ナイジェリア北東部の町ビウの市場で２日、突然、２度にわたる爆発が起き、買い物客など少なくとも１３人が死亡し５０人以上がけがをしました。

現地からの映像では、爆発によって建物近くに置かれたいすなどが焦げている様子や、けがをした人たちが運ばれていく様子が確認できます。

現地の警察によりますと、２人の女が市場の中と前の広場でそれぞれ自爆したということです。

ナイジェリアの北東部では、過激派組織ＩＳ＝イスラミックステートに忠誠を誓うボコ・ハラムが市民を標的としたテロや襲撃を繰り返していて、警戒されにくい女性や子どもを利用した自爆テロが相次いでいるということです。

今のところ犯行声明は出されていませんが、現地の警察では、今回の爆発もボコ・ハラムによる自爆テロの可能性が高いと見て捜査しています。