韓流研究室

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農研機構が開発し平成18年に国内品種登録したシャインマスカット、平成19年から5年間で中国に苗木流出し販売された

★農研機構のぶどう 中国で栽培
 NHK 12月01日 07時03分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20171201/1070000960.html
茨城県つくば市にある農業の研究機関「農研機構」
開発したぶどうが、中国で栽培されていることが
機構の調査でわかりました。
機構では、開発者の許可が必要な品種登録を
海外でも進めることで、許可を得ない栽培の
拡大を防ぎたい考えです。


このぶどうは、
つくば市にある国立研究開発法人の「農研機構」が
14年前に高級品種として開発した
「シャインマスカット」で、種がなく皮ごと食べられます。
機構によりますと、去年7月、このぶどうが
中国で栽培されているという情報が寄せられ、
現地調査を行ったところ、葉の形などから
この品種であると確認しました。
さらに詳しく調べた結果、
平成19年から5年間で、少なくとも8つのルートで、
この品種の苗などが中国に持ち出され、
中国の24の地域で栽培されているということです。


機構は、
日本国内でシャインマスカットの種や苗を使用したり、
海外に持ち出したりする際に開発者の許可が
必要となる品種登録を行っていました。
しかし中国では登録しておらず、
今後、開発した品種の海外での品種登録を進め、
許可を得ない栽培の拡大を防ぎたい考えです。


農研機構の塩谷和正理事は
「長い年月をかけて開発した品種が
 中国で作られているのは残念だ。
 今後、海外に苗が持ち出され
 利用されたとしても差し止めできるよう
 対策を講じたい」
と話しています。

(引用ここまで)

 shain004.jpg




★シャインマスカット苗木 
 海外で品種登録せず 
 中国業者が無断販売

 農トピ 2016/06/22
 http://agritopic.net/393/  
農研機構が育成した人気のブドウ
「シャインマスカット」の苗木を、
中国の業者が無断で生産、販売している
疑いが出ている。
中国での品種登録の出願を期限内に
しなかったため、有効な対抗策がない。

農研機構は近く現地に職員を派遣し、実態を調査する。
イチゴなど他の国内育成品種でも
同様の問題が起きている。
日本の農産物輸出に影響しかねず、
海外の品種登録促進など
知的財産戦略が課題となっている

(yahooニュース 日本農業新聞)

(中略)
新品種の育成者は、品種登録をすることによって
種苗や果実を販売する「育成者権」
というものが発生する
しかし海外への品種登録の出願には期限があり、
野菜などは国内発売から4年以内、
果樹は6年以内ということらしい
農研機構は中国で期限内に
「シャインマスカット」を出願しなかった
とのこと
同機構はその理由について、
逆輸入は考慮したが、
 積極的に輸出する観点で検討はなかった

としている
日本の栽培技術が優れているため
輸出への影響は限定的とみるが
今後中国での調査を踏まえ、可能な対抗策を
検討するという

中国の業者がシャインマスカットの苗木を
無断で生産販売しているという話題
中国内の苗木業者が
「陽光玖瑰(Shine Muscat)」という名前で
すでに販売しているとのこと
(中略)
他にイチゴや花などでかつてこのようなことが
問題になったことがあるというのに
なんとお粗末な対応ではないか
この時は日本国内に流通したのち差し止め訴訟を
起こした後和解となったようだが
その間に数百億円の売り上げがあったという

今回はこれから現地に職員を派遣して
実態を調査する予定というが
過去の例から
何も教訓はなかったのだろうか


検疫のために中国からぶどうの国内への輸入は
できないので影響はないというコメントも出している
ようだが近年検疫も簡易化に向かう傾向があり
いつ状況が変化するかわからない

相手が相手だけに
これから栽培を差し止める
有効な対策は存在しないだろう


このままでは
中国原産と言い張られたシャインマスカット
(とは別の名前を名乗るかもしれない)

海外のブドウ産地に広がっていくことは
時間の問題である


記事中に
年間数十万の審査料が負担となっている
と記述があるが、
知的財産権は先に出願されたら
覆すのは至難の業である

仮にも農産物の輸出を今後も進める方針ならば
真っ先に対策を講じる必要のある分野ではないだろうか

(引用ここまで)




何を今更!というニュース。

14年前(2003年)に開発して、
2006年(平成18年)に国内で品種登録。
2007年(平成19年)から5年間で、
少なくとも8つのルートで、この品種の苗などが
中国に持ち出されたって…

アホ過ぎる!

盗む気満々でいる国々が傍にいるという
危機感が全く無いからなのかしら?

どんなに歳月と費用を掛けて良いモノを開発しても
かっさらわれて、研究開発者の努力は水の泡。



★農研機構・役員経歴
 http://www.naro.affrc.go.jp/introduction/profile/officers/




★次はシャインマスカット流出?
 唯一の対策はブランディング

 2017年11月05日
 http://agora-web.jp/archives/2029305.html




韓国政府は、この「ブランディング」を
国家戦略として多額の予算を付けてやってきたわけです。
日本人にバカにされる韓国の「トンデモ起源説」も
その「ブランディング」の一環でして
茶道も剣道も味噌も醤油も忍者もetc、
広く知られた「ブランド力」の上に乗っかって、
アレは我が国が起源!と広報して歩けば効果的なので
染井吉野の王桜起源説キャンペーンも、
嘘と知っていてもワザとやっているのではないかと思う。

だから、今回も
「また中国に盗まれた!」と国内で愚痴っていないで
積極的に「シャインマスカットは日本で開発した品種」と
海外に広報して、
どんなに品種を盗んでも、土壌環境と育成管理が違えば
同じ苗であっても味は全く違う!のだとアピールして
「本物のシャインマスカットの
 味を知らずして、
 何が陽光玖瑰だ!」
のようなキャッチコピーで
売られた喧嘩は買ってやる勢いで、
中国に攻め込んでは如何なものでしょう…

韓国に対しても同様で、
泣き寝入りなんかせずに
「日本から盗んだ品種の韓国イチゴより
 本物のイチゴは品質が全く違うんだ!」

と売り込むくらいの
政府の、覚悟のこもった
国家戦略が欲しいと思います。





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