もう語らない!
早や3週間にわたり、私のブログの話題は大相撲です。
最も恐れていた事が実際に起きてしまって、賛否両論、擁護する方から非常に辛辣なご意見まで、まだ推測の域を出ない事も過多あります。
もう語らない!
どうにもならない!
私は泣いた!
↑ Twitterでアップした画像です。
永久気管孔の私は、鼻水がすすれないのでこの有様です。情けないのぉ‥‥
マンガ第7弾
マンガをブログで発表して、沢山の方からコメントを頂いております。
本当にありがとうございます。
読んで下さる方の殆どは、きっと病気を受け入れる苦しさや、障がい 副作用などの治療を生活の一部に取り入れる難しさ等を 実感しておられると思います。
今回は以前に紹介した「Eさんのお隣に入院されていたFさん」のお話です。Eさんと同様に臓器移植を希望されて、その為の検査で入院されていました。
臓器移植の話題は、これで終了しようと思います。とても悲しいお話ですので、読んで頂く時のお気持ちを落とさない様に、お願いいたします。
10Pあります。
Fさん
今回のイラストは余りデフォルメしないで、人物のフォルムをそのままに近い状態で描いてみました。そうすると人物の描き分けが難しく、プロの漫画家の方がスケッチを繰り返して、登場人物の動きや表情を把握する意味が分かりました。
印象的な美しい女性は、移植を待たれている患者さんと、運命を受け入れると言った彼女の心の強さを象徴的に描きました。固く握られた両手をイメージしました。
数字のページのイラストのモデルは娘です。その他にも無料のイラスト等を加工して使用しています。
まだヘタクソですが7作目だからと、大目に見てやってくださいマセw
事実と比較して
Fさんと娘さんは九州から来られた方ですから、方言で話されていると何を話しているのか私でも分かりません。マンガでは標準語表現にしています。
同じ臓器移植を希望される方でも、Eさんと比べるとまだ自立行動をされていました。
彼女の病気は、私には全く覚えられないような病名で、入院日記にもその病名は記されていませんでした。ただとても珍しい難病で、その研究を進められている教授陣を紹介されての入院とお伺いしました。
私が抗がん剤の時には、娘さんと二人で励まして下さる様な、優しい方でした。
娘さんが涙を流されている時に、私は慰めている様なシーンを描きましたが、本当はこの馬鹿なおばさん(私)は「私も多重癌で障害が残るのよ」などと自分の話をしてみたり、根拠のない大丈夫説をクドクドと、今でも恥ずかしくなります。
20代のお若い娘さんを、どのように慰めて良いか分からず、べらべらと饒舌に喋るだけ喋って、それで娘さんの涙が渇きました。
わたしゃ、バカです!
今でも恥ずかしくなります。
マンガでは割愛しましたが、移植困難を告げられる時に、担当の先生が「残念です」とおっしゃったと聞きました。それが娘さんには「余命宣告」の様に感じられたと言います。病名がハッキリしないので、娘さんの感想が正確かどうかわかりませんが、家族の苦しみを思い知ります。
この出来事からもう4年以上が経過しています。
その後の お二人の運命を考えます。
臓器移植の登録について
3回にわたって臓器移植の患者さんとのコミュニケーションを描きましたが、私はがん患者ゆえ、臓器移植の提供が殆ど出来ません。
私の肺や腎臓は もはや使い物にならず、強いてあげれば先日 検査結果の良かった心臓ですが、これは必ず「脳死」を人の死と認めたうえでの提供が前提です。
実はその脳死の話を、我が家族間では出来ないでいます。
その理由は この4年間以上、私の死が家族の身近にあり過ぎて、「死を前提にする話」が出来なくなってしまいました。
おっと~は半分怒った様になり、娘はまだ涙が出ます。彼女は「私が喋っている時の映像(運動会などの動画)なども、見る事が出来ません。
懐かしいとか この頃は元気だった‥という様な思い出の域にまで達していません。
親の病気の 子供への強い影響力を考えます。
特に心臓が停止した場合の死と、脳死では状況が異なる事は容易に想像できますから、私の臓器提供については、まだ未定です。
もしかしたら臓器移植の話は、健康な時にだけ、ご家族間で話し合える内容かも知れないと思います。どうぞ皆様も、ご家族で話し合える機会がある様に、願っています。
長くなりました。
最近の私は病院の定期健診も安定し、父親は一日900カロリーの栄養補給で生かされています。忙しく感じますが、それも師走だからでしょうか?
それではまた来週‥‥更新出来るかな?
(@^^)/~~~