マンガ 自営業の老後
レビュー・反応のまとめ
50歳まで国民年金を一度も払ったことがなく、確定申告を期限内にせずに追徴課税。
それでいて家は即金二千万出してぽんと買う。
自営業は確かに保障が薄いですが、この著者はそれ以前の問題としてだらしがなく、低モラルな人間です。
国民年金払わないで民間の保険に入っているなんて本当ひどすぎるリテラシーです。年金って半分国庫負担ですからね。
それ以前に国民年金の保険料納付は義務ですしね。
面白かったです。とにかくお金を稼いでも、貯金や、老後への備えをしていないと大変。いろんな制度があることも分かりました。
私の感想
ユーザーレビューでは結構ボコボコですが、割と面白かったです。フリーランスをしていると目の前の仕事に手一杯で、いろいろな作業が出来ないのはよくわかります。少しぐらいうっかりしていても、大丈夫という事がわかるのは、大きな力になるはずです。
失敗しないビジネスのために ー そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか
レビュー・反応のまとめ
著者が述べているような太い法人を顧客にするというのは、それこそ言うは易しでなかなかそう上手く行くものではないし、また取引がずっと続くとも限らないし、コネクションの無い(または薄い)一般人はそれこそ小売りでコツコツ日銭稼ぐ方法を採用したほうがマシというかまだ路頭に迷わないのでは?と、思った。
独立するための知識やビジネスモデルを示すよりも、大事なのは「知」である。
知識や技術だけではなく、知恵である。
サラリーマンが身につけている常識は役に立たない。
すべて自分で考え、自分で決めるのだ。
いろいろなビジネスモデルと、ビジネスを起こす点でのメンタリティを論じた本かとおもいます。一年ほど前に本書を読み、そういう考え方もあるのだな程度の感想をもっていました。ただ独立期で収入が100万を越える、というところに疑念がありました。そんなに稼げるものかと。
私の感想
綺麗に、ビジネスを始める方法をまとめていると思います。その中で、とりわけ toB の部分を相当に追求されているのかなと。
一読する価値は充分にある書籍だと思います。
税金・経費などお金の話
税金関係はこの一冊 ー フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
レビュー・反応のまとめ
フリーになったとほぼ同時に購入しました。
ほぼ何も知らなくても、この本で大体わかります。
この本のいい点は、建前だけでなく、本音も組み込まれているところです。
申告の手引きではないので、これを読めば青色申告が出せるわけではありませんが、
これを読んでおけば、本音と建前がわかります。周りに手慣れた個人事業主の友人がいなければ、買っておいて損はないです。
サクサクよめて、かつ理解しやすく、税金について教えてくれる本でした。
フリーランスとしてやっていくために
ここはきをつけておくんだよ!的なことが色々と書いてある本です。
私の感想
非常に分かりやすい本です。とにかく、この一冊さえあれば税務処理関係は問題ないのでは。
細かいところに関してはいろいろとググってみないとわかりませんが、おすすめです。
前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?
レビュー・反応のまとめ
いざ、独立してしまってから「ああ、自分の想定と違った」というのでは、余力がなくなり追い詰められてしまいます。
この本を用いて「自分についての棚卸し」をしてからでも遅くはありません。「育児や介護をしながらできるビジネス」のヒントが載っています。
ご自身の経験をもとに、ライターさんがまとめておられるのでとても読みやすく共感ポイントがたくさんありました。
これから自分の力で仕事を広げて行こうとする主婦の方に対して重要なマインドの部分が丁寧に書かれていて、読み終える頃には「自分で道を切り開こう」「丁寧な仕事で応えていこう」という気持ちになります。
この本と出会って、働き方は私が決める。
この道を切り拓いてくんだ。
大切なのはあきらめないこと。と学びました。
私の感想
主婦からフリーランス、なんて一昔前なら非常に難しい話でしたが、作者の方が誠実にクライアントに向かい合っていることがよく分かる本でした。おすすめです。
新しい働き方の話
リモートワークって一体? ー 小さなチーム、大きな仕事――働き方の新スタンダード
レビュー・反応のまとめ
私は自営業ですが、この本は大いに参考になりました。
もっとはやく読めばよかったと悔やまれます。
大学でこんなことを学びたかったんだと、今にして思います。
印象に残ったフレーズは以下のようなものです。
より良いものにするためにはいくつかを犠牲にしないといけない。中途半端な完成品より、機能を半分に絞っても中身の良い製品。
ミュージシャンは素晴らしいアルバムを作るために良い曲を取り除くのと一緒。
Basecamp(旧名37Signals)というアメリカのソフトウェア開発会社の創業メンバーが書いた、
一風変わったビジネス書(本人たちもそういっている)。時に常識に反する刺激的なアドバイスが
並ぶが、それなりに理屈は通っており、そういう考え方もあるな、と何度か気づきがあった。
私の感想
この会社、エンジニアなら誰でも知っている Ruby on Rails の開発企業です。スーパーエンジニアと比較されると困る部分もありますが、それでも新しい働き方を外連味無く紹介されていて、非常に興味深い一冊です。
こんな働き方もあっていいんだ! ー ギグ・エコノミー 人生100年時代を幸せに暮らす最強の働き方
レビュー・反応のまとめ
職種や組織ではなく、社会に対して何がしたいのか?ということに常に向き合いながら行きていくことが求められるのです。結局のところ、「より充実した人生を送るためにどのように生きたいのか?」という問いに対する、一人ひとりの選択の集積が、ギグ・エコノミーのうねりを生み出しているのでしょう。
https://freelancestyle.tokyo/%E3%82%AE%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%83%8E%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%84%E6%AD%A9%E3%81%8D%E6%96%B9/
私の感想
なるほど、という感じの一冊。長寿社会の今、長いタイムスパンで見れば一つの会社に固執することのリスクが見えてくるはずです。その意味で、未来を示唆するような本だと感じました。