オトナ高校 #7/ついに最終章!珍同棲スタートで卒業か!?ドロドロ四角関係に![字] 2017.12.02

312月 - による admin - 0 - 未分類

《考えてみたら人生は初めての連続だ》《初めて言葉を話した日初めて歩いた日初めて恋した日》《実に様々な初めてを経て今の僕がある》《そして今朝僕は初めての告白をした》好きなんだ…好きなんだよー!!あのさスペアさん一応頑張って言ったつもりだからなんか言ってくれない?あ…そうね。
なんか答えないとね。
(カメラのシャッター音)何これ!?
(姫谷さくら)メディアの取材よ。
《えーーー!》校長も言ってたじゃない。
(嘉数喜一郎)本校を積極的に国民にアピールして広く理解を求めていこうというのが内閣の方針です。
あっいやでも…いきなり?教室に戻るわよ。
国会議員団も視察に見えたので。

(さくら)ほらっ。
いやでも…スペアさんの答えがまだ…。
(権田勘助)授業だよ授業。
ちゃんとしろよ。
《俺だってスペアさんに告白寸前だったのに》
(生徒たちのざわめき)
(アナウンサー)オトナ高校。
教室はごく普通の教室といった感じですね。
あっ情報拡散のきっかけとなったチェリートくんとサショーさんです。
スペアさんも到着しました。
(山田翔馬)皆さん静粛にしてください!
(教壇を叩く音)
(翔馬)はい授業を始めます。
これは…。
お子さんのお土産に漫画をセレクトしてきたの。
そしてこれは…。
お子さんのお土産のスポーツグッズっすよ。
もしかしてヒミコさん翔馬先生の事…。
だったらなんなの?好きなんだよ俺も!迷惑よ。
こんなにたくさん持って帰れないでしょ。
だったらそっちを引っ込めろよ。
わかってると思うけど答えが聞きたくてさ。
今はまだ何も答えられない。
月曜まで待って。
いや待てないよ。
月曜はニューヨーク出張の出発日で前の日までに卒業しないと僕は行けない事になる。
仕事のために私に告白した?えっ?白鳥課長みたいに私を利用するつもりだった?いや断じて決してそういうわけじゃ。
よかった。
じゃあまた月曜ね。
《いや何それ?》《僕の事情は完全無視?》「情報拡散のきっかけとなったチェリートくんとサショーさんです」「スペアさんも到着しました」
(二階堂健吉)随分派手に報道されてるね。
(伊藤奈緒)外国人観光団のオトナ高校ツアーとか。
(木村麻実)童貞芸人一日体験入学には私も笑いました。
まあ一日で卒業はさすがに無理でしたが。
ハハハ…。
それで君たちはどうなってるんだ?出張はあさってなんだぞ。
あ…努力はしてるんですがどうも足を引っ張るバカが…いや部下がおりまして。
《うわあかなり根に持たれてる》どちらか1人でも行ければ今までどおりプロジェクトは君たちと進めるつもりだがどちらもダメなら別の人間を同行させる。
プロジェクトから外されるんですか?月曜7時成田から一緒に飛び立てる事を祈ってる。
(携帯電話の着信音)さくらちゃん…。
(さくらの声)「明日の日曜夜出張前祝いに食事でもどうですか?」《何?この誘い》《私はスペアさんみたいな面倒な女じゃないからなんなら仕事のために卒業させてあげる的な?》
(携帯電話の着信音)
(英人の声)「出張前日に君と食事できるなんて最高です」《この食事に僕と部長の将来がかかっている》
(携帯電話の着信音)えっ今度はスペアさん?
