任天堂が11月21日にグローバルで配信開始したスマートフォンゲーム「どうぶつの森 ポケットキャンプ」(iOS/Android)で、公開から9日間の総課金収益のうち、86%と9割近くを日本のプレイヤーが占めていることが明らかになった。1ダウンロード当たりの課金額も、日本のユーザーが突出している。米調査会社Sensor Towerが発表した。
同社によると、「どうぶつの森 ポケットキャンプ」は、11月27日までの6日間で世界1500万ダウンロードを突破した。
公開から9日間の収益は約1000万ドル(約11億2000万円)。課金額トップは日本(86%)、2位は米国(11%)という。
1ダウンロード当たりの課金額を国別に見ると、日本は約4.16ドル(約466円)。2位のカナダ(0.25ドル・約28円)の16倍以上で、日本だけが突出している。米国は7位で0.12ドル(約13円)。
任天堂がこれまでに出したスマートフォンゲーム「ファイアーエムブレム ヒーローズ」は公開から9日間で約3300万ドル(約36億9800万円)、「スーパーマリオラン」(後で公開されたAndroid版も含む)は約2400万ドル(約26億9000万円)の課金収益を上げていたとみており、「どうぶつの森ポケットキャンプ」の収益性は、現時点でほかの2ゲームに劣っているようだ。
「どうぶつの森 ポケットキャンプ」は、キャンプ場を舞台に、動物の仲間たちと触れ合えるゲーム。ゲームを進めるためのアイテム「リーフチケット」を有料で購入できるが、リーフチケットは無料でも一定数もらうこともでき、“無課金”で楽しめる。
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