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「幻想都市・レイム編」
博麗の巫女は結局、子孫を残さずこの世を去った。
博麗大結界の崩壊を止める術は、大妖怪八雲紫の考案した「巫女の複製計画」しかなかったのである。
博麗神社は「箱庭」と呼ばれ、博麗霊夢のクローンが生み出されては消えた。
博麗の力を維持するためとはいえ、計画には様々な批判が飛び交ったが、結局、博麗霊夢の意思によって実行に移された。
そうして時が経ち、今は私が十三代目の巫女、ハクレイレイムをやっている。
巫女「マリサ・・・スイカ・・・メイラ・・・」
記憶を持ち越しているわけではない私達は、こうして過去の情報を閲覧し、『霊夢』になっていく。
巫女「この三人は・・・今はいないのね。」
巫女「昔は、友達だった。」
巫女「この記憶は、”悲しい”・・・」
紫は私達の心のケアとして、こんな作業を課したのだろう。私達の役割は元来、博麗大結界の維持だけなのだから。
天人「・・・巫女よ。」
巫女「アンタは・・・ヒナナイ、テンシ。」
天界の天人崩れだ。”また”良からぬ事でも催しに来たのだろうか。
天人「八雲紫は何処?」
巫女「ユカリは霊界に行ったらしいわよ。友人に用がある、ってね。」
天人「ふぅん・・・」
天人は何か言いたげだが、残念ながらハクレイレイムはそこまで気を回す性格では無い。なのでとりあえず無反応を決め込む。
天人「・・・・・・」
巫女「・・・・・・」
天人「・・・ょぅ・・・」
巫女「ん?」
天人「どっか行ってパーッと遊びましょう!」
巫女「ぇえ!?」
何を言い出すかと思えば、やはり天人の頭は分からない。
暇を持て余した結果、脳みそがシチューになってしまったのではないか。
巫女「なんでアンタと遊ばなきゃなんないの。」
天人「なんかムカつくからよ!」
巫女「私がアンタに何かしたわけ?」
天人「した!」
巫女「したの?」
そんな記録はないはずだが。ハクレイレイムはテンシに何か記録に残せないような事でもしたのだろうか。
天人「だから貴女は私に借りを返す必要があるのよ。」
巫女「・・・・・・」
天人「着いて来なさい。」
ハクレイレイムにとって神社を無人にする事は頻繁にある。しょうがない。テンシには私が借りを返そう。十三代目にして、だが。
巫女「分かったわよ。」
天人「・・・よし。」
しかしハクレイレイム的には、この行動は合っているのだろうか。
まぁ仮にも神に仕える巫女だ。借りくらいは返すくらいの人間性は持ち合わせているだろう。そう信じたい。
さて、ではテンシについての外部記憶も閲覧しておかねば。
―――――――――――――――――――――
霊夢は絶対子孫とか残しそうにないよな~。紫に無理矢理作らせられるとかしない限り。それだとエロ同人の世界ですよね~。ふくくくく。
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コメント
おぉ・・・
レイム編ですか。
確かに、霊夢は子孫残さないような・・・
まぁ、残す可能性もゼロではないかもしれませんが。
Nice reimu.
霊夢の記憶を引き継いでる?所が少し機械っぽいですね。
レイム編ですか。
確かに、霊夢は子孫残さないような・・・
まぁ、残す可能性もゼロではないかもしれませんが。
Nice reimu.
霊夢の記憶を引き継いでる?所が少し機械っぽいですね。
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博麗霊夢は誰に対しても平等ですからね。一人を特別に思うことはないんでしょう。。
ハクレイレイムの”また”が悲しいです。