(真希の声)「明日の日曜夜食事でもどうですか」「本気度とか将来展望とか聞きたくて」《なんだよ何が将来の展望だ!》《しかし告白した手前断るわけにも…》《待てよ。
僕の本気を知ったらひょっとしてその夜のうちにって展開も?》
(携帯電話の着信音)
(英人の声)「食事ぜひ行きましょう」《明日こそ本当にギリギリの負けられない戦いだ》君も一流商社の人間だったら僕が発案したあのプロジェクトのすごさは理解しているはずだよね。
そりゃまあ出来る女だから私。
だったら明朝ニューヨークに行かせてくれないか?結局それ?告白したのも体目当てなの?断じてそうではない。
僕の預金通帳と生命保険証書購入を検討しているマンションの資料だ。
君と本気で将来を語り合いたい。
同じ手口ね。
手口?白鳥課長も通帳や婚姻届をちらつかせてきた。
いや僕は婚姻届までは…。
やっぱり私を利用して使い捨てにするつもりなのね。
《まさかこの入念な準備が仇になるとは》《どうしたらいい!?》
(携帯電話の振動音)
(さくらの声)「いつまで待たせるつもりかなぁ」ごめん。
大事な仕事の電話があるから。
(さくら)ここまで頑張ったプロジェクトだから英人さんには最後までやり遂げてほしいなあ。
だけどそのためには大きな関門が…。
卒業しちゃえばいいじゃない今夜。
それってさくらちゃんがなんとかしてくれるって事?好きにならせてくれたらね。
えっ?言ったよね私。
いろんな人と経験はしてきたけど人を好きになった事がないって。
《まさか彼女にそんな悩みが》《それを僕に安心で包み込んでほしいとか?》《だとしたら彼女にこそこれを…》何?これ。
君が僕を安心して好きになるための重要な資料だ。
ダサいよチェリートくん。
成長しないね。
(さくらの声)ダサいよダサいよダサいよ…。
《じゃあどうしたらいいんだ?》
(携帯電話の振動音)
(真希の声)「電話長すぎ」「メインが来たからいい加減戻って」ごめん。
大事な仕事の電話があるから。
《これは計算外だった》《2軒分の前菜ですでに満腹状態の胃袋にこの料理はきついが悟られるわけにはいかない》白鳥課長にもよく仕事の電話で待たされたのよね。
そんな時は大体奥さんか他の女の子と会ってた。
いやいやいや…。
僕はあんなゲス上司とは全然違うタイプの人間だからさ。
じゃあそのシミ何?あっワインが…。
白飲んでるのになんで赤のシミがつくわけ?ああ…いやそれは…。
(携帯電話の振動音)あっごめん。
(さくらの声)「メインの料理もう来ちゃうよぉ」本当にごめん。
仕事がトラブル続きで。
《ここにきてこの肉料理は試練だ》《しかし疑念を抱かせないためにもうまそうに食べないと》ねえ英人さん本当に仕事の電話してた?フフ…何言ってんだよ?まるで僕が嘘ついてたみたいな。
じゃあどうしてそこにいるのかな?えっ?
