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ヤンキースの新指揮官はA・ブーン氏に決定か、米報道
2017年12月2日 13:16 発信地:ニューヨーク/米国
【12月2日 AFP】米大リーグ(MLB)のニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)が、ジョー・ジラルディ(Joe Girardi)前監督の後任として元スター選手のアーロン・ブーン(Aaron Boone)氏を選んだと、1日に米国の複数のメディアが報じた。大衆紙ニューヨーク・デーリー・ニューズ(New York Daily News)によると、ヤンキースの役員は同氏の「品格」を高く評価していると伝えられている。
現在44歳のブーン氏は、シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)などを中心にMLBで12年間のキャリアを過ごし、2009年シーズンを最後に現役を引退。これまで監督や指導者としての経験はなく、現在は米スポーツ専門チャンネルESPNで解説者を務めている。
しかし、ヤンキースとは浅からぬ縁があり、同球団に所属していた2003年には、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)とのア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦で劇的なサヨナラ本塁打を放った実績がある。
ヤンキースは惜しくも今季のワールドシリーズ進出を逃したあと、10年間指揮を執ったジラルディ前監督を10月26日に解任し、それ以降は新指揮官の人事に1か月以上を費やしていた。
ブーン氏はヤンキースとの面談を終えて先月17日に電話会見に臨んだ際、名門球団を指揮するという高い重圧にさらされる仕事に乗り気な様子を見せ、「どんな仕事と契約しようとしているかは分かっている。それはスリリングで大きな危険をともなう機会であり、われわれの多くが味わいたいと思うものだ。私も追求してみたいと思う」とコメントしていた。(c)AFP