中国の大手国有自動車3社が提携 国際競争力UP狙う

中国の大手国有自動車3社が提携 国際競争力UP狙う
中国の大手国有自動車メーカー3社は、研究開発や海外進出など幅広い分野で提携することで合意し、世界的に次世代自動車の開発や販売をめぐる競争が激しくなる中、国際的な競争力を引き上げる狙いがあるものと見られます。
提携で合意したのは中国の大手国有自動車メーカーで、国内ブランドとしては2位の重慶長安自動車と3位の東風自動車、それに9位の中国第一自動車の合わせて3社です。

中国国有資産監督管理委員会の発表によりますと、3社は電気自動車などの研究開発や部品の共同購入、それに物流といった幅広い分野で提携するほか、新興国などへの海外進出でも協力することにしています。

自動車業界では現在、電気自動車に加え、インターネットに接続し、車内でさまざまなサービスを提供する「コネクテッドカー」など、次世代自動車の開発や販売をめぐる競争が激しくなっています。
さらに、中国政府は国内の自動車産業を将来的にドイツや日本などと肩を並べる水準まで発展させる目標を掲げています。

このため、今回の3社の提携には国有自動車メーカーの国際的な競争力を引き上げる狙いがあるものと見られ、将来的にさらに踏み込んだ提携につながるという見方も出ています。
中国の大手国有自動車3社が提携 国際競争力UP狙う

中国の大手国有自動車3社が提携 国際競争力UP狙う

中国の大手国有自動車メーカー3社は、研究開発や海外進出など幅広い分野で提携することで合意し、世界的に次世代自動車の開発や販売をめぐる競争が激しくなる中、国際的な競争力を引き上げる狙いがあるものと見られます。

提携で合意したのは中国の大手国有自動車メーカーで、国内ブランドとしては2位の重慶長安自動車と3位の東風自動車、それに9位の中国第一自動車の合わせて3社です。

中国国有資産監督管理委員会の発表によりますと、3社は電気自動車などの研究開発や部品の共同購入、それに物流といった幅広い分野で提携するほか、新興国などへの海外進出でも協力することにしています。

自動車業界では現在、電気自動車に加え、インターネットに接続し、車内でさまざまなサービスを提供する「コネクテッドカー」など、次世代自動車の開発や販売をめぐる競争が激しくなっています。
さらに、中国政府は国内の自動車産業を将来的にドイツや日本などと肩を並べる水準まで発展させる目標を掲げています。

このため、今回の3社の提携には国有自動車メーカーの国際的な競争力を引き上げる狙いがあるものと見られ、将来的にさらに踏み込んだ提携につながるという見方も出ています。