(ため息)随分ナメたまねしてくれるのね。
最低だわ。
ごめん。
確かに最低だ。
言い訳のしようもない。
けど僕だって必死だったんだよ。
だって構想丸3年のビッグプロジェクトに残れるかの瀬戸際だよ。
部長の役員昇進だってかかってるんだ。
それ言い訳よね。
でもさくらちゃんだっていろんな男と経験してきたわけだしスペアさんだって妻子持ちを追いかけていたよね。
少しは僕に寛大になれよ。
今度は開き直り?しょうがないだろ。
そういう奴なんだよ。
ダメな男なんだよ。
けど君たちだってダメな女じゃないか。
ダメな者同士ここから一緒に成長していこうよ。
クズと一緒にしないで。
クズ?クズが嫌ならカスって事で。
チェリートくんさ一つ聞いておきたいんだけど…。
どっちと一緒に成長していきたいの?《いきなりきたよ》《難易度マックスの究極の2択問題》《仮に仕事を最優先とするなら経験豊富なさくらちゃんのほうが卒業へのハードルは低そうだ》《一方告白したとはいえスペアさんは僕を嫌ってる真っ最中だ》《いろんな意味でハードルが高すぎる》《そうか…この女選ばれる自信があるんだ》《だって英人さんが先に好きになったのは私でしょ》《とにかく今の自分の心のままにありのままに》《確かに私はこういう局面で選ばれた事なんてないし》《私はこういう局面で選ばれた事しかないし》さくらちゃん。
《ほ〜らきた》《どうせ私は万年二番手のスペア女よ》ごめん。
えっ?スペアさん。
改めて本気で将来の事とか話しませんか?《嘘…私!?》やっぱりもう僕の事が嫌いになっちゃってる?あっ…。
いや私…こういうの初めてだから…。
人生初の一番手驚いちゃって。
もし脈があるならこれからどこか行かない?あっ…。
じゃあチェリートくんの部屋とか?えっ?あっ…喜んで。
《家まで来たって事はオッケーって事だよね》あのさ言っとくけど今日はしないわよ。
告白の返事だってまだだし。
えっ?いやいやいや…僕の事情は十分わかってるよね?僕は本気で君の事を選んだんだよ。
愛情を確かめ合ってからしたいとか都合のいい女になるなって言ったのはチェリートくんでしょ。
いやそうだけどさ…。
私は自分を変えたいの。
だから僕もそのつもりで…。
《何これ!?》《口では嫌がってても体は僕を求めてるって事?》《イヤよイヤよも好きのうちってやつ?》《嘘!》寝ちゃった?スペアさんおーい。
おーい。
おい…。
おい。
おーい。
なんなんだよこの状況は。
《ワイン飲みすぎた〜》
(鳥のさえずり)ええーっ!7時!?《それはニューヨーク便が飛び立つ時間だった》《終わった…何もかも終わった》おはよう。
スペアさん?約束の月曜になったし返事しなきゃね。
(チャイム)特急運送です。
来た早い。
君の荷物?うん。
日用品とか着替えとか枕とか買っちゃった。
同棲しましょ。
ど…同棲?いきなり?フフ…ずっと憧れてた言葉なの。
《やはり彼女の心の迷宮は謎すぎる》
(ため息)サショーさん元気ないですね。
俺も英人もニューヨーク行きダメになったからさ。
夢も希望もなくなったよ。
英人さんも?うん。
ん?おさるパークっていうのがあるんだけどすごくかわいい…。
なんだよ英人の奴。
えっ…。
だって私たち付き合ってるんだよね。
《あれ?何この感じ。
やぶさかではない》言っとくけど私はまだ諦めてないわよ。
えっ?戦闘意欲に火がついちゃいました。
フフ…。
よくある質問に「何回デートしたらセックス出来るのか?」というのがあります。
でも世の中にそんなルールは存在しません。
そこで重要になるのがオッケーサインです。
オッケーサイン?「終電なくなっちゃった」「家の鍵を会社に忘れちゃった」等の発言はお泊まり希望サインと考えられますし強い香水抜がせやすい服装ボディータッチ悩みアピール寂しいアピールなどもチェック項目です。
《彼女の場合同棲希望時点ですでにオッケーサインだよな》《今夜がヤマだ》ただいま。
《夜の準備も万全だと》ああ疲れたあ。
あっ!ちょっ…何してくれてんの!外着でベッドに座らないでよ。
鞄なんか靴と同じぐらいバイ菌ついてるんだからさ。
あのさ使ったタオルは洗濯カゴに入れてよ。
いや干して2回は使うでしょ普通。
一度使ったらすぐ洗濯だろうが。
不潔だよ。
ちょっと見て。
紙を三角に折るのは清掃終了の合図だよ。
トイレでバイ菌のついた手でこんな事したら不衛生。
汚いんだよ。
あのさせっかく作ったんだからなんか感想とかないの?ああ…まあ大丈夫だよ。
星3.1ってとこ。
味つけが強すぎて素材本来のうまみが半減してるのが改善点だ。
普通においしいとか言えないわけ?えっどうしたの?もう寝る。
《いきなりベッドの誘い?》気分が悪いの。
《えっこれって同棲してるのに別々に寝るって事?》はあ…今日は生理なんだね。
(ため息)あのさ私とうまくやっていきたいんだったらもっと気配りの出来る器の大きい男になってよ。
なんだよそれ?そっちこそ優しく男を立てるとかないの?ゲス上司への態度と随分違うんじゃないのか。
そういう女から脱皮してほしかったんじゃないの?
