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イエメンの反政府武装勢力、サレハ前大統領の「殺害」を発表
2017年12月4日 22:31 発信地:サヌア/イエメン
【12月4日 AFP】(更新、写真追加)イエメンのイスラム教シーア派反政府武装勢力「フーシ派(Huthi)」が樹立した政府の内務省は4日、同国のアリ・アブドラ・サレハ(Ali Abdullah Saleh)前大統領(75)の「殺害」を発表した。
フーシ派が運営するテレビ局「アルマシラ(Al-Masirah)」のキャスターは、「内務省は、民兵らが引き起こした危機の終結と、その指導者、および犯罪者である多くの支持者らの殺害を発表する」と述べた。
サレハ氏は2日、3年にわたってサヌアを共に実効支配してきたフーシ派との同盟関係が決裂したと発表していた。
今回の声明が発表される直前には、花柄の毛布に包まれ、頭部に重傷を負ったサレハ大統領の遺体を捉えたとされる動画がソーシャルメディア上で拡散し始めていた。
サレハ氏は2012年に国民からの要求、および政治的圧力を受けて退陣するまで、イエメンを30年超にわたって統治していた。(c)AFP