【DeNA】浜口が佐賀・基山町から町民栄誉賞 巨人・長野まだなのに「僕でいいんですか」

2017年12月2日19時1分  スポーツ報知
  • 野球教室で厳しいまなざしで少年の投球をチェックするDeNA・浜口

 DeNA・浜口遥大投手(22)が、出身地の佐賀・基山(きやま)町から町民栄誉賞を授与されることが2日、明らかになった。同郷の巨人・長野は授与されておらず、先輩の先を越す形となった。授賞式は年内に行う方向で調整している。

 ハマのハマちゃんが長野超えを果たした。基山町役場の担当者は「町への貢献の大きさから授与を決めました」と説明。新人ながらレギュラーシーズンで10勝を挙げ、セ・リーグ新人特別賞を受賞したことや、昨年12月に行われた「きやまロードレース大会」でスターターや子どもたちへの表彰を行ったことなどが評価されたという。

 うれしい知らせを聞いた浜口は「すごく光栄なこと」と喜んだが「長野さんももらってないのに、僕でいいんですかね?」と恐縮しきり。それでも「いただけることはありがたい。小さな町ですし、何か活気づけられればいいなという思いはあります」。自らの投球で、人口約1万7000人という故郷に勇気と感動を届けることを誓った。

 また、この日は神奈川・横須賀市内のベイスターズ球場で行われた野球教室に参加。50組100人の小学生と保護者にキャッチボールや打撃を指導し、「野球をやる子どもたちが減っているみたいなので、何とか野球が楽しいと思ってもらえるようにしたいなと思います」と振り返った。

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