(翔馬)ヒミコさん?どうぞ。
あ…ありがとう。
(益美)どうぞ。
ちょっと大人げなさすぎない?これ。
(翔馬)日本のカップルの平均的な回数は月に…。
《家で口論して学校でも隣同士はきつい》《とりあえずここは懐柔策に出ておこう》
(翔馬)世界の性先進国では年間150回以上。
つまり平均して月に12回以上です。
(英人の声)「僕も悪いところは直すから君も穏やかに頼むよ」
(真希の声)「そうね。
せっかくの同棲だものね」《見せつけやがって》
(英人の声)「じゃあ今夜食事でも行かない?」
(真希の声)「今夜は無理。
会社の飲み会だから先に寝てて」
(英人の声)「まさかゲス上司も一緒?」
(真希の声)「だったら何?」
(英人の声)「同棲していながらあり得ないでしょ!それ」
(真希の声)「仕方ないでしょ会社員なんだから」
(英人の声)「それなら離れて座ること」「20分おきに飲み会の動画をメール送信すること」「二次会は断って十時までには帰ること」「ゲス上司とは二人きりにならないこと」「極力女性の隣に座ること。
スカートなど露出度の高い…」あんたマジうざいね。
えっ?
(さくら)同棲なのにしてないってダサくないですか?失敗したくないからって恋愛に保険かけてるみたい。
偽物だと思うなあ。
じゃあじゃあじゃああの…俺にもまだチャンスが?悩みがあるってすり寄ってきたら最大の攻め時よ。
はい…。
でなんか用?ヒミコさん。
翔馬先生の好みとかわかるなら知りたいなと思って…。
奥さんの写真見たでしょ?見た目よりも中身重視。
じゃあ私にもチャンスありですね!《ヒミコは中身こそ問題だろ…》でヤルデンテくんは何?
(川本)あっ…。
翔馬先生の過去の男性経験とか知りたいなあって…。
ヤルデンテくんの期待はわかるけどないわよそんな。
10代の頃2人の男性と1年ずつの交際歴が。
嘘!?じゃあ俺にもチャンスありっすね!男と女が付き合うってなんなんですかね?同棲してるのにセックスもないって…。
私からしたらうらやましい話ですよ。
うらやましい?百戦錬磨の翔馬先生が童貞の僕を?中学もろくに行かなかった私にはクラスの友達と遊んだ記憶もない。
本当は盗んだバイクで走り出したり夜の校舎に忍び込んで窓ガラス壊して回ったりしたかったですね。
《えっ…不良願望?》でも亡くなった妻が僕の人生を変えてくれました。
彼女が目指していた教師になれたのも運命だと感じます。
そこで頑張る事が苦労をかけた妻への罪滅ぼしです。
ハハハハ…。
奥さんは今でもずっと先生の心の中に…。
(ぶつかる音)あっ…ヒミコさん。
大丈夫ですよ私。
どんな過去も受け入れますから。
《いや何様目線?》よかったらこれお子さんに。
私の人生初おにぎりです。
(翔馬)ああ…ありがとう。
(2人)こんばんは。
ああ…。
うちの弁当よかったらお子さんたちとどうぞ。
(アルバイト)じゃあここ置いちゃいますね。
ありがとう。
あっ…帰ってたんだ。
一応二次会は断ったから。
あっあとチェリートくんの枕と毛布そっち置いておいた。
何それ?今日も別々に寝るの?結婚したらいくらだって一緒に寝られるんだからそれまでの時間を楽しむのも大人でしょ?《それって結婚までダメって事?》《…っていうかいつの間に結婚前提?》おやすみなさい。
おやすみ…。
《どうして僕は彼女と付き合ってるんだろう?》《よく考えろ!》《付き合うメリットもたくさんあるはずだ!》《あれ?メリットこれだけ?》《うわ〜!デメリットこんなに…》えっ…。
さよなら。
さよなら?
