先日こんな文言をネット上で目にしました。
「自殺をするヤツは
人の事ばかり考えている傾向がある」
「自殺した少女の日記には、
人の事ばかりが書いてあった」
『バカの壁』の著者でもあり、
東大名誉教授の養老孟司先生が
そんな事をおっしゃっていたそうです。
ドキッ!としました。
なにせ・・・思い当たるフシがある。
気になって調べたのですが・・・・・
昔の対談の話らしく・・・
詳しい情報源は見つかりませんでした。
しかし『未来授業』という講演会で、
似たようなお話をしておりました。
噛み砕いて話すとこんな感じです・・
養老先生が大勢の方に質問をしました。
「どういう時に幸せを感じますか?」
その質問に多くの方はこう答えたそうです。
「自分を思ってくれる
家族や友人がいる事が幸せです!」
つまり人間関係に幸せを感じる方ばかり・・
しかしなぜか・・・
不幸なイジメ体験の本を読んでも同じ。
内容は人間関係の話ばかり・・・・
花は?鳥は?風は?月は?どこへ?
人間関係の不幸(イジメの話)には
花鳥風月(自然)の話が
全く出てこなかったそうです。
人間世界にばかりに
幸せをかけるのは危険。
いつどうなるかわからない。
自然の世界にもバランスよく
幸せをかけましょう。
・・というような先生のお話でした。
人間関係を増やしすぎると不幸になる。
これはそういう話でもありますよね?
周りに人が増えれば増えるほど、
人にかける時間が増えてしまいますから。
私はケガをキッカケに
会社、家族、恋人からも絶縁されてしまい、
ついでに友人知人とも縁を断ち切って、
遠く離れた地に住んでいる人間です。
まぁ時には家族や数少ない友人知人を
思い出す時もあります。
そして寂しくなる時もあります。
ですが・・・・
孤独な今のほうが、圧倒的に
気持ちが楽です。
ああああああああっ
もう誰の目も気にしなくていいぞ!
年収とか学歴とか服装とか
全部!全部!!!!
もうどうだっていい!!!
そういう事は・・・
たまらなく幸せです。
でも時々・・・・
みたいな妙な葛藤はありますが・・・
極力人間関係を減らすことが
幸せの道・・そう感じております。
最近は夜山を散策したり・・・・
昆虫や植物の写真をとったりしています。
奇しくも養老先生のおっしゃる通り、
人間界と自然界にバランス良く
幸せを置いているつもりです。
(今はちょっと自然寄りですが・・)
そして・・けっこー幸せ感じてます。
だからとても共感できるお話でした。
脳にびりびりきた!
いま不幸だなって感じている人は、
人間に目を向ける時間を極力減らして、
自然にいる時間を増やしてはどうですか?
エヘ。
養老先生は話の最後をこう〆ていました。
「人間の世界の中だけで
幸せを感じている人もいるようだが・・
その人はカラダが丈夫なだけ!」
ワオ!
タフガイには無関係な話でしたね!
以上、東大名誉教授のお話でした。
軟弱な私は自然と触れ合うために
釣りでも始めましょうかね・・
おしまい