年明けから本格的に制作に着手するモノが見つかったので、おおいに油断し、昨晩は筆を置いて、ずっとスマホをイジっていた。
結局、今の今までスマホをイジイジしてしまって、これから広島に飛ぶので徹夜が決定した。
【広島】12/3(日)12:00~14:00(予定) 西野亮廣 制作物発表会 第1部 | bruno on the BASE
映画「えんとつ町のプペル」の制作過程を”西野亮廣”解説のもとご紹介。作品が出来上がっていく過程をお楽しみ頂けます。※10日以内に入金が確認できないと無効となります。※サイトのシステム上「配送しました」というメールが届きますが、物品は何も届きません。保護者同伴であれば子供(小学生以下)は参加無料。保護者様は参加権が必要となります)お子様は膝の上でご鑑賞いただきます。当日は、参加権の購入の確認がとれる画面を受付で見せていただいて、中へお入りください。会場へは10分前にお越しください。【会場】イオンモール広島祇園 3Fイオンホール〒731-0138  広島県広島市安佐南区祇園3丁目2−1最寄駅:JR下祇園駅すぐ
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かれこれ6時間ほど著名人のブログやニュース記事を見て、ニュース記事にコメントなんかもしてみたところ、そのコメントに反応する人がたくさんいた。
僕と同じように、こんな時間までブログやニュース記事を読んでいる人がいるわけだ。

何が言いたいかというと、「俺たち、一日のうちで、文字を見てる時間メチャクチャ長いじゃん!」です。

「活字(紙に印刷した文字)離れ」は起こっているのかもしれないけれど、「文字離れ」は全然起こってなくて、起こってないどころか、人類が文字と向き合っている時間は日に日に伸びている。

映像や音楽や会話と触れている時間よりも、文字に触れている時間の方が圧倒的に長い。
文字は、触れ合う時の環境を選ばないから当然の結果かもしれない。
文字は、いつと僕らの一番傍にいる。

そう考えると『本』には希望しかなくて、「現代人がこれだけ文字を求めているのだから、本はまだまだ“やりよう”があるんじゃないか?」と可能性を探りたくなってくる。 

さて、冒頭で申し上げた「年明けから本格的に制作に着手するモノ」というのが、その『本』である。

まずは、コチラをご覧いただきたい。
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我が家の寝室に並んでいる、一見、何のヘンテツもない洋書だが、ページを開くとコレだ。
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この本には、主に『ムヒ』や『爪切り』などが入っている。

言ってしまえば、「ケース」なのだが、そのケースのデザインが『本』というわけだ。
ただの「ケース」ではなく、わざわざ、本型の「ケース」を買ったわけだ。
その昔、この本(本型のケース)が並んでいたら、お部屋がステキになると思ったので、買っちゃった。

つまり、本には“インテリア需要”が多分にあるというわけだ。

そこで考える。
我々はよく、相場1500円の本を「一人でも多くの人に届ける為に、紙質やデザイン性を少し落として1400円で出す」という企業努力をするのだが、その裏で、値段と共に「インテリア需要」まで下げてしまっている。

「本は電子書籍でいいから」と考える人が増えている今、紙の本は、むしろ「インテリア需要」を強化すべきで、紙質やデザインにこだわりまくって、部屋に飾っておきたいレベルにまで引き上げれば、普通に出していたら1500円の本が、紙質&デザイン費込み込みで3000円になっても買ってもらえんじゃないかな?

そんな結論に達して、装丁から本気でこだわりまくって、インテリアとしても機能する本を作りたくなってきちゃったので、年明けから制作を開始する。

先日までメキシコのブックフェアに行っていたんだけど、海外ではインテリアブックの新刊はまだまだ全然元気で(そもそも、本を飾れるぐらい「家が大きい」というのもあるのかも)、僕も何冊か買ってしまった。
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画像では伝わりにくいが、この本の表紙は(蜘蛛の巣のところが)ボゴボコしている。
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中はこんな感じ。

この本の売り方がメチャクチャ上手かったんだけど、本屋さんで売られているように、平積みや本棚にも並べられていたのだけれど、その一方で、インテリア雑貨としてディスプレイされてたんだよね。
「あー、こんな感じで、この本を部屋に飾りたーい!」となっちゃった。
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なので、装丁から本気で作り込んだ本は、家具屋さんで売るのがいいかもしれない。

ちょっと、いろいろやってみます。
てなわけで、これから広島にいきまーす。
広島の皆様、後程でーす。


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