(ため息)ごめんなさいこんな時間に急に…。
いや平気平気。
それより話って何?チェリートくんの事で悩んでて…。
《きたぞ悩みアピール!》一緒にいると嫌なとこばっかり見えてきてなんか重たいの。
うーん…私の事が好きなんじゃなくてセックスしたいだけなんじゃないかって。
しょせんその程度の男かもしれないよ。
そりゃあ私だって卒業したい気持ちはあるのよ。
《だったら俺と…!》でも勝負パンツを穿こうとしてそれじゃあ許してるみたいじゃないってムキになる自分もいたりして。
《だったら俺と…!》あっ…やだ私!言わなくていい事まで言っちゃってるね。
はあ…サショーさんだと気が緩んじゃって。
《なんだよそれ!俺は安全な男って事か!?》お前さちゃんとトイレの紙のスペアを置いておけよ!なっ?スペアがなきゃお客さん困るだろ。
スペアは大事なんだよスペアは!《いやここでスペアの話は…》私…スペアのほうが向いてるのかも。
えっ?一番でいるよりスペアでいた時のほうが楽だったかもな…。
チェリートくんにも本命の彼女がいたほうが燃えるのかもしれないし。
ダメだよそれじゃあ。
何も変わらないじゃないか。
一度ぐらい勝負パンツにオッケーサイン全開で立ち向かえよ!…そうだよね。
逃げてちゃダメだよね。
ありがとうサショーさん。
いやいや…。
じゃあ…。
ああ。

(ため息)何背中押しちゃってんだよ俺…。
(足音)
(さくら)今から追いかけて引き留めたら?さくらちゃん…。
自分の気持ちまで詐称していいの?
(口笛)私一人でいいからさヤルデンテくん帰りなよ。
いや手伝うって先に言ったの俺だから。
…痛っ!だから無理しなくていいから。
…うん。
オッケー。
やっぱり優しいねヤルデンテくん。
ライバルなのに。
いや一番のライバルは亡くなった奥さんだから。
(ドアの開く音)おい酒をくれ!強いやつだ!
(川本)翔馬先生?
(益美)おかえりなさい。
早くしろ!
(益美)えーっと…。
早くよこせよ!《えっ…私を見つめてる?》えっ…翔馬先生?
(川本)ちょっとどうしたんですか?あっ…スペアさん帰ってきてくれたんだ。
えっ!?えっ…何これ?
