ローマ法王、「ロヒンギャ」使用しなかった理由を説明

2017.12.04 Mon posted at 16:28 JST

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(CNN) ローマ・カトリック教会の指導者フランシスコ法王は4日までに、先月末にミャンマーを訪問した際、同国で迫害を受けている少数派のイスラム教徒を指す「ロヒンギャ」という言葉を使わなかったことについて、ミャンマー指導者らとの対話の機会を閉ざす危険性を避けるためだったと説明した。

ローマ法王はミャンマー訪問後、バングラデシュを訪れ、ロヒンギャの人々と面会していた。

フランシスコ法王はバングラデシュから戻る機内で、もしその単語を言っていたら、自ら対話の扉を閉ざすことになっていただろうとの見方を示した。フランシスコ法王は、「私の考えはすでによく知られている」と付け加えた。フランシスコ法王はたびたび、ロヒンギャの苦難について言及している。

フランシスコ法王は、非公開の会合では、人前での発言よりも踏み込むことができると指摘。公の場での非難を行って対話の扉を閉ざすことではなく、対話を持ったことに満足したと語った。

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