ニュース
» 2017年12月01日 22時37分 公開
京都の映画館「京都みなみ会館」が3月で閉館へ 来年中の営業再開を目指す
54年間の歴史に幕。
[宮原れい,ねとらぼ]
京都市内にある映画館「京都みなみ会館」は12月1日、2018年3月31日までの営業で一時閉館することを発表しました。
1963年12月に邦画の封切館としてオープンした同映画館。発表によると建物の老朽化が激しく進行しており、安全な利用のためには巨額な費用を投じての大規模な修繕が必要となるとのこと。そのため、借地契約更新期間が迫った今、現在の場所での営業継続を断念せざるを得ないとの判断に至ったとしています。
Twitterでは公式アカウントからの発表ツイートに、利用者からこれまでの感謝の言葉や「寂しい」といった声、また思い出のある大切な場所だったといった声など、愛されていたことがわかるコメントが次々と寄せられています。
京都みなみ会館は現在、2018年中の営業再開を目指して移転候補地の調整を行っていて、「皆さまの長年にわたるご厚情に心から感謝申し上げますと共に、京都みなみ会館の再開業にご関心をお寄せいただけますと幸いです」としています。
なお閉館月の3月には、同映画館の歴史を彩る作品をセレクトした「さよなら特別興行」が開催予定です。
Twitterでは館長からのコメントも
Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
今、あなたにオススメ
Recommended by
ソーシャルで話題
Recommended by