(ドアの開閉音)出ていこうと思ったんだけど終電なくなっちゃって。
《えっ…?終電なくなっちゃった発言》《そして香水の香り》《ジッパーを下ろせば簡単に脱がせられる洋服》《オッケーサインの嵐じゃないか!》《今日ついに初体験を…!?》なんか肩こっちゃったな…。
押してくれない?《ダメ押しのボディータッチ誘導…》
(つばを飲み込む音)《でも結婚までダメとか言ってたくせになんで急に?》《ひょっとしてセックス目当ての男かどうか試されてる?僕》《だとしたら絶対に手を出してはいけない局面!?》あのさ…なんで押してくれないわけ?いや…なんかちょっと…。
なんなのあんた!私の事が好きなんじゃないの!?えっ…それって…。
女の私が覚悟を決めてきてるのに男のあんたがそんなんでどうすんのよ!いいの?だから…そこまで言わせないで。
それじゃあ遠慮なく。

(チャイム)
(チャイム)なんなんだこんな時に!!なんで?さくらちゃん…。
「夜中に悪いな。
ちょっと話があるんだ」それで話ってなんですか?ああ…。
実はスペアさんに言いたい事があってな。
えっ私?さっきいろいろ話したよね?さっきいろいろ?何それ?部長といたの?密会してたのよね〜。
密会って何よ。
人聞き悪い。
スペアさん。
後悔したくないんだ。
だから言わせてくれ。
《まさか部長…》実は…俺…。
(チャイム)《嘘だろ!?このタイミングで…》なんでヒミコまで?「翔馬先生が酔い潰れて倒れたの」なんだよそのどうでもいい情報!「オトナ高校を辞めさせられるらしくて…!」えっクビって事?国会議員の視察団が実績不足を騒ぎ出しただと!?ここまでの卒業人数が少なすぎるから担任に責任を取らせておけって話らしいっすよ。
いかにも国家がやりそうな事ね。
いつも割を食うのは現場で働く人間なのよ!いやヒミコ働いた事ないでしょ。
せっかくの憧れの学園生活であんなに教師に燃えていたのに…。
結局みんながモタモタ卒業出来ないせいよね。

(ドアの開く音)ちょっと今からお時間もらえないですか?こんなところまで来てどういうつもりですか?まあちょっと…。
(自転車のベルの音)
(川本)うぃ〜!どうしたんですか?みんな。
翔馬先生も乗りましょうよ。
さあ…。
なんのイベントですか?これは。
いやあ盗んだバイクは無理だったんで…。
借りてきたチャリで走り出そうって事で…。
盗んだバイクで走り出したり夜の校舎に忍び込んで窓ガラス壊して回ったりしたかったですね。
さあ。
いくぜ!
(一同)よっしゃー!
(川本)イヤッホー!
(益美)イエーイ!
(ベルの音)イエーイ!
(川本)早くみんな!ヒャッホー!さあ夜の校舎に忍び込みましょうか。
窓ガラス壊して回るのは無理っすけど。
大人だから酒盛りぐらいは。
ハハッ!それじゃ。
(益美)よっしゃ!よーし!
(翔馬)フウ〜!ハハッ!イエーイ!フウ〜!
(川本)イエーイ!
(翔馬)遅い遅い!一番!ハハハハ…!はあ〜!
(物音)間に合った…。
(せき払い)翔馬先生!
(生徒たち)ごめんなさい!えっ?なんだよそれ…。
いやだって…僕たちが不甲斐ないせいで先生は…。
君たちのせいじゃない。
私の指導が至らないせいです。
君たちをいまだに卒業させられない…。
謝るのは私です。
申し訳ありません!でも…君たちの優しさに触れる事が出来て猛烈に嬉しい。
ありがとうみんな。
(さくら)はいみんな!じゃあそろそろ飲みましょうか。
(拍手と歓声)「ありのまま愛のままオトナの季節」それで翔馬先生はいつ辞めちゃうんですか?ああ!?そんなに辞めてほしいのかよ!そういう意味じゃ…。
(翔馬)ああ!?どういう意味だよ?僕ちょっと…。
あとよろしくね。
(川本)逃げた!おい!悪いけど来週いっぱいはいるからな!《やっぱりかっこいい…!》…あれ?じゃあさじゃあさ俺たち全員卒業したらどうなるの?そうよね。
辞める理由がなくなるよね。
うん!だったら卒業してみろよ!好きな相手にちゃんと思いをぶつけてさ!えっ?いいんですか?俺はダメだぞ。
(川本)えっ?心の中に妻がいる。
ヒミコもヤルデンテも俺なんかに構ってないで先に進めよ!あれ?サショーさん。
どこまで?あの…体育館まで。
うん。
