中曽根元首相 日韓「新たな歴史切り開くこと宿命」

中曽根元首相 日韓「新たな歴史切り開くこと宿命」
中曽根元総理大臣は、東京都内で開かれた会合で、日韓関係について、「互いが不幸な歴史を乗り越え、新たな歴史を切り開くことは宿命だ」としたうえで、相互理解の一層の促進を図る必要があるという考えを示しました。
ことし99歳を迎えた中曽根元総理大臣は、昭和40年の日韓国交正常化に大きな役割を果たした、キム・ジョンピル(金鍾泌)元首相の著作の日本語訳が出版されるのに合わせて東京都内で開かれた会合に出席し、あいさつしました。

この中で、中曽根元総理大臣は、日韓関係について、「両国は歴史的に一衣帯水の関係であり、これからも必然的に、東アジアの歴史を共有する運命にある。互いが不幸な歴史を乗り越え、アジアの安定・繁栄、世界の平和に貢献する目標を分かち合いながら、新たな歴史を切り開いていくことは、両国にとって宿命というべきものだ」と述べました。

そのうえで、中曽根元総理大臣は「安全保障の問題や経済的課題を、互いに協力しながら解決していくためにも、たゆまぬ対話と交流の努力を、幾世代にわたって継続することこそ、目指すべき両国の役割であり責任だ」と述べ、相互理解の一層の促進を図る必要があるという考えを示しました。
中曽根元首相 日韓「新たな歴史切り開くこと宿命」

中曽根元首相 日韓「新たな歴史切り開くこと宿命」

中曽根元総理大臣は、東京都内で開かれた会合で、日韓関係について、「互いが不幸な歴史を乗り越え、新たな歴史を切り開くことは宿命だ」としたうえで、相互理解の一層の促進を図る必要があるという考えを示しました。

ことし99歳を迎えた中曽根元総理大臣は、昭和40年の日韓国交正常化に大きな役割を果たした、キム・ジョンピル(金鍾泌)元首相の著作の日本語訳が出版されるのに合わせて東京都内で開かれた会合に出席し、あいさつしました。

この中で、中曽根元総理大臣は、日韓関係について、「両国は歴史的に一衣帯水の関係であり、これからも必然的に、東アジアの歴史を共有する運命にある。互いが不幸な歴史を乗り越え、アジアの安定・繁栄、世界の平和に貢献する目標を分かち合いながら、新たな歴史を切り開いていくことは、両国にとって宿命というべきものだ」と述べました。

そのうえで、中曽根元総理大臣は「安全保障の問題や経済的課題を、互いに協力しながら解決していくためにも、たゆまぬ対話と交流の努力を、幾世代にわたって継続することこそ、目指すべき両国の役割であり責任だ」と述べ、相互理解の一層の促進を図る必要があるという考えを示しました。