はい。
じゃあ…。
スペアさんと部長!?スペアさんと部長!?また密会ね。
完全な二股だ。
いやまだそうと決まったわけじゃ…。
別れちゃえば?あんな女。
なんでそんないつも邪魔するんだよ。
だって本当はそんなに好きじゃないんでしょ?放っておいてくれよ僕の事は!君に関係ないだろう!ほらこの間言い忘れた事があるって…。
あっそういえば。
実は俺…スペアさんの事意識してるっていうか…。
意識って何?わかりにくいなあ。
まさか好きとか?そのまさかなんだ。
えっ?でもチェリートくんに立ち向かえって…。
いや…あの時はそれが君のためだと思ったから。
大人だねサショーさん。
好きなのに相談にのってくれて私の事を第一に考えてくれて。
いやいや…そんなきれいなもんじゃない。
ありのままに言えば君に叩かれてそびえ立ったっていうか…。
例の病気から立ち直る兆候が表れたっていうか…。
病気ってED?そう…。
ええーっ!?こんな俺でも君の事好きになってもいいのかな?あのさ…なんでお伺い立てるわけ?強引に奪う度胸とかないわけ?そんなに安心が欲しかった?だからダメなのよ。
ジジイ!はあ…。
《容赦のない罵倒が余計俺を駆り立てる…》チェリートくん…。
なんなんだよ?強引に奪うって。
好きになってくれたら誰でもいいのかよ!いやいやいやいや…。
誰でもいいのかって言い方はあんまりだろ英人。
今は僕と彼女の話です。
部長は黙っててください。
俺たちもう付き合ってるんですよ。
やめてよそういうの。
本当重たいの。
えっ?自分の所有物だとか思ってる?いちいち干渉しないで!料理の評価もメリット評価ももううんざり!じゃあ別れる?そういう事言った?私。
私の事が好きだったら全部直して私に好かれるようにしてよ!僕だけ一方的に?ないでしょそれは。
だったら私たちどうすればいいわけ!?
(足音)さくらちゃん…。
うっ…。
えっ…。

そしてその日僕は初めてのキスを経験した
(嘉数)今週いっぱいで終了となります。
全員で卒業しようよ!さくらちゃんが失踪?私たちの決着はどうなるの?
(翔馬)放っておいてくれよ!
(益美)これで終わりにしますから。
夢ぐらい真っすぐ追い続けましょうよ!たまらなく愛しい…。
2017/12/02(土) 23:05〜23:59
ABCテレビ1
オトナ高校 #7/ついに最終章!珍同棲スタートで卒業か!?ドロドロ四角関係に![字]

スペア(黒木メイサ)に告白したチェリート(三浦春馬)、急展開で同棲スタート!だが、さくら(松井愛莉)からも迫られ、嫉妬に燃えたサショー(高橋克実)の邪魔も入り…

詳細情報
◇番組内容
東大卒のエリートでありながら実は童貞の荒川英人(三浦春馬)は、国家義務として性を学ぶ“オトナ高校”へ入学する羽目に。拒否すれば逮捕、服役だと告げられ…。むなしくも入学式を迎えた英人は、上司である55歳童貞部長(高橋克実)、2番手にしかなれないバリキャリ処女(黒木メイサ)ら、人生をこじらせた仲間と出会い…。果たして英人は本当の意味でオトナへ成長できるのか?恋せよオトナ!大人だけの学園ドラマ!!
◇出演者
三浦春馬、高橋克実、竜星涼、松井愛莉、山田真歩、夕輝壽太、黒木メイサ
◇脚本
橋本裕志
◇演出
樹下直美
◇主題歌
高橋優『ルポルタージュ』(ワーナーミュージック・ジャパン/unBORDE)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)
【プロデューサー】貴島彩理(テレビ朝日)、松野千鶴子(アズバーズ)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/otonakoukou/
☆Twitter
 https://twitter.com/otona_koukou/
☆Instagram
 https://www.instagram.com/otona_